Uka,の全てを解き明かす 〜Uka,における預言者とは誰だったのか〜
光について、私たちは語らなければならない
櫻風宮灯め乃担当、
ノクチル過激派おむすび恐竜です。
5月に開催されたイルミネuka,から1ヶ月が経過しました。早い…
(前置き少し長いので目次まで飛ばしてOKです)
率直なところ私はuka,3公演目
『Imago,3 』が終わったときものすごくモヤモヤした気持ちになってしまいました。

今回のライブが劇中劇であったことが確定した事で、羽化という現象をものすごく予定調和な茶番劇に感じられてしまったためです。
(灯織担当なのに心から灯織の羽化を喜んであげられなかった悲しさと情けなさもありました)
しかし周囲の反応は殆ど一切の不満なく、
賞賛と感謝の声のみ。
自分の感想とのギャップに、私は自分がイルミネPである自信を喪失しました。
ではいったい私は何が気に食わなかったのでしょう
まず第一に、
うまく羽化できない役割を演じる事で、どこか灯織が貶められたように感じてしまった事でした。
それは実に「シャニマスらしい」演出でしたが、今回の『Uka,』はコンテンツとしてのシャニマスではなく「シャニマス世界の中」でのイベントだったはずです。
そこに高山の影がチラついて見えた事に不快感を覚えたのだと思います。(高山は好きです)
シャニマス世界の中であるならば、『Uka,』の基盤を考案したのはプロデューサー、シャニPであるはずです。
彼が灯織を貶めるような役を演じさせたとはとても思えませんでした。
第二に、
アンコール込みでの展開があまりにも予定調和で起伏のないものに見えてしまった事です。
「XRライブはコミュの延長だよね」という意見は多く見かけます。
私もそう思っている1人として、
「イルミネのコミュって、こんなに単調でご都合主義なドラマだったか……?」
と、言うなればコミュを読んでいない人でもわかるようにに書き直された総集編のような印象を受けてしまいました。
そこからひたすらにイルミネと、uka,と向き合う中で自分の中の多くの負の感情と出会いました。
そしてひとつの結論に至りました。
これは不満ではなく、不明なのかもしれないと。
つまり私はまだ、uka,をきちんと咀嚼できていないのかもしれないと。
ならば解き明かしましょう。全てを。
僕はね、この人の思考がすごく好きなんだ…
— りゆ (おむすび恐竜 役) (@R_iceballDragon) May 13, 2025
ゲストキャラ3人の選抜理由
「,」の真意
灯織のメガネとめぐるの髪型
真乃が目を閉じている理由
何故劇中劇という手法を取ったのか
1/3枠の大トリ曲がなかった理由
私が必ず全て解き明かします。 https://t.co/2jvUM555kr
そこから1ヶ月
謎を解くために必要な全ての材料は揃いました
羽化とは何か。〜白い衣装の理由〜

『Uka,』全公演のなかで、
Shower of light
ヒカリのdestination
と並んで大きな意味を持った楽曲があります。
『Imago,3 』において特に印象的な使われた方をした曲、
『BRIGHTEST WHITE』です。

BRIGHTEST WHITEの歌詞の中で、
今回最も重要なフレーズがこの部分です。
集まったヒカリは BRIGHTEST WHITE
色彩を束ねて 無限に光れ
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:草野将史
編曲:草野将史
何のことかというと、
要するにこちら「加法混色」の話をしています。
………安心してください解説します。
通常、色というのは混ざるほどに黒になっていきます

対して、光は混ざりあうほどに白になっていく。
これを加法混色と呼びます。

なにが言いたいかというと、
自分たちをヒカリであると認識した時、イルミネ3人が混ざり合った色は他の何色でもない、
真っ白なヒカリとなった、という事です。
逆説的に、3人が白い衣装を纏っていることが、
イルミネーションスターズがヒカリになった事を表しているとも言えます。
そしてこれを自覚することこそが
『羽化』という現象の正体です。
だけど気がついた 今はもう
一人涙が溢れた夜さえ
探し続けていた 求め続けた
ヒカリの一つだと分かる
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:草野将史
編曲:草野将史
『Imago,3 』において、灯織は決して遅れて羽化したんじゃない。
もうヒカリだった、アイドルだったんだという気づきを得た事で色彩から光へと変わり、
3人が光となった事で混ざり合った色は白へと変化しました。




