【9問の要対応】令和8年度ITパスポートの解説❷(新用語かな?)
このNoteでは「令和8年度ITパスポート公開問題(公式pdf)」で、私が”新顔かなぁ、対応せんといかんかも”と思った9問を集めました。消去法以外で対応できませんでした💦
Iパスはバージョンアップが早く、新用語の導入に超積極的ですよね。演習して合格点を超えて”良かったぁ”で終わらず、新顔への対応を検討せねばなりません。なんとなく、コツは「知らなくても消去法」「キーワード/英単語/図で覚える」あたりかな。
「必ず正解すべき52問」の次に学習して下さい。>【Iパス】令和08年52問のNote
私のNoteは、参考書や問題解説サイトと違って、知識や解説で終わりません。他の問題にも正解する「補強」、類似問題へのリンクで、復習充実を強烈にサポートします。
目次だけでも見て頂ければ、ご理解頂けます。
私が専門学校で授業した実績に基づいてます。「計算が苦手」「覚えるのが苦手」「問題文が変わると間違ってしまう」ような学生さんも合格して、立派にIT企業で頑張ってくれています。
ITパスポート独学970点合格・専門学校教員の「問題の解き方」「勉強の進め方」を知りたい方だけ、「今度こそ合格したい!」と強い思いのある方だけにこそ、役立てて頂けたいなと作りました。
確実に合格して、自信を持って履歴書に書き、次の資格や仕事に前向きに生かしていきたい方にだけに、読んで頂きたいです。
※この解説は、ゆくゆくはマガジン/メンシプになっていくと思います。早めに活用しつつ、もしご自分に役立ちそうなら宜しくお願い致します。
【NOTICE】著作権侵害には即座に法的措置をしています。人格否定も即座にブロックなどの自衛手段を行います。私は1個人であり、公人ではありません。プライベート時間の全てを費やして作成してきました。ご理解頂ける方のみ、ご活用されると嬉しいです🫠
問11 | 知的財産権5+パブリシティ権

正答はエ。消去法で正解できます。
産業財産権(特許, 実用新案, 意匠, 商標)+著作権は、問05で出てます。2問目とは珍しい。>【Iパス】令和08年問05のNote
ア:意匠権:デザイン (工学的デザインも)
➡無関係。なお申請が必要な権利(審査を経て登録も)。イ:商標権:商品名、ロゴ
➡無関係。なお申請が必要な権利(審査を経て登録も)。ウ:著作権:創作物(文章, 絵, 映像や音声)
➡著作権は撮影者にあります。でも好き勝手できるわけではないです。被写体の選手は肖像権を持ってますから。
「人気のある選手」の写真だからこそ、価値があって売れるわけで。有名人が持つ"人を惹きつける力"と、生まれる"経済的利益"は、本人が独占できるのは当然です。
肖像権とパブリシティ権の違いを知っておきます。
肖像権は「私の顔や姿を勝手に使われたくない」というプライバシーを守る権利。
パブリシティ権は「私の知名度やブランド力で勝手に儲けてほしくない」という利益を守る権利。
イメージとしては、有名人や公人って報道やYoutube動画でよく掲載されちゃうのは仕方ない面あり(肖像権がちょっと制限)。でも、商品を作って利益を得るのはサスガにダメでしょって話。
問12 | 新用語だと思ったら違った

正答はエ。
すみません。新用語だと思ったら老舗用語で、上位資格APの平成23年からのお下がりでした。私が見た範囲でのIパスでは覚えがなかったので、”Iパスでは”新顔だったのかなぁ。
各選択肢の用語を、図と英単語でインプットしましょう。
ア:CRUD図:プログラム/機能がどのデータにどんな操作をできるかをまとめた図。
C(生成, Create)、R(読取, Read)、U(更新, Update)、D(削除, Delete)。英語は知っておくと資格でも日常生活でも便利。>【Iパス】英単語で覚える2つの意味Note

R(読取)は、”検索”や表示も含みます。
イ:DMM(ダイアモンド・マンダラ・マトリクス, 機能構成図):3×3の9マスを階層的に使って、サービス/製品/目標などのテーマを体系的に整理する図法です。
9マスの真ん中にテーマを書いて、周辺8マスに関連を描く。8マスを各々真ん中テーマにした9マスを新しく描いて、階層的に体系化していきます。
野球の大谷選手が目標設定に使っていたらしいです(株式会社カオナビ様より)。ど真ん中9マスの中心に濃橙、周辺8マスに薄橙。薄橙を真ん中にした9マスを周辺に新設しています。

