仕事って、お金をもらうことじゃなかった話
私が持ち帰ったのは、
ポチ袋だけではありませんでした。
頭の中に、
ずっと居座り続けた一言がありました。
今日はそんな、“仕事の見え方が少し変わった日”のお話です。
セミナーは、
いよいよ質問タイム。
私は思い切って聞いてみました。
「ボランティアには、
いくらでもエネルギーを注げるんです。
でも仕事になると、
急に働きたくないと思ってしまうんです。」
すると登壇者さんが言いました。
「まだ、受け取る準備ができていないんじゃない?」
……受け取る準備?
一瞬、
何のことか分かりませんでした。
続けて、
「ボランティアは与える側。
でも仕事は、
自分の価値を受け取ることだから。」
その瞬間でした。
……あ。
頭の中で、
何かがカチッとつながりました。
そういえば、
ポチ袋をいただいた時も、
受け取る前に、
まず遠慮。
どうやら私の口は、
「ありがとうございます。」
より、
「いえいえ。」
の方が言いやすくできているようです。
ヨガ哲学の八支則の中でも、ヤマに
【サティヤ(正直)】
という教えがあります。
これは、人にも自分にも正直でいること。
自分を必要以上に大きく見せないことも、
小さく見積もらないことも、
サティヤにつながります。
つまり、
自分の価値を、そのまま認めることなのです。
思い返せば、ここ数ヶ月、
「自分の価値」
について考えさせられる出来事が、
何度も続いていました。
私は、
働きたくない気持ちはあります。
疲れ切る働き方はしたくない。
嫌な仕事もしたくない。
自由も大切にしたい。
その気持ちは、
ずっと変わりません。
でも、
どんな働き方を選ぶとしても、
自分の価値まで、
小さくしなくてもいい。
あの日、
33,000円で買ったのは、
セミナーではなく、
「仕事は、自分の価値を受け取ること」
そして、
みんなで大笑いした、あの時間でした(笑・つづく)
【このシリーズ】
第1話
「33,000円は払えたのに、210円で落ち込んだ話」
第2話
「似合う服を探したら、自分を見失った話」
第3話
「3年間眠っていたブローチが全部持っていった話」
第4話
「「カンパするよ」は冗談じゃなかった話」
第5話
「仕事って、お金をもらうことじゃなかった話」
(この記事)
第6話
「値下げしなかったら売れた話」
(近日公開)