これまでと異なり、3人それぞれのカラーの衣装ではなく全員が白統一なのは、
羽化という成長で今と違った姿になっても
決して離れず、一緒にいられる事を示しています。
混ざり合った色をしている訳ですからね。(実質櫻風宮灯め乃)
何故『Shower of light』で羽化するのか
さて、加法混色で想起される比較的新しい記憶がありますね?
そう、コースティクスノクチルカです。

待ってブラウザバックしないで!!
ふざけてる訳じゃないんです…!!
とりあえず青森でこいつら一緒になるもんなくらいの気持ちで聞いてください…
コースティクスノクチルカにおいて描かれたのは、
透明でなくなったノクチル4人が、それぞれの色彩で輝き、混ざり合う時透明な光になる
というものでした。
宣伝しておきます♡
ちなみに今回のテーマなら
短くてわかりやすいのでこれがおすすめです。↓
コースティクスとは、
要するに反射による集光現象です。

だからこそコースティクスノクチルカにおいて挿入歌として選ばれたのが
反射を意味する『Reflection』だった訳ですね。
(やっと補足できたよこれ………)
そう、反射。
ありますね、覚えが。
反射するしか出来ないんじゃない
反射するのがほら得意なんだよ
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:三好啓太
編曲:三好啓太

本来Shower of lightはプロデューサー(とプロデューサーとしての我々)に向けた曲だと思っています。
しかし、ジャケットやMVでは外向き、あるいは同じ方向を見ている3人が
『Uka,』中においては内向きのフォーメーションを取っています。

これに対し、
「お互いを太陽だと思い合ってるみたいでエモい」
という意見をみましたがそれに関しては反対しておきます。シャニマスにおける太陽の称号はそんなに安価なものではありません。(お日様過激派)
イルミネは星なので。
それぞれを光源に定義してしまうと反射という重要なフレーズにも反してしまいます。
故にこのフォーメーションの真意とは、
互いの光を反射させ合い、集光現象を起こしている
です。
だからこそ光は混ざり、真っ白になる。
それこそが羽化であり、
その現象を示す反射を歌った曲、
Shower of lightこそ、
羽化の瞬間に相応しい楽曲足り得るわけです。
何故ゲストはこの3人なのか

さて、これまで多くの方が考察し、
決定打に届かなかったゲストキャラの選抜理由。
その共通点にもまた、色彩の相関が関係しています。
まず第一に、考察をする時に大切な考え方があります。
それは、
「作り手側の目線で考える」事です。
イルミネuka,は、XRライブとしては2度目の試み。
つまり、これまでに出演済みのアイドルはゲスト候補から外して考えるのがセオリーです。
(特定ユニットのファンに偏らないため等の理由)
[liminal;marginal;eternal]
におけるシーズ、コメティック

また、形式の近いアイマスエキスポ内の公演
『THE CUBE』に出演した
アルストロメリア、ノクチル

以上4ユニットは選択肢から外れる事になります。
そして当然、今回の主役であるイルミネも除外され、
アンティーカ
放課後クライマックスガールズ
ストレイライト
の3ユニットに絞られます。
ここまで絞られた時、最後のヒントは劇中内のオーバーチュアにありました。



今回の出演メンバーのイメージカラー、その6つの光が上昇していくこの映像。
初見時私は、この光が連なって虹を描くのだろうと思って見ていました。
ですが3公演通して虹が描かれることはなく、それぞれが独立した光のままでしたね。
そしてこの6色こそ

先程のこちらと一致する6色、配置なのです。

こうするとわかりやすいでしょうか。
つまり、イルミネの3人を最も強く輝かせるために
必要不可欠な3色を持つ3人が
『Uka,』のゲストに求められる条件だったのです。
そして加法混色である以上、目指す先は虹ではなく白
真っ白な光です。
だからこそ虹の7よりあえて1色少ない、
6色が合計となるようゲスト人数を3人にし、
一度も『虹になれ』を披露しなかったのです。
「別にこの色なら他のアイドルでも良くない?」
という疑問があると思います。
実際、
・アンティーカ
・放クラ
・ストレイライト
の中なら、
赤はあさひ
緑は咲耶、夏葉
青は三峰、霧子、凛世
がいますし。
そもそも摩美々は青じゃなくない?
という指摘に対しては