マンダラって、仏教でみる構図(wikipedia)。

旧約聖書(やエヴァンゲリオン)の”生命の樹”と同じでカッコイイですよね。
ウ:E-R図:よくデータベース設計で見ますね。実体(E:エンティティ, 四角形)と関係(R:リレーション, 線や矢印線)で表現した図。

例えば学生表(学生さんの学籍番号や個人情報)と、成績表(学生番号と成績)を繋ぐみたいな。学籍番号が主キーであり外部キーになってます。
Iパスでは、個数対応が出ますね。
>【Iパス】DB❹正規化の演習
>【AP計算⓮】Iパスから同じER図Note
>【DB午前2⓭】ER図の個数対応
Iパスで学習すべきDBをまとめました。
>【Iパス】DB❶基本用語
>【Iパス】DB❷モデルや操作の用語
>【Iパス】DB❸設計の用語
>【Iパス】DB❹正規化の演習
エ:WFA(Work Flow Architecture, 業務流れ図):業務内容/フローを分析するために、組織/場所/順序を明確にする図。

「ワークフロー」は業務(work)の流れ(flow)、要は手順/工程。申請と承認を分ける「職務分掌」などの工夫が、SG/FE科目Bで出てます。内部不正/ミスへのセキュリティ対策なので。>法律⓬B:内部統制(職務分掌)Note
応用情報技術者試験 平成23年秋午後問3に、DMMもWFAもER図も出てました(公式pdf)。”新用語”かは微妙ですが、補強としては妥当だったので今回採用しました。
問16 | 日常生活と馴染み深い

正答はア。
イ(エンコード)とエ(フィルタリング)は今までも出題あり。ウ(データクレンジング)とア(アノテーション)はAI用語寄りの言葉。アかウで迷えばOK。
ア:アノテーションは、データに関連情報を付与すること。(wikipedia)。
AIでは、「教師あり学習」をさせるデータに答えを貼り付ける(ラベル)こと。例えば、猫の写真データに、”猫”ってラベルを付与します。
私たちだったら写真の裏に”猫”って文字を書くようなもの。私たちが写真を見て”猫かな?”と推測して、裏返して”猫だったね”と答え合わせする感じで、AIも学習します。>【Iパス】AI❶AIの事例Note
イ:エンコードは、データの保存形式の変換。
例えば、テキストファイルの文字コードをunicodeからUTF-8に変換するみたいな。”文字化け”は、ファイルの文字コードと閲覧ソフトが見る文字コードが一致しない時におきます。>【FEB】サンプル問題❶問16のNote
動画編集をされてる方は聞いたことあるでしょうね。コーデックとかファイル形式とか設定して、書き出し/変換をしたはずです。
base64は、メール絡みでSGで出ました。>【SG】平成28年度秋期科目A問17のNote
ウ:データクレンジングは、データから外れ値や欠損値を除く作業。AIの学習データや統計分析のデータ絡み。>【Iパス】令和06年問63のNote
クレンジングは、美容用語で”メイク落とし”を指すので、イメージつきますね。キレイにする感じ。
「データ~」「~データ」をまとめました。最初に覚えるべきは「データマイニング」「ビッグデータ」、他に出題された8用語。>【Iパス】令和08年問19補強のNote
エ:フィルタリングは、指定した条件を満たすデータを抽出/除外する処理。例えば「3以上」とか。Excelに「フィルター」、スプレッドシートにも「フィルタを作成」ってメニューがありますね。
他にもFW(ファイアウォール)を通す/通さない通信を判断するルールを「フィルタリングルール」と云います。>【FE】NW❻セキュリティ機器のNote
コーヒーのフィルタみたいに、抽出/仕分けをするようなイメージでOK。
問25 | 3C➡4C, 4P

