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世襲制・地方の就職事情の実態|インドの就職・就労事情【1】✮コミックエッセイ✮

インドの結婚市場では、職業や経済的安定性が結婚の成否やパートナー選びに大きく関わります。今回はインドの就職・仕事環境について。


Ⅰ.親の強制・圧力が強い世襲制✭

漫画のテキスト
1:世襲制
津籠「以前インドでは職業が世襲制だという事を少し描きました」 ジャーティの影響が大 「では、子どもが違う仕事をしたいと言った時はどうなるのでしょう」
2:子どもは違う仕事をできない
夫「子どもは違う仕事できないヨ。親と同じ仕事しないといけない。怒られる」
子どもが継ぎたくないと言っても拒否権なし。この風潮はインド映画界でも顕著らしい
3:親から強制される
もし子どもが継ぎたくないというと 夫「親が怒って叩きマス、フォースするヨ」
4:職業の世襲制は難しい話だなと感じる
津籠「昔の日本も世襲制風潮強かったからなぁ・・・専門的な職種だったり伝統技術だと継承者がいないと社会全体として困る場合もあるだろう」
世襲制が安泰に繋がる時もあるだろうし可哀想な事案になる事もあるだろうし難しいところ。子どもが継ぎたい仕事なら平和なのだが
ジャーティについては「「インド人の名字は個人情報満載?」インドのカースト制度、インド人の名前の話」について詳しく解説しております。[漫画初出:2024/04/22]

世襲制はインド映画界でもそうらしく、演技に才能があったり向いている人なら良いんでしょうけど、向いてないタイプで本人も望んでいない場合、ある意味地獄ですよね_(:3 」∠ )_

インドも時代の流れとともに変わってきているので、都市部などでは昔ほど厳しくない家庭も増えてきているかもしれませんね。

Ⅱ.地方の村は仕事が無い✭

漫画のテキスト
1: 夫「ワタシのヴィレッジは仕事が無いよ(人も会社も少ないから) 仕事をするならアーミーかホテルになりマス」

2: 夫「元気な人ならまずアーミートライするヨ。ガヴァメントの仕事だからいつもお金(給料)もらえる、イメージが良いから(お見合いで)すぐ結婚決まるヨ」

3: 夫「例えばデリーのホテルで働いてるだと(イメージが)あんまり良くはないヨ、お父さんが決めるからネ」 女性側の父「うーんそうですか」 夫「99%ダメダヨ。(結婚は)家族決めるからネ」 津籠「99%・・・」

4: 夫「でもアーミーの仕事で死んでる人もいっぱいいる」 政府の仕事で給料は良いが生死に関わる戦場での仕事ゆえ殉死する人も多い
ホテルの場合は、マネージャー職、給仕、調理師など。[漫画初出:2024/05/05]

外国で働いているのもイメージが良いため、夫の村では外国に行き働く人が多いようです。外国で働いてさえいればインドより給料が良いので、職種は何でも言いそうです(笑)。

レストランの仕事も、知り合いがいるなどの伝がなく見習いで入ると、かなり大変な目に遭うことがあるようです(調理師として就職しても、数ヶ月皿洗いのみなど。就労環境が過酷過ぎて途中で辞めてしまう人も多い)。

就職に関する苦労がある上に、結婚後にも伴う経済的・精神的な負担の増加などの理由により、インドでも近頃は結婚に興味がなかったり、結婚したくないと考えている若者が増えています。この話はまた別途。

# シリーズ続き

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# 初出・更新履歴

本記事は「インドの就職・就労事情【1】親子編(初出:2024年4月22日)」「インドの就職・就労【2】地方の村は仕事が無い(初出:2024年5月5日)」を、note用に本文を書き直しまとめたものです。

# 当サイトについて

当サイトは、インド人夫が語るインドカルチャーやニュース、私達国際結婚夫婦の日常をメインに綴っています(夫がネタ放出、私妻が編集作画)。

夫は北インド出身です。「インドでは――、」とよく語りますが、インドは広い上に多民族多宗教多言語国家のため、南インドなど地域により異なる場合があります。その点ご留意いただき、北インドの某インド人はこういう感覚なのか〜という感じで読んでいただけると幸甚であります。基本的には楽しんでもらえるような記事を発信していますが、真面目な題材も扱います。参考文献を併せてご覧いただくとより詳しく知ることができます。

「インド人夫と日本人妻|自己紹介」より

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