一応赤よりは青いカラーであるとだけ…。

()
…とりあえずひとつずつ消去法で解説していきます。
愚者の独白はいつから決まっていたのか

作り手側の目線になった時、
羽化をテーマと決めたなら絶対この曲はやりたいと思うはずなんですよ。
新規音源を用意してでも。
つまりセトリ、構成の段階でかなり初期から3公演目と愚者はセットで考えられていたと想像できます。
ならばアンティーカ枠は3公演目のゲスト確定。
その中でCOLORFUL FE@THERS曲の組み合わせを加味すると、
摩美々、結華、霧子に絞られ
唯一灯織と色被りしない
摩美々が確定となるんですよね。
(愚者の見せ場的にもピッタリですし)
霧子と三峰が色被りする理由として、
今回、そしてイルミネ内において
灯織が水色として扱われている事が挙げられます。

この通り、
映像中の灯織を示す光では水色が採用されています。
(故に霧子と被ってしまう)
ですが灯織本来のカラーは水色ではなく濃いブルー
普段のイルミネの中での灯織のカラーは大きく捉えた青なので水色が採択される事も多々あるのですが、
今回の『Uka,』においては明確な区別が見られます
それは、羽化以前と以後での使い分けです。


このように、
灯織が羽化する事で受け入れた真の自分の姿、
灯織本来のカラー。
羽化前後で光の色を変化させることで
灯織本来の我儘なままの、アイドル風野灯織になった
事を演出しています。

星そのものと、描かれた軌跡の色が異なっています。
過去の灯織と今の灯織の変化を表していると言えますね。
この展開のため、全く同じブルーのカラーを持つ三峰もまた避ける必要があり、本来紫の摩美々を相関図における青枠としたんですね。
(青が確定しても未だ、赤はあさひ、
緑は夏葉でもいい状況です。これも後述します)
我儘とは何か 〜Shower of light〜
(これほんとはちゃんと別で解説出したい内容なんですけどもね…
今回不可欠なテーマなので簡潔にお話しちゃいます)
我儘と言えばだいたいの方がまずこれを浮かべるでしょう。

『我儘なまま』の我儘が
何故漢字表記なのか、
それはシャニマスにおいて
漢字表記というのは最も原型に近い状態を表す表記手段だからです。
そして己が内に存在する、最も解きほぐされていない自己状態を示す言葉が、『我儘』にあたります。
(だからユニットではない、ソロ縛りのライブが我儘)
特に凛世やあさひなどを追っている方はピンと来やすいのではないでしょうか。
シャニマスのアイドルたちが目指す到達点こそ
最も我儘な色。つまり原色をも超える自分色です。
その青は空よりも澄んでいるか?
その赤は夕焼けを焼き切れるか?
シャイニーカラーズ
作詞:烏屋茶房
作曲:ヒゲドライバー
編曲:ヒゲドライバー
故に『Uka,』で水色を青へと昇華させた風野灯織は、順番こそ最後ですが
最も大きく、強い羽化を遂げたと言えます。
誰か1人が原色よりくすんだ色のままだったら、
我儘になりきれなかったら
真っ白なヒカリへ至れないから。

今回のゲストの1人、
小宮果穂はこの事を合体技に例えています。
こじつけ?いいえ。
果穂LPの各タイトルをご覧ください。


集まった色彩が、最終話で『白』へ至っています。
だから羽化という行為は
3人が別々のタイミングである必要があったんです。
他者に合わせない、我儘な輝きであるために。
きっと、自分だけの歌で 遥か彼方へいこう
きっと、響かせあって 遥か彼方で逢おう
シャイニーカラーズ
作詞:松井洋平・渡邊亜希子
作曲:ヤナガワタカオ
編曲:APAZZI
それぞれが『選んだ』旅路が、
それぞれが放つ『我儘な』輝きが、
きっと同じ空で逢えると、今なら信じられるから。
『虹になれ』→『虹の行方』と羽ばたいた物語は、
もう虹がゴールじゃなく、
違う旅を選んだ誰かにさえもまた逢えるのだと。
かつて我儘になれなかった事で苦い思いをした3人だからこそ、
お互いを心から信頼できる今なら、我儘になった先でも手を繋ぎ合える事を知っているから。

『Uka,』で再現された時系列に最も近い時期のイベントコミュです。未読の方はぜひ読んでみてください。


この物語でイルミネメンバーが得た大きな後悔
それが、
「我儘に選択しないと誰かのせいにしてしまう」
という事。
Migratory Echoes の歌詞にも通ずる大きなテーマ
「選択」と、それを選べる「我儘」さのお話です。


