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「インドでは家でカレーと一緒にナンを食べない?」インドのナンとロティ(チャパティ)の話|インドのナン【1】✭コミックエッセイ✭

インドカレーと言えばナン!ですよね。でもインドの人は家でナンを食べないという話を耳にしたことはありませんか? 元シェフのインド人夫ラフルがインドのナンとロティについて教えてくれました。


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Ⅰ.インド人は家でナンを作らない 〜ナンとロティ〜✮

4コマ漫画のテキスト
1:近所のインドカレー屋が営業終了
正真正銘インド人の作るインドカレーのお店が近所にあり重宝していたのだが先月末に閉店してしまった。このお店のナンはインド人の夫も美味しいとお墨付きだったのだ。チーズナンも美味かった(良いチーズをつかっていたらしい)。
2:インドでは家庭で日常的にナンを作って食べない
なぜならナンはタンドール窯がないと作ることができないからである。そのため日本に来て初めてナンを食べるインド人もいるらしい。夫「インドでは家でロティ(チャパティ)をフライパンで作って食べるヨ」生地を作って(アタ(全粒粉)と水と塩で作る。発酵させない)→生地を伸ばして→フライパンで両面焼いたら→直火で膨らまぜ両面に焦げ目つく位炙り完成
3:夫のお店では
夫「ワタシは自分のお店(日本)では日本人の好きな味を考えてナンは自分で考えたレシピ(配合)で作ってマシタ」今や日本のインドカレー店でナンおかわり無料が当たり前になっているが夫のお店ではインド産の良い小麦を使っていた為ランチタイムおかわりは1枚だった(原価が高いから)。それでもお客さんは有料でナンを追加してくれたそうである(持ち帰りの時も多めに買っていく)。
4:夫のお店での料理のこだわり
夫「他のお店ではタンドールにガス使うところが多いけど、私は炭を使っていたよ、その方が美味しいからね」津籠「夫のお店の料理やナンを食べてみたかった。コロナのせいでお店が無くなってしまった事が悔やまれる」
思わず「な、ナンだってー!」と言いたくなりますよね(ならない)[漫画初出:2024年3月6日]

1.タンドール窯で作るのがナンだという考え

先日、インド料理への信念が強いという記事をアップしましたが、このナンの話でも垣間見ることができますね👀

タンドール窯は大きいので普通の家庭に置くことはできません。ムケシュ・アンバニさん位のお金持ちだとキッチンにあると思いますが😁

タンドール釜やインド人とナンの関係についてはこちらの記事が面白くて分かりやすいです🤣🤣🤣

インドの家庭で一般的に食べられているのはロティ(チャパティ)です。ロティは【広告リンク🔗】アタという全粒粉を使うパンで、フライパンで作ることができます。仕上げに膨らませる時は直火で炙ります。次の動画は夫が実際にロティを作っている動画です。(YouTube版はコチラから)

撮影で緊張したのか(笑)2枚とも炙りのときにあまり膨らんでいませんが通常もっと膨らみます。

2.ナンとロティとチャパティの違い

1:ナン (Naan)

  • 材料:精製小麦粉(マイダ)、イースト(またはベーキングパウダー)、ヨーグルト、ミルク、ギー(澄ましバター)など。時に卵や砂糖も加える。

  • 調理法:タンドール(粘土製の窯)で高温で焼き上げる。表面は軽く焦げ目がつき、ふわっとした食感。

  • 特徴:厚めで柔らかく、ふっくらした食感。バターやガーリックを塗ったバリエーションも人気。主に北インドやレストランで提供され、カレー(特にクリーミーなもの)と一緒に食べる。発酵工程がある。

  • 地域:北インド(パンジャブなど)やムガール料理の影響が強い。

2:チャパティ (Chapati)

  • 材料:全粒小麦粉(アタ)、水、少量の塩。油やギーは最小限または不要。

  • 調理法:タワ(平らな鉄板)で直火焼き。薄く伸ばして両面を焼く。時に軽く膨らむ。

  • 特徴:薄くて軽い食感、シンプルで素朴な味わい。発酵不要で、家庭で日常的に作られる。あらゆるカレーや野菜料理と相性が良い。健康志向で、油分が少ない。

  • 地域:インド全土、特に北インドの家庭料理。

3:ロティ (Roti)

  • 材料:全粒小麦粉(アタ)、水。チャパティとほぼ同じだが、地方によりバリエーションあり(例: コーン粉や粟粉を使う場合も)。

  • 調理法:チャパティと同様、タワで焼くが、地方や種類(例: バジャラ・ロティ、ジョワール・ロティ)によって異なる。発酵は通常不要。

  • 特徴:チャパティとほぼ同義で使われることが多いが、広義ではさまざまな穀物の平焼きパンを指す。地域により厚さや食感が異なる(例: グジャラートのロティは薄く柔らかい)。家庭料理の定番で、カレーやダル(豆料理)と一緒に食べる。

  • 地域:インド全土。地域ごとに多様なバリエーションが存在。

主な違いのポイントまとめ

Grok調べ

補足

  • 文化的背景:ナンはムガール帝国の影響を受け、タンドール文化と結びつきがある。一方、チャパティやロティは農村や家庭の伝統的な主食。

  • バリエーション:ロティには「パロタ」や「プーリ」など、油や層状の調理法を取り入れた派生形も存在。

  • 現代の使われ方:海外のインド料理店ではナンが人気だが、インドの家庭ではチャパティやロティが一般的。

夫はチャパティのことをロティと呼んでいます。インドの地方の村でロティ作っている動画では、フライパンで焼いた後の直火で膨らます工程でカマドの火の中に放り込んで素手でひっくり返して膨らませてました😳

3.夫の村で作る全粒粉で作るロティが美味過ぎる

こちらの動画は夫のママ上がロティを作っている動画です。

通常のアタで作るロティと違い厚みがあり、よく見かけるロティと違い直火で膨らませて作りません。夫の故郷ガルワール地方特有のアタ(全粒粉)で作られています。捏ねる時も柔らかくてカンタンなんだそうです。

インドから戻ってきた夫が持ち帰ってきて家で食べたのですが、メチャメチャ美味しいです。今まで食べたロティと全然違うのがすぐ分かりました。写真では硬そうに見えますが見た目に反して柔らかいし、冷めても美味しいです。

ラフル「こうしてギーをロティぶ挟んで食べるヨ、美味しい」
同じくラフルの村で作られた水牛ミルクによる100%ピュアギーなのでこれまた美味。ニオイは全くありません。

# シリーズ続き

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# 初出・更新履歴

本記事は「インド人夫にインドカレーを作る 〜インドでは家でナンを食べない?〜(初出:2023年12月20日)」「インド人は家でナンを作らない 〜ナンとロティ〜(初出:2024年3月6日)」をnote用に本文を書き直しまとめたものです。

# 当サイトについて

当サイトは、インド人夫が語るインドカルチャーやニュース、私達国際結婚夫婦の日常をメインに綴っています(夫がネタ放出、私妻が編集作画)。

夫は北インド出身です。「インドでは――、」とよく語りますが、インドは広い上に多民族多宗教多言語国家のため、南インドなど地域により異なる場合があります。その点ご留意いただき、北インドの某インド人はこういう感覚なのか〜という感じで読んでいただけると幸甚であります。基本的には楽しんでもらえるような記事を発信していますが、真面目な題材も扱います。参考文献を併せてご覧いただくとより詳しく知ることができます。

「インド人夫と日本人妻|自己紹介」より

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津籠茶里🇮🇳 我が夫はインド人 応援、嬉しいです♪🙏🦭