AIに何度描かせても、指だけは直らなかった。諦めた私が学んだこと
AIイラストを作るようになってから、
「AIなら何でも描ける」
そんな気持ちが少しだけありました。
今回作ろうとしていたのは、
コバンとあかりが映画の主人公のように宙返りする一枚です。
頭の中では、もう完成していました。
でも、現実は違いました。
何度描いても違和感だけが残る
最初は、
「あと少し修正すれば完成する」
そう思っていました。
ところが、生成するたびに、
指が4本になったり、
6本になったり。
腕の位置がおかしくなったり、
体のひねりが不自然になったり。
絵はきれいなのに、人として見ると、どうしても違和感しか残りません。
できることは全部試した
もちろん、そのまま諦めたわけではありません。
私は、
・腕を後ろへ回す
・手を目立たなくする
・「指が破綻しないように」と強く指示する
・何度もプロンプトを書き直す
・何枚も生成し直す
思いつくことは全部試しました。

それでも、納得できる一枚にはなりませんでした。
その時、考え方を変えた
途中でふと思いました。
「失敗を直し続けるより、発想を変えた方が面白いかもしれない。」

そこで私は、宙返りをやめました。
代わりに挑戦したのが、夏の海です。
サーフボードの先端。
水しぶき越し。
太陽から見下ろす視点。
人が立てない場所へカメラを置く。
すると、今までとはまったく違う世界が広がりました。
苦手を知ることも、大切な成果だった
最初は、
「宙返りを完成させられなかった」
と思っていました。でも今は違います。
AIが苦手なことを知れた。それ自体が大きな成果でした。
次から私は、同じことに何時間も使いません。
「あ、これは今のAIが苦手な表現なんだ」
と分かっているからです。
その分、AIが得意なことに時間を使えます。

AIを使いこなすということ
今回、一番大きな学びは、AIを万能にしようとしないことでした。
AIにも、得意なことがあります。
苦手なこともあります。
苦手を無理に克服させ続けるより、得意なことを伸ばした方が、結果として面白い作品が生まれる。
これは、AIイラストだけではありません。
仕事でも、普段のAI活用でも、同じことが言えるような気がしています。
おわりに
今回、私は宙返りを完成させることはできませんでした。
でも、その失敗があったからこそ、前回の記事で紹介した夏の海の作品が生まれました。
AIを使っていると、「できた」よりも、
「できなかった」
から学ぶことの方が意外と多いのかもしれません。
そして、その積み重ねが、少しずつ自分なりのAIとの付き合い方になっていく。
私はそんな気がしています。
関連記事
いいなと思ったら応援しよう!
読んでくださってありがとうございます。
応援いただけたら、次の記事を書く励みになります。