だからこそ今一度この時期の想いを届け直してくれたんだろうなと思います。我儘な形『Uka,』として。
思いのままにわがままに 突き進んでみたいから
芹沢あさひ(田中有紀)
作詞:下地悠
作曲:三好啓太
編曲:三好啓太

『星をめざして』がほんとにイルミネ曲として爆エモなのでイルミネの文脈で聴いてください…ほんとに。
ちなみに「わがまま」表記は、
まだ「我儘」になりきれていない状態を示しています
『星をめざして』に関連して語っておきたいのが
このコミュでして


月でウサギと無重力ダンシング
芹沢あさひ(田中有紀)
作詞:下地悠
作曲:三好啓太
編曲:三好啓太
歌詞に強く結びついた内容が出てくる上に、
「羽化をすることは怖くないの?」
の答えも示されています。

他ならぬ風野灯織の言葉として。
ねぇ笑って ねぇ笑顔見せて
それだけなんだもん 私がここにいる理由
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:三好啓太
編曲:三好啓太
だからShower of lightなんだよな………(2回目)
そして、だからこそキービジュアルにおいて真乃が、
打ち上げイラストにおいては灯織とめぐるが、
目を閉じていたんですね。
周りを見ていない→自分だけを見つめる
=我儘になるために。
何故あの羽化順だったのか
さて、大きなテーマのひとつ来ましたね。
この人のnoteが素晴らしいので是非読んでください
(この方がこれを書いてくれていなかったら私はこの内容込みでこの記事を書かなければいけなかったので本当に助かりました………。)
そう、劇中劇において灯織が羽化不全担当を務めたのは決して灯織が2人に遅れをとっているからではなく、むしろ逆。
かつてそうだった自分を客観視して、それを愛おしく追い越し、今を愛せるからなんですよね。
↑今回上記noteの内容完全に割愛して話すので、
まだの方本当に恐縮ですが読んできてください…。
そしてそんな灯織にだからこそ、
プロデューサーは損な役回りや贄としてでなく、
誇りとリスペクトを持ってこの大役を依頼したんですね。
冒頭で述べた疑問の、プロデューサーそんな仕事させる??って話です。
冷静になってから考えたらこの男、やりますよ。
この男は割とそういうことします。忘れてましたよ…







この思考こそ
『Uka,』を劇中劇にした理由その2です。(1は後程)
では劇中劇という台本が存在するイベントのなかで、
何故 真乃→めぐる→灯織
の順にしようと決めたのでしょうか。
「羽化って何?」とは何か
キーワードはこのセリフですね。
そしてそれに対する返答
「羽化は羽化だよ」
この認識のズレ、言い換えると
言葉に対する咀嚼のスピードに心当たりがあります。
まだ読んでないよって人…!あの、これです……。↑
そんでもって、これなんです…↓
(本当に宣伝とかじゃなくこの内容がそのまま解説になるので…)
───結論に飛びましょう…。
『Uka,』における羽化順とは、
羽化という言葉を自分のものにできる順番
なのです。(お日様と同じ考え方だと思ってください)
真乃はUkaと聞いただけでその意味を考えなくともこういう現象だろうと本能で理解でき、
めぐるは真乃が羽化したのを見て、
Ukaっていうのはこうすればいいんだ!とわかる。
灯織はUkaと聞いても、実際に見てもまだ自分のものにするには至らず、ひたすら向き合う中で
「Uka」は「羽化」の事を言っているんだ、と言語化しそれをもう一度落とし込むことで羽化できる。
そして、だからこそ灯織の羽化は2人よりも大きく強い羽化になるんですね。
果穂と冬優子はどうやって選ばれたのか
赤担当があさひではなく果穂
緑担当が夏葉ではなく冬優子である理由もまた、
「お日様」に由来します。
雨の街を見に行こう
新しい靴で行こう
真っ赤な傘で待ち合わせしよう お日様と
小宮果穂(河野ひより)
作詞:古屋真
作曲:小久保祐希・YUU for YOU
編曲:YUU for YOU

