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車中泊の洗濯問題。逆転の発想でラクに回す工夫|娘と1年半のキャンピングカー旅

キャンピングカー旅を計画したとき、寝る場所やトイレ、ご飯、お風呂あたりは、すぐに思い浮かぶと思うんです。

でも、もう一つだけ。
地味なのに絶対必要で、忘れがちなものがありました。

洗濯です。

下着や服が清潔じゃないと、なんだかムズムズするし、せっかくの旅が快適じゃなくなります。
僕はそういうところを気にするタイプなので、ここはごまかせませんでした。娘の清潔も、ちゃんと守りたかった。

といいつつ、実は前回、キャンピングカー旅にかかる生活費を書いている途中で「あ、洗濯が抜けてる」って気づいたんです。

そこで今回は、キャンピングカー生活を1年半続けた僕らが、洗濯をどう回していたかを、具体的に書き残します。


洗濯は月5〜7回、月5000〜7000円が飛んでいく

僕らのキャンピングカー生活では、洗濯は月に5〜7回。
そして1回あたり、洗い+乾燥まででだいたい1000円前後かかりました。

つまり、洗濯代は月5000〜7000円。
結構な金額になりますよね。

家なら洗濯代を意識することって、あまりないと思います。
でも車生活だと、洗濯は毎回コインランドリーになる。
だからその場でお金が落ちる。

気合いでゼロにできるものじゃないので、感覚としては固定費に近い出費でした。

普段なら洗濯にかかるお金の心配ってそれほどしないと思います。
でも、さすがにこの金額なので、回数や金額を減らす工夫を考えました。

キャンピングカー生活の洗濯の肝は、店選びと時間

洗濯が地味に効いてくるのは、月5000〜7000円という金額だけが理由じゃありません。

「店選び」と「要する時間」が、毎回セットでのしかかってくることです。

まず、店選びが意外と大変でした。

旅をしていると、あちこち移動するので、当然いつも同じコインランドリーに行けません。
つまり、洗濯のたびに「安心して使えるコインランドリー」を探すことになります。

店によって設備も値段も違う

お店の新しさ古さで、設備に差がつきます。

さらにコインランドリーって、店によって値段が普通に違います。
同じ量でも、洗い+乾燥で500円くらい差が出ることも珍しくありません。

だから僕は、行き当たりばったりで入らないようにしていました。

まずは、Googleマップで事前チェック。
できるだけ新しめで、写真の雰囲気から清潔そうなところを選びます。

レビューも見て、「古い」「汚い」「狭い」「高い」みたいな地雷ワードが多いところは避ける。

駐車場が狭いところは選ばない

それに加えて、もうひとつ大事だったのが駐車場です。

ベントラ(ベンツのバン)は大きい(特に全長)ので、駐車場が狭いと、それだけでストレスなのです。

だから、駐車場が広くて、出入りしやすいかも含めて店を選ぶ必要がありました。

移動+待ち時間は想像以上に時間が溶ける

そしてもう一つの大変さは、時間です。

Googleマップで「安心して使えるコインランドリー」を探す。
見つけたら、そこまで移動する。

この時点で、もう時間が削られます。

そして、洗濯乾燥機に洗濯物を入れて、乾燥まで待つ。
終わったら取り出して、畳んでやっと完了。

この一連の流れが、地味に想像以上に長い。
だからこそ、工夫が必要でした。

僕らの洗濯ルーティン。ここを工夫した

僕らがコインランドリーに行くのは、夜が多かったです。

理由は単純で、空いていることが多いから。

僕らの洗濯の量はそれほど多くなかったので、いつも一番小さい洗濯乾燥機(値段も安い)が狙いでした。
それを利用するには、当然、空いている時間帯がいいわけです。

洗濯は「洗濯だけ」でやらない

コインランドリーに着いたら、まず洗濯物を入れて回す。
そこから洗濯・乾燥までが終わるまで、待ち時間が発生します。

この待ち時間をどう使うかが勝負でした。

だから僕らは、洗濯を「洗濯だけ」でやらないようになりました。
洗濯は単体でこなさず、生活の用事とセットで回す。

つまり、洗濯を回している間に、
「お風呂に入る・ご飯を食べる・買い出しを済ませる」
こういう用事をまとめて片付けました。

そして用事が終わったらコインランドリーに戻って、洗濯物を回収。
最後は台の上で、娘と一緒に畳んで終了です。

「洗濯物を入れる → 用事を済ます → 戻る → 畳む」

この流れができてから、洗濯が用事のひとつになって、1日に使える時間が増えました。
精神的にもかなりラクになったのです。

快活CLUBのランドリーは例外。基本はコインランドリー

ちなみに、僕らがシャワーでよく利用していた快活CLUBでも洗濯をしたことがあります。
シャワーの間に洗濯できたら効率がいいと思ったからです。

でも結局、基本はコインランドリーに戻りました。

理由は、店舗によってランドリーが無かったり、あっても台数が少なくて埋まっていたりするから。
それに洗濯機と乾燥機が分かれているので、入れ替えでロスが出るし、乾燥まで時間がかかります。