正答はエ。
消去法はキビシイでした。「3C」とか「3D」とか色んな用語の略っぽいですよね。
一応、IT分野+メジャーな用語をあてがっておきます。
★ア:3C:「3C分析」はIパス御用達。顧客(Customer, カスタマー)、競合(Competitor)、自社(Company, カンパニー)の観点で市場を分析。
イ:3D:3次元/立体を指す。3Dプリンタ、ゲームの3DCGとか。
ウ:3G:忘れても良いです。携帯電話の通信規格。今や4G/5Gの時代。3Gはガラケー(ドコモでなFOMAと云ってたました。懐)。
エ:3V:量(Volume, ボリューム)、多様性(Variety, バラエティー)、速度(Velocity, ベロシティ)。データが大量で色々あって日常的にすぐに生成される感じ。ビッグデータのイメージにぴったり。
アの3C。面倒なことに、4Cがあります。4Pもね。
4C:買い手の視点。Customer Value(顧客価値)、Cost to the customer(顧客コスト)、Convenience(利便性, コンビニエンス)、Communication(コミュニケーション)。
4P:売り手の視点。Product(製品, プロダクト)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促, プロモーション)。製品や販促(プロモーション)が覚えやすいし、”売り手視点だな”と連想し易いですね。
Priceとか買い手も売り手も考えるので、どちら側か覚えにくいですね。Costと被るもん。販売価格/購入価格, 販売コスト/購入コストってどちらでも捉えられちゃう。私は、プロモーションとプロダクトなら売り手だと連想し易いです。P側だけでも覚えれば、”Pじゃない方”って消去法でCと分かります。買い手で覚えるならコンビニエンスかなぁ。
さらに「ファイブフォース分析」ってもあります。Iパス令和2年秋問3に出てます(過去問道場さん)。>【AP】令和06年春午後問2補強のNote
問28 | エスクローサービス=メルカリ

正答はイ。
「エスクローサービス」とは、取引を第三者として介在するサービス(wikipedia)。メルカリを想像すると分かり易いです。

1対1のやり取りだと、入金した/しないとか、送った/送ってないのトラブルが発生しますし、不安ですよね。
メルカリが、買い手の支払いを確認しお金を一旦預かって、売り手に”支払いあったから送ってください”と通知。買い手から”届いて、問題もありませんでした”とメルカリに報告あったら、メルカリが代金を売り手に入金して、取引終了になります。
各選択肢も考えます。

ア:キャンセルできるできないかはサービスに依ります。”エスクローだから防げる”ってわけじゃないです。オークションでもメルカリでも送付前にキャンセルしたりできますね。送付後はサービスに依るし、自己責任かなぁ。
イ:正しい。エスクローが、代金を一旦預かって、商品が配送されてから入金されるので。
ウ:パスワードの管理や漏えいは、どんなサービスでも問題です。”エスクローだから防げる”ってわけじゃない
エ:”自己都合”が何を指してるかに依るけど…。メルカリだと、受け取った後に”配送中に壊れた”とかだったら対応されます。買い手は商品を返送、売り手は代金を受け取ります。私はお酒の瓶が輸送中に割れて、配送業者が破棄、メルカリから購入者に返金、私に入金がありました。メルカリだけが損ですが、いつも手数料取ってますから。
問58 | ペルソナの価値/行動/やり取り➡より良いUXへ

正答はア。
「UX(User Experience)」とは、利用者が利用することで得られる体験。製品/サービスやアプリ/Webサイトなどの使用感です。良い体験(UX)をすると、使い続けてくれますからね。
構造化シナリオとは、良いUXを目指した設計を検討する時に、利用者が何を求めるかに応え(バリュー=価値)、どんな行動/思考をし(アクティビティ=行動)、どんな操作/体験をしたか(インタラクション=やり取り, 交流, 相互作用)の順番で一連して考えます。
ユーザー像(ペルソナ)を設定してシナリオを作ります。性別/年齢/趣味など設定します。簡単な例も見つけておきましたので参考に(PLAN-B社)。
問73 | OSSとCopyleft

正答はエ。ウかエで迷えばOKとしましょう。
OSS(オープンソースソフトウェア)と云って、ソースコードが公開されているソフトウェアです。著作権放棄されていませんが、条件のもと改変や再配布が認められている場合もあります。無料とも限らないので注意。>【Iパス】令和03年問78のNote
コピーレフト(copyleft)は、コピーライト(copyright:著作権を主張)と正反対の思想です。
ア:誤り。著作権を放棄してません。
イ:誤り。無償にしてもOKです。
ウ:誤り。OSSを使った派生なので、OSSとします。
エ:正しい。ウと同じ。
rightって権利や正義って意味と、”右”って意味もあり。著作権がcopyrightなので、フリーな方向を”左”に例えてcopyleftにした点が、言葉のセンスあります。
OSSのソフト例も知っておきましょう。>【Iパス】令和04年問63(OSSの例)Note
Android(アンドロイド) :google社のOS。スマホで動いてます
Chrome(クローム) :google社のWebブラウザ
FireFox:Mozilla社のWebブラウザ
MySQL(マイエスキューエル) :データベースソフトで有名なオラクル社開発
Apache(アパッチ):Webサーバソフトの代表格
Linux(リナックス):サーバで圧倒的に使われているOS
一方で、OSSではない有名なソフトウェアも日常知識として。
Windows:Microsoft社のOS
iOSやMacOS:Apple社のOS
「オープン~」を集めました。>【Iパス】令和07年問21のNote
オープンイノベーション:技術革新(イノベーション)のために外部組織と連携するので「オープン」
オープンソースソフトウェア(OSS):プログラムを公開(オープン)しているソフト。Linux、androidなど具体的にも出題されます
オープンAPI:システムを外部から操作できる仕組み「API」を公開(オープン)
>【Iパス】令和06年問05(オープンイノベーション)のNote
>【Iパス】令和06年問19(オープンAPI)のNote
>【Iパス】令和04年問63(OSSの例)Note
★>【Iパス】令和03年問78(OSS)のNote
問84 | 学習して➡捨てようかな…