小宮果穂は『お日様』
黛冬優子は『お日さま』
なんですよ!!!!!
(くどい…)
現状見つけられている範囲のみですが、一覧として
お日様
→櫻木真乃 小宮果穂 大崎甜花 福丸小糸
お日さま
→幽谷霧子 八宮めぐる ふゆ
未確定(音声のみ)
→郁田はるき
面白すぎないですかシャニマス????
つまりは太陽へのスタンスの違い。
果穂は真乃と
冬優子はめぐると一致しており、
これが『Uka,』ゲスト選抜理由の第一条件です。
そんな事?って思うかもしれませんが、
太陽を無条件に信じられるか、
痛みを伴うものとして捉えるか
というのは、羽化への恐れとも結びつく感性なので。
何故Happy Funny Luckyが最初なのか
セトリの話になります。



3公演とも例外なくソロ曲、Happy Funny Luckyの順で始まっています。
その理由、注目すべき歌詞はここです。
100円のバケツに
穴が開いた 見通しは良好
(Happy☆) スタンプにして
(Lucky☆) お日様をたくさん描けばいいじゃない
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:中野領太(onetrap)
編曲:中野領太
このパートを担当しているのは灯織になります。
そう、灯織が「お日様」と歌っているんです。
真乃めぐると違い、灯織はお日様とは普段言いません
しかしこの曲ではお日様部分を灯織が歌っている。
そして『Uka,』ではそれが必ず最初に披露されている。
これが意味することとは、
灯織がお日様を言語化して自分のものにできている「今」の時系列を示している曲として披露している。
ということです。
言い換えると、
「これから行う劇中劇では灯織は羽化に時間がかかるけれど、現実の灯織はもう羽化を自分のものにできているよ」
という証明の役割を果たしているのが
冒頭のHappy Funny Luckyなんです。
そして、
だから2曲目もイルミネイトコンサート統一なんです
ここからが開演中(逆にこれまでは劇中劇の時間軸ではない段階だった事を示す)であるよと。
イルミネイトコンサート開演中
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:渡辺徹
編曲:渡辺徹
セトリのイルミネ曲の中で決して変動しなかったのはこの二曲とスマイルシンフォニアのみなので、
強い想いが込められていることがわかると思います。
さて、イルミネイトコンサート以前が開演前の時系列を示すのなら、
Happy Funny Luckyの前の曲も……?
開幕スローモーションの真意とは何か

はい、1公演目、1曲目がスローモーションなのは、
風野灯織が現在時空において2人より先を行っている事を何より雄弁に語っていたんです。
つまり全公演における1曲目のソロ曲
その公演順こそ現在時空での成長順を表しています。
なので劇中劇でない正史においての順番は、
実は灯織→真乃→めぐる
であったというどんでん返しです。
(パラコレでの成長順もこの順になっていますね。
・アイドルより先の未来にいる灯織
・アイドルとして理想の未来にいる真乃
・アイドルを続けるも理想とは少し違うめぐる)



そしてこれを示唆していたのが、例のアレです。

灯織と羽化についての文脈で多くの人が語ってくれたこちら。あえて同じテーマで語りはしません。
注目したいのはイラストの方。
不自然にイメージカラーと異なる色のメガネをかけた3人です。
これはシンプルに、その色のイメージカラーの相手を示している物と考えてOKで、
灯織は真乃色
真乃はめぐる色
めぐるは灯織色です。
この各色をその色のアイドルの担当公演と考えると、
灯織が真乃主役のLarva,1
真乃がめぐる主役のPupa,2
めぐるが灯織主役のImago,3
の色のメガネをかけている事になり、
この順番はセトリの1曲目の順番と一致します。
これに加え、
・トワコレ内でのコミュの内容
・光をより反射しやすいアイテムである事
・色縁メガネから、Uka,衣装では縁無しメガネになった→未来への色眼鏡が外れたメタファー
が、今回の衣装で灯織がメガネをかけている理由になります。

小宮果穂はイルミネをどこに導くのか
さて、ゲスト3人の大枠の選抜理由はお話しましたが
ここからは1人ずつにフォーカスしていきます。

小宮果穂、すごいんですよ……
さん付けで呼ぼうと思ってます今後……。
(今回読み返す中でありえん脳焼かれました…)
エンドロールは誰がもたらすのか
『lme』にはなかったエンドロール、
これも実は、果穂さんのおかげなんです。

私が思想的にシャニマスで1番好きなコミュです。
そして全ての理由が詰まった物語でもあります。
羽化も円環もパラコレも全て包括してます。
いわばコミュ版『Dye the sky.』
が、これに関しては読めばわかる事なので割愛します(4thライブでの手紙等でも果穂さんはエンドロールについて言及していますね)




