【 NO GOAL 】シンガポールふらふら一人旅②〜私はスペック持ち〜
🔰もしよろしければ、旅の始まりからどうぞ👇
不眠不休のパッキング
「いろいろ忙しくて」ではない。
なんか、準備してたら目がパキッてきてさ。
「今寝ないと死ぬ(寝過ごす)ゾーン」を過ぎて
気づくと「今寝たら死ぬ(寝過ごす)ゾーン」にいたってだけ。
始発の高速バスに乗らなければ確実にアウト。
うっかり寝るのを避けるため、
無駄にシャワー浴びたり
ドライブしたり
まったりしている猫をじゃらしで釣ってみたりして時間を潰した。
乗り場までは徒歩10分。
余裕を持って30分前に家を出た。
ーー着いたらギリギリだった。
なぜか?
スーツケースのキャスターが1個死んだのだ。
…一応回る。
だいぶ使っていなかったからか
キャスターのラバー部分(?)が劣化してたっぽい。
…崩れ落ちた破片はどこへ?
2023年11月30日早朝。
外はまだ薄暗い。
出発まではまだ時間がある。
ーーよし。破片を探そう。
そして、拾ってゴミ箱へ捨てなきゃ。
ここは私の生活の場。
海外旅行に浮かれてゴミを撒き散らす気は
さらさらないのだ。
少し駆動力が落ちたスーツケースを引っ張りながら
来た道を戻った。
そして気付いた。
…私、どっち側歩いて来た??
私の秘密
…分からない方には
一生分からないと思うんですが…
私、実は【方向音痴】というSPECホルダーでして。
えぇ…。
レベルに関しては測ったことがないから
断言は避けるんだけど、
まあまあ高いよね。
徒歩10分圏内ということは
だいぶ慣れ親しんだ道なのね。
その道を普段は車で移動しているわけよ。
歩きだと見え方が違うし、
日中ではなく、暗いっていう条件が付いた日には
SPECホルダーの私からすると
そこはもう、異世界なのだ。
そんなことはどうでもいい。
道を戻りながら、
頭の中では歩いて来た道の主観を再生するという
謎作業を開始した。
決して「逆再生」ではない。
だって、来た道戻れないのに
逆回しなんてできるわけがない。
来た道を半分くらい戻った所で破片発見!
キャスターが1個死んだ深い赤のスーツケースは
私と同じく方向感覚が狂う。
それを引き摺りながらバス乗り場へ向かった。
その時に初めて
「時間、ヤバくね?」と思った。
このバスを逃してしまったら
「ニノマエを召喚するしかない」とか
結構マジで考えたりもした。
このドラマフリーク脳をどうにかしてほしい。
結果、無事乗れた。
拾った破片は空港のゴミ箱に捨てるとして
ポケットに突っ込んだ。
カオス・アンド・カオス
チェックインは既に済ませていたので
バスを降り、荷物を預けて保安検査場へ向かった。
…すーーーーんごい混んでいる。
検査場の入り口が遠い遠い。
出発時間まであと1時間半。
…大丈夫か?
見た感じ、検査場フルオープンではないぞ。
途中、私のすぐ後ろにいたご老人が座り込んだ。
…体調悪いのかな?大丈夫かな?
と気になりながら少しずつ進んだ。
列の進みが止まる度にその方は座り込んだ。
…ん?連れの人…いない??
よく見ると、その方は外国の方だった。
その後ろの、私が勝手に家族だと思っていた方は
日本人だった。
列に並んで、かれこれ30分以上は経っている。
入り口はまだまだ先。
ちょうど折り返し部分の通路側に来たタイミングで
空港スタッフに声をかけた。
「この方、立っているのもしんどそうなので
どうにか先に入れられませんか?」
空港スタッフは一瞬どこかへ行ったけど
すぐに戻ってきて仕切りを開けて
その方を列から出して下さった。
ス「お連れの方もどうぞ。」
私「え?私?あ。違います。その方お一人です。」
ス「え?」
みたいなやりとりの後、
そのご老人の腕をとり、立たせた。
ーーめっちゃスタスタ歩いて行った。
え?!マジ?!え??????
私、横入りをアシストしたみたいじゃん!!
え!めっちゃ嫌なんだけど!!!
と、ちょっと動揺していると
周りにいた人達が、
「え?めっちゃ元気じゃん。びっくりですね。」
って感じで話しかけてきた。
私も、「ですよね?!」と返して
あぁ、よかった。共犯とは思われていない。
ってホッとしたんだけどさ、
…ちょっと待って?
あなた達、気づいてた?具合悪そうなの
って、ちょっとだけモヤった。
いかんいかん。
これから楽しい一人旅だ。
…しかし、列が進まない。
あっという間に保安検査場締切の時間になった。
周りはざわつき始めた。
結構大きめの声でスタッフに迫る人も出てきた。
ワォ。。。大丈夫だよー。
だって、まだ誰も乗れてないから
出発もしないよー。
と、元空港職員の私は思っていた。
1つ懸念があるとすれば、
超格安のLCC。
「やっぱ今日は飛びません!」
があるかもしれないということだけだ。
でも、それも今日はないだろう。
なぜなら、沖縄↔︎シンガポールの直行便就航の
記念すべき最初の日なのだから。
ーー結局、検査場を通過したのは
出発時刻を過ぎてからだった。
1時間以上のディレイ。
でもまぁ、乗れるしいいじゃん。
乗り換えがある方は
気が気じゃないかもしれないけれど、
私には時間がたっぷりある。
その前にお腹が空いた。
搭乗口の近くにあったコンビニで
サンドイッチでも買おうと思って入った。
バカ高いポーク卵のおにぎりしかなかった。
お値段460円。
え〜。。。
まぁいっか。
搭乗口が開き、やっと飛行機に乗れた。
ここから5時間。
ぐっすり眠った。
だって私、オールでここまで来たんだもん。
つづく
✈️シリーズまとめはコチラです👇
👉 ①トリセツ編
👉 ②私のスペック編 ←今ココ
👉 ③SPECちょい解放編
👉 ④旅エッセイっぽいぞ編
👉 ⑤GPSがズレる女編
👉 ⑥修学旅行生と私編
👉 ⑦こんにちはマーライオン編
👉 ⑧小心者のふらふらDAY編
👉 ⑨アニキ爆誕編
👉 ⑩最後のバタバタ編
👉 ⑪おまけの回
👇こちらは「胆石エッセイ」の入り口です。
お時間があればどうぞ。
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