正答はエ。
調べて理解もしましたが、出題頻度と覚える量を考えると、”捨て問でいいかな”、”覚え易いのだけにしようかな”って印象です。
ア:類推。”HDDとSSDはどちらも記憶装置”という共通点をもとに、”HDDでできたことは、SSDでも同じようにできるはず”と予想する。似てることをヒントにする感じ。
イ:仮説形成。HDDの容量が増えた(結果)から、”記憶装置というルールに当てはまるから、HDDの正体は記憶装置かな?”と原因を推理する。結果(証拠)から原因(犯人)を逆算する感じ。
ウ:帰納推論。”HDDもSSDも容量がある”という複数の事実(データ)から「全ての記憶装置には容量がある」という一般論を導く。数々の事例から共通ルールを作る感じ。
エ:演繹推論。「全ての記憶装置には容量がある」という絶対的なルールに、「HDDは記憶装置である」に当てはめて結論を出す。最初からある100%のルールを当てはめる感じ。
私は、類推なら分かり易いかな。あと帰納法の「帰」から”結果から原因に帰る”感じで覚えられるかも。たった1問のために覚える量が多すぎるとちょっと後回しですね。
問98 | 巷での流行語

正答はウ。
イは、私は要らないかな。
ア:「機械学習」:AIがデータからルールを獲得する旨で、判断。統計的な手法(SVMなど)や、流行のニューラルネットワークまで手法は色々です。
イ:シグニファイアって云うらしいです。覚えなくて良いでしょう。
ウ:正しい。「AIに対する質問~を工夫」で判断。「プロンプト」はAIへの指示/質問のこと。求めている動作/答えを、AIに出力してもらうために、プロンプトを工夫するんです。chatGPTを使ってると、短い指示だけでは”ちょっと違うんだけど”ってことありますよね。
エ:「ニューラルネットワーク」:「神経細胞~コンピュータで模した」で判断。
windowsにコマンドで命令出すソフトを「コマンドプロンプト」っていうので、私は連想し易いです。

機械学習とニューラルネットワークの補強をします。>【Iパス】令和08年問82のNote
AIの学習は3分類から覚えます。
教師あり学習:問題と答えを同時に渡す
教師なし学習:問題だけ渡す
強化学習:試行錯誤させる
これらを、統計的手法やニューラルネットワークでする感じ。学習方法と学習主体は別々です。
ニューラルネットワークの3種類の層(入力, 出力, 隠れ)、「発火」を調整する「活性化関数」、出力の影響度の「重み」など専門用語も覚えます。

「誤差逆伝播法(バックプロパゲーション)」は、出力層の誤差を小さくするために、「重み」を出力層側から調整していくこと。
AI絡みの出題もずいぶん高度になって驚きました。>【Iパス】令和08年問82のNote
Iパスでの基礎は4回シリーズで準備しました。
>【Iパス】AI❶:AIの事例Note
>【Iパス】AI❷:AI特有の技術Note
>【Iパス】AI❸:AI自然言語処理Note
>【Iパス】AI❹:AI/IoTブームの新用語Note
まとめ
お疲れ様でした!
Iパスは、今まで出てた基礎用語で充分合格できます。>【Iパス】令和08年52問Note
でも、新用語がどんどん追加されて、ちょっと前の新用語が”定番”になって、どんどん比率が上がっているのも事実です。
例えば”ランサムウェア”は、平成25年ぐらいから新登場して、今や必ず出ますからね。特にセキュリティは重要なので、採用が早い印象。>【SC】SIEM, CASBなど新用語Note
新登場は、”次出るかわからない”ので全部は対応したくないですが、せめて”覚えやすい半分”や”2回目の登場したら”で、対応していく方針かなと思っています。
別Noteでも深い復習をしていって下さい。
少しでもIパス合格のお役に立ったら嬉しいです。
ぜひ合格していってくださいね! 応援してます!
ご購入ありがとうございました!
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