果穂さんの考え方の特徴として、
現実をメタ的に物語として俯瞰してるんです。
この思考回路こそ、劇中劇的思考を普段から実践していることを意味します。
もう、天性のアイドルですよ、これは……。




これとかまんまXRライブに置き換えられますしね。
そのタイトルが「白」なのヤバすぎ……(2回目)
そして
今回羽化と果穂さんという観点で語りたいのはこちら

このコミュにおける、
「死神」を「羽化」に変換して読んでみてください。





死神が悪者なのか、良い神なのか
みんなで考えても正解は出なかったけれど、
大切なのはしっかり考えて自分の答えを出すこと。
そして届かなかった思いがあるならやり直すこと。

『Uka,』的に言い換えると、
羽化がどういう事なのか、しっかり考えて
良い面も、悪い面も見せた上で自分の答えを示す事。
五ツ座流星群に込められた願いとは何か

果穂さんのゲスト出演によって叶ったのが、
イルミネによる『五ツ座流星群』です。
愚者の独白がそうであったように、
当然この曲にも込められた願いがあります。
そもそもが星を歌った曲なのでそれだけでもイルミネとの親和性が高い楽曲ではあるのですが、
『Uka,』という視点で見た時に最も重要なフレーズがこの部分です。
一等星 追いかけよう
放課後クライマックスガールズ
作詞:古屋真
作曲:三浦誠司
編曲:三浦誠司
初見時、私はてっきり一等星は1番目に羽化する真乃を指しているのだと思っていました。
しかし答えは意外な形で明かされたのです。


(中略)

要するに一等星とはイルミネの3人とは別に存在するものであると、
さらに永遠に一緒であるために不可欠なものと明示されたのです。
真乃でないならば『Uka,』における、
追いかけられる一等星とは誰だったのか、
もはや言うまでもなく、小宮果穂です。
(セトリ的にも、五ツ座流星群を披露した段階ではまだ真乃は羽化していません)
つまり『Uka,』において小宮果穂は、
トライアングルを導く星、先導者の役割だったのです。
眩しすぎる…………
さらに五ツ座流星群で想起されるエピソードがあります。


誰かの祈りまで 叶うように フルパワー
放課後クライマックスガールズ
作詞:古屋真
作曲:三浦誠司
編曲:三浦誠司
この回での果穂さんの言葉、


それはいろんな人の思いがこもった中継を絶対に止めたくないというもの。
『Uka,』は『lme』のリベンジ的意味合いもあるライブだと思っていて、
『lme』のようなトラブルが万が一起きても、
果穂ならば絶対に止まらない一等星して輝いてくれるという願いも込められているのかもしれません。


眩しすぎる…目が焼けそうだ…………
コミュ名からもう既に強すぎる……
シャイニーカラーズすぎる……







もはや『Uka,』に関わらずシャニマスとしてとんでもない会話をしているコミュですが……
羽化したものとそうでないものの景色の違い
と読むこともできますね。
羽化のテーマに直結する話に絞ると、
間違いなくこれです。読んでください。



とんでもないコミュです。
黛冬優子はイルミネに何を託すのか

ある意味ゲスト3人の中で1番イルミネとの関連が見出しにくかったのが黛冬優子かもしれません。
しかし深掘りすればするほど、ゲストの中で一番と言えるほどに不可欠な存在だったのです。
何故劇中劇という手段を選んだのか

『Uka,』とはシャニマスのイベントではない、
「シャニマス世界の中」でのイルミネのライブ。
いわば虚構。
コミュを知らない僕らが見る、ただのアイドル。
そこに真実を、真実以上の輝きを見出すためには。

その手段とは─────────







───────虚構に、虚構をぶつける事。
シャニマス世界で本来その世界の住人となった僕らが見られないはずの、普段見ているアイドルの内面。
つまり、裏側。
それをXRライブで見せるための手段こそ、
劇中劇という唯一無二の方法だったのです。
セトリにおいてもこの思惑は仕込まれており、
全公演で例外なく披露された4曲、
・Happy Funny Lucky
・イルミネイトコンサート
・Dye the Sky.
・スマイルシンフォニア
これらはCDにおいて「B面」に当たる曲たちです。これもまた、「裏側」ですね。
何故LINKsを歌うことができたのか