安いかといえば、激安というほどでもありません。
清潔感も、やはり専門店のコインランドリーのほうが安心でした。

別にディスるわけではなく、長時間利用する人にとってはかなり便利です。
ただ僕らみたいに、シャワーだけ立ち寄る使い方だと、洗濯まで同時にやるのは現実的じゃなかった、というだけです。

宿泊施設では洗濯を計画した

僕らの旅は、大半が行き当たりばったりでした。

でも、そうじゃない日がありました。
ホテルやADDress(多拠点居住サービス)に泊まる日です。

洗濯機が使えることが多いので、そういう日はできるだけ洗濯日をそこに合わせるようにしていました。

外のコインランドリーでやるのと、屋内でやるのとでは、安心感がまったく違いました。
「今日は洗濯を片付けられる」と分かっているだけで、気持ちが軽くなりました。

忘れ物には最大限に注意

最後にひとつ。
コインランドリーの洗濯槽の中に、忘れ物が残っているのをよく見かけました。

だから僕は、回収するときに必ず洗濯槽を手で回して、何度も確認するようにしていました。

旅の途中で忘れ物をしたら、取り戻るのは大変だし、買い直しは無駄な出費ですから。

洗濯を頑張るのではなく、逆転の発想をした

ここまで、洗濯を頑張る工夫を書きました。

でも、もっと効いたのは逆方向の発想でした。

コインランドリーに行く回数を減らす。それだけです。

そうすれば、そもそもの洗濯代も浮くし、洗濯になにかと費やす時間も減る。最高ではないですか。

ではどうすれば、コインランドリーに行く回数を減らせるのか。

「洗濯しなくて服が尽きたとき、いちばんつらいのは何か」って考えたら、
僕の場合は下着がなくなることでした。

「パンツは前後と裏表で4回いける」なんて冗談もありますが、実際は無理です。

僕らには、最低限の服や下着しかありませんでした。
車で生活するために荷物を極限まで減らした話は、下の記事にまとめました。

そもそも限られた車内空間に、荷物を増やすことをしたくなかったのです。

でも、そこで逆に考えてみたんです。

「下着を追加で増やせばいいんじゃないか。
たとえば、1週間分の下着があれば、洗濯は1週間ごとでいいよね。」と。

というわけで、早速、僕と娘の下着を追加で買ったんです。

次に増やしたのは、夏用のTシャツです。

夏は汗をかくので、服の回転が一気に早くなります。
だから夏用Tシャツも、1週間くらいもたせられるように枚数を増やしました。

逆に、トレーナーやズボンみたいに、何度か着られるものは、できるだけ洗濯を減らすために繰り返し着ました。

そうすることで、洗濯する回数を減らすことができたわけです。

家だと毎日とか1日置きに洗うが普通かもしれないけど、車生活だとそもそもそれは無理。
このように工夫を重ねていくことで、道は開けていきました。

オアシスだった夏のコインランドリー

夏の車中泊は、本当にサバイバルでした。

車内は暑いってもんじゃないくらい暑い。外も当然暑い。逃げ場がない。
だから僕らは、日中はどこかに避難しないと命の危険がありました。

ある夏の暑い日中に、三重県を走っていたときでした。
コインランドリーを探して入りました。もちろん目的は洗濯です。

そのコインランドリーが、冷房がしっかり効いていたんです。
正直、救いでした。

本当は洗濯待ちの間に移動して、ご飯を食べるつもりでした。
でも、そのときは、そこの椅子に座って涼んでいる方が正解でした。
体が生き返る感じがしました。

夏は、洗濯を待ちながら涼めるのは最高でした。

ほんと気持ちよすぎて、用がなくても、またそこに行きたいくらいに思いましたが、さすがにそれはやめました。

もちろん、すべてのコインランドリーが涼しいわけじゃありません。
店によっては暑いところも普通にあります。
そのときは本当に運がよかったんです。

旅の途中、こういうたまたま見つけた避難所って、オアシスそのものです。

夏の車中泊がどれだけサバイバルだったかは、別の記事にまとめました。

おわりに

今日の空。

洗濯は地味です。
でも、特に車生活では清潔を守る最後の砦でした。

洗濯が回るだけで、旅の快適さはかなり変わります。

次回は、キャンピングカー生活をやりながら、僕が本気で取り組んだ「仕事」。
旅しながら稼ぐ挑戦と、現実にぶつかった話を書きます。

続きはこちら。
👉 旅しながら稼ぐは甘くなかった。父娘キャンピングカー旅1年半の現実

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初めて僕の記事を読んでくださった方へ──
よければ、最初に書いた自己紹介の記事も読んでみてください。

せきたつや

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