公務員を退職――病気休暇から見えた“新しい生き方”と挑戦
30年勤めた職場を離れる決断――。
9か月に及ぶ病気休暇の末に、夫は公務員を退職することにしました。
noteにお越しくださってありがとうございます。そらまめです🕊
今回は、その決意に至るまでの経緯と、夫が新しく描いた未来について記録しておきたいと思います。
夫が限界を迎えたときの様子はこちら👇
◆働き続けた日々の果てに見えたもの
夫は30年間、公務員として働いてきました。最初の頃は、自分のやりたい分野での仕事に就き、やりがいを感じ、人のためになる実感もあり、人間関係も良好。毎日が楽しく充実していました。しかし、時代と共に状況は変化します。採用枠が減り後輩が入ってこなくなり、専門外の部署への異動も増えました。新しい経験としては価値がある一方で、やりたい仕事からは離れ、ただ業務をこなす毎日が続きます。
小さな違和感は4〜5年前から積み重なり、最終的にはカスタマーハラスメントという出来事が引き金となりました。「働いても報われない」という思いは、心の奥で長年くすぶっていたのです。

◆星読みで見えた限界のサイン
病気休暇に入る前、夫は星読みでお世話になっている方にホロスコープを見てもらいました。その見解は、まさに「なるようになった」としか言いようがなく、限界まで頑張った結果であることを改めて実感させられるものでした。このまま無理を続ければ、体や心に大きな負担がかかり、倒れていたかもしれません。
ホロスコープのアドバイスでは、「自分の好きなこと、やりたいこと、心地よく過ごせることを考える時間を持つこと」が大切だと示されました。
◆休暇中の生活――何も考えず、ただ過ごす
病気休暇に入ってからの夫は、とにかく仕事から離れることに徹しました。
ゴールデンレトリバーの子犬のお世話
整体で体を整える
直傳靈氣の講座を受ける
伊勢神宮に出かける
子どもたちの送迎
職場との関係は完全に断ち、家族と過ごす濃密な時間を持ちました。この期間に、夫は自分の気持ちを整理し、「自分は何をやりたいのか」「何ができないのか」「何が嫌なのか」を考える時間を持つことができました。
◆伊勢神宮の参拝がもたらした気づき
伊勢神宮への参拝は、夫にとって大きな転機となりました。神聖な空気に触れ、自分自身と向き合う時間を持つことで、「これからどう生きたいのか」を真剣に考えるきっかけになったのです。
この旅の前後で、星読みの方から送られたハーブの種を育てることも始めました。休暇前から家庭菜園で玉ねぎなど野菜を育てていた経験があり、そこにハーブが加わることで、新しい挑戦のヒントになったのです。
伊勢神宮のお話はこちら👇
◆「のらりファームラボ」への挑戦
ハーブを育てながら、夫は次第に「自分がやりたいこと」を具体化していきました。
農地の整備
ハーブ栽培
商品加工の計画
以前の公務員としての経験を活かしながら、計画を立てることは夫にとって非常に楽しい作業です。これまでの業務に追われていた日々とは違い、生き生きと未来を描く毎日が戻ってきました。
農地を整備し、ハーブを育て、商品化につなげる――
そうして「のらりファームラボ」という名前が生まれたのです。
夫はもともと計画を立てるのが得意です。
「こうしたらどうだろう」「ああしたらどうだろう」と
楽しそうに未来を描く夫の姿は、休暇前よりも生き生きとしていました。

◆復帰か、新しい挑戦か――葛藤の日々
一方で、職場からは復帰の提案もありました。
別室での勤務
リモート勤務を経て徐々に復帰
一見、理想的な条件でした。生活のため、家族のため、収入を得ることも大切です。私も「これなら復帰できるかもしれない」と思いました。
しかし、夫の心はすでに答えを知っていました。
「これが本当にやりたいことではない」と。
星読みの方も、
「元気になったと思われて元の職場に戻ることになる。それでも頑張れますか?」と問われました。
夫の答えは出ていました。
――「もう耐えられない。」と。
お金は大事ですが、心からやりたいことに向かうこともまた大切です。
夫は原点に立ち返り、自分の望む生き方を選ぶことにしました。
それは、老後の生きがいや家族との時間を見据えた決断でもあります。
◆父の姿から学んだこと
私には、公務員として定年まで働いた父がいます。
60歳で退職し、再就職を経て65歳で完全に引退。
父は家族のために一生懸命働いてくれました。
心から感謝しています。
でも、老後の楽しみや生きがいを見つけることはできなかったのだと思うと、少し切ない気持ちになります。
だからこそ夫には、今こそ新しい一歩を踏み出すチャンスだと感じたのです。
◆家族の応援と新しい未来
もちろん、子どもたちの教育費もまだまだかかります。
夫の母からの大反対もありました。
しかし、人生を生きるのは夫自身です。
夫が夫らしく生きることが、家族にとっても一番大切だと思いました。
子どもたちは、そんな姿をみて自分たちも何がやりたいのか、考えているようです。
伊勢神宮での気づきや星読みのアドバイスは、すべて夫の人生を見直すきっかけとなりました。限界を超えた先に見えたのは、無理をしない生き方、そして心からやりたいことに向かう勇気です。
夫は、限界を超えたことで、ようやく“自分らしい生き方”にたどり着きました。
今は、農地を整え、ハーブを育てる計画をたて、夢をもち、「のらりファームラボ」を少しずつ形にしようとしています。
未来はまだ手探りですが、確かに一歩ずつ、自分の道を歩み始めています。

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