3公演中、新規音源曲の中で一番
「この曲ストレイライト以外が演っていいの???」
となったのがLINKsではないでしょうか。
「歌詞がイルミネにこんなに合うとは…」
などの意見も多く見かけましたが、
実際のところ
それだけでストレイライトを象徴したようなこの名曲をカバーできる理由になるでしょうか?
披露前に冬優子は言いました
「繋がりを歌ったこの曲を」
繋がり、LINK。
イルミネは我儘な輝きを目指すため、
一等星を追いかけて競い合う関係となる事で
ストレイライトの歌詞にLINKしたわけですが、
これではまだ「LINK」にすぎないんです。
もう一つの答えはこのイベントコミュにあります。

まーたニッチなとこから持ってきましたよ。はは。
『if』におけるストレイライトに与えられた仕事、
それは
本当の自分に限りなく近いキャラクターを
ストレイライトのアイドルとして演じる事。






つまり二重の演技。裏の裏。虚構×虚構。

本当の自分を演じるという行為。
それこそが『Uka,』と共通するテーマであり、
限りなく真実に近い嘘を魅せるパフォーマンス。
「XRライブ×劇中劇」で「自分自身を演じる事」
という状況が生んだ、
演じる役と自身のアイデンティティのLINK。
『Uka,』の中においてのみ、イルミネはストレイライトの在り方と同じ条件を満たした事になります。
そして『if(!Straylight)』にて、
3人の役柄が発表された第1話のタイトルこそ、

イルミネ3人の関係性のLINK
自分自身と役柄のLINK
この2つを満たす事で、『LINKs』足り得たのです。
そしてストレイライトのリーダーとしてイルミネにこの曲を、
星に願いを託す事が、黛冬優子の役割なのでした。
『,』は何を示すのか
『Uka,』が終わりある一つの作品である以上、
冬優子が忌避した
「時を止める永遠」の形であるように思えます。


長くなるからもう、読んで理解してください()
そしてその後に、読んでください。
脳を焼き切られます。↓

だから『Uka,』はタイトルが『,』で終わっていて、
エンドロールの後に白紙の未来だけを残したんです。
公演が終わっても、「終わり」じゃないから。
また、『,』とは『、』の意。
ならばこちらも想起することができます。




タイトルが全て「、」で区切られています。
であるならば、『Uka,』にもまた、
続く言葉があると考えられます。
書き出しの言葉をずっと 探してた日々は変わる
シャイニーカラーズ
作詞:松井洋平
作曲:伊藤和馬(Arte Refact)
編曲:伊藤和馬(Arte Refact)
目を閉じて 聞いているの
自分の心の言葉を
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:南田健吾(agehasprings Party)
編曲:南田健吾(agehasprings Party)
たくさん言葉を交わして
ずっと ずっと 会いたい 気持ち伝えたい
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:石黒剛・小久保祐希
編曲:石黒剛


それを見つけていくのが、これからのストーリー。
余白のない小説が 強い風でめくれるように
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:石黒剛・小久保祐希
編曲:石黒剛
だから『lme』ではあった4公演目が無く、
『1/3』のようなシメでもなく
これからを歌った曲が披露されたんですね。
(クロノスタシスとスマイルシンフォニアについてはオーコメの峯田大先生の仰る通りなので割愛)
余談ですが最新コミュで言葉と向き合う果穂さんが眩しすぎるので是非……
一等星だよ…果穂さん…


田中摩美々は星たちに何を伝えるのか

お待たせしました。摩美々のターンです。
そして安心してください、決して加法混色の色素だけが摩美々の選抜理由ではないので!
蜃気楼はヒカリをどこへ送るのか


キーワードは、『蜃気楼』

比喩でない本来の意味は気象光学現象なんですね。
それも、実に既視感のある。

関連が見えてきましたねぇ!!!!


冷たい空気(青)と温かい空気(赤)の境目(斜め)を通る時に見える虚像(アイドル)が蜃気楼(田中摩美々)
摩美々コミュライターの手腕に唸るばかりですが……
『Uka,』の文脈で注目したいのは
「光が曲がり、景色が反転する」部分です。
つまり劇中劇でこれを行う事、すなわちこれもまた
虚構×虚構。
まさしく「光の魔法」…………。
まるで
光に遠くの景色を見せるために、
今と違った方向を向かせるような
羽化に悩む灯織に少しだけ力を貸してあげるような
摩美々らしい優しい魔法、そんなふうにも思えます。
それを言語化したとも言えるコミュがこちら









答えですよ、こんなん。
そしてこのカードの思い出名が

『ヒカリ』表記がイルミネにおいて重要な意味を持つことは言うまでもありません。
ならば『Uka,』の文脈で見た時、
田中摩美々とは灯織の背中をそっと押せる、
星を正しく見守ることのできる観測者の役割を持って選ばれたゲストだったのです。
摩美々の言葉は誰を救うのか
果穂さん、冬優子同様、
摩美々にも『Uka,』と密接な関わりを持つイベントコミュがあります。

羽化への恐れを演じる灯織の背中を押す役割
変わっていく事への恐れ
変わらないものへの未練
たとえ変わってしまったとしても、全て今と違った存在になってしまうわけではないのだと。







摩美々の『言葉』が、
過去を生きる人を肯定し、
今を生きるための背中を押した場面です。
これって実にクロノスタシスのテーマで
それでいて「相手に届くための言葉」で
摩美々がイルミネの、灯織の背中を押すこれ以上ない適任者である事を物語ってるんですよね………。
だけど離れても
出逢えた日や 過ごした日々は消えたりしない
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:石黒剛・小久保祐希
編曲:石黒剛
摩美々の羽ばたきはどんな効果をもたらすのか
ユニット単体のイベントコミュでは
シーズ、コメティックを除けば
基本的に他ユニットのメンバーは名前すら登場しません。
しかし(記憶する限り)唯一の例外がいます。

こんな、イルミネコミュもイルミネコミュ、
イルミネそのものみたいなコミュに…、

ま、摩美々〜〜!!!!!!!!!!!!!!
実績だけで見れば本当にすごい事ですよ、これ。
まぁほぼ冗談みたいなオマケ要素と思ってください()



バタフライ効果、すなわち蝶。つまり羽化。
もしあの角を右に曲がったなら
すれ違う人も違って行く
イルミネーションスターズ
作詞:渡邊亜希子
作曲:草野将史
編曲:草野将史
『Uka,』の最重要曲『BRIGHTEST WHITE』と
蝶をLINKさせる言語化にも一役買っています。
ゲスト3人の共通点は何か
裏を見せるためのライブ。
求められる二面性。
ゲストアイドル3人の条件も、「二面性」なのです。



わかりやすく
「赤と青を持つ」とも言語化されています。
(イルミネの黄色にもお誂え向きですね)
また、ただの2色の意味ではなく、
「成長する事でどちらかの色に寄ってしまうと、
現在のバランスが崩れる危うさのある3人」
であると言えます。
故に、羽化と向き合うメンバーとしたのでしょう。
ここまでがゲスト3人の根拠の解説になります。
『Uka,』における預言者とは誰だったのか
長くなりましたね…締めたいと思います。
結局のところ冒頭で語った不満の2つ目である、単調な物語に見えてしまった要因とは何だったのか。
それはイルミネコミュでほぼ必ず登場する、
預言者の顔をする大人たちが登場しなかった事です。

・感謝祭のディレクター
・青のReflectionのコメンテーター
・はこぶものたちのファンたち
・絆光記のルポライター
など、
イルミネコミュには多くの割合でイルミネを悩ませる、預言者面した大人たちが描かれます。
その大人たちからの課題に正面から向き合い、
一つの答えを出す事でイルミネコミュは深みを生んできたため、
それが無い『Uka,』をコミュとして見た時、
どうしても平坦なお伽話に見えてしまったのです。
ですが今回、一度は不完全燃焼を味わった『Uka,』
と1ヶ月間とことん向き合い、
その全てが自分の中で腑に落ちた時、
ある人物の心境とシンクロした感覚に陥りました。




もっと素直に羽化を喜びたかった。
もっと純粋に灯織の姿に涙したかった。
もっと単純にイルミネを応援したかった。
なんのことはありません。
コミュアーとしてのくだらないプライドが
つまらない斜に構えた目線が
自分自身の世界を狭めていただけなのです。
羽化できていなかったのは、私。
だから今回向き合えて、徹底的に深掘りし、理解したと思えるまで考える事ができて、本当に良かった。
ああ、私は喧嘩させてもらったんだな………と。
そう、『Uka,』における
預言者の顔をした醜い大人は他でも無い、
私自身だったのです。
ならばこそ、ここまで向き合わせてくれた彼女たちを
その眩しさ、美しさを、愛おしさを、
解き明かさせてもらった私の言葉を尽くして語ろう。

ありがとう、イルミネーションスターズ。
また喧嘩しましょうね。
