我が胆のうで育まれしウルル①〜痛覚爆鈍女、初めて震える夜〜
はじめに。
今から書くことは、
マジで1mmも盛っていないということは
先に言っておきたい。
回顧録なので、
その時思ったこととかはチョイ盛りだけど
起きたことや言われたことは
ノンフィクションです。
痛覚とは。
私、昔から痛みに鈍感というか、
強い方だと思っていたし
周りからもそう認定されていたのよ。
やせ我慢とかでもなく。
親知らず抜いた時も
痛いっちゃ痛いけど、
痛み止め飲むほどか?って言われると
そこまでではない。
って感じで終わったしな。
肋骨の痛みも1週間放置して
うーん。やっぱちょっと筋肉痛とは違うかも…
って病院行ったら折れてたしな。
まぁ、そんな痛覚爆鈍女が
痛みで震えたのが「胆石」なんすよ、
って話をしようと思う。
痛み!クランクイン!
2023年10月12日、夜9時に仕事を終えて
車で1時間程の自宅に向けて出発した。
なにやら少しみぞおちが痛む。
元々私は胃痛持ち。
中2で胃潰瘍になった胃痛のプロだ。
「ちょっと疲れたかな」
くらいにしか思っていなかった。
いつもだいたいその程度なのだ。
高速に入ってすぐ
その痛みがなかなかの主張をし出した。
え?ちょっと…なんか変…かも…
今までに味わったことのない痛み。
胃潰瘍の時とも違う。
内臓をもぎ取られるようでありつつ
ドーン!ドーン!!と激しく脈打つようなやつ。
私の胃の中でメイウェザーが暴れてる?
痛みのあまり、全身に鳥肌が立つ。
冷や汗?あぶら汗?
よく分からん汗が滲んでくるのを感じた。
え?こんなの初めて♡
じゃねぇのよ。
このまま運転はマズいかもしれない。
ひとまずSAに入ろう。
どうにか車を停めることができた。
自分の車を合わせても
5台にも満たない田舎のSA。
自販機とトイレの灯りが眩しい。
シートを倒し、すぐに横になった。
胃痛持ち必殺の型、「左側を下に」発動。
10分程経過した。
痛みは和らぐどころか、
益々主張をエスカレートさせてきた。
痛み!入ります!的な。
おい。ちょいと調子に乗ってませんか?
承認欲求強すぎやしませんか?
痛いの分かってるからこうして左側を下にして
寝てるんでしょうが!!
30分経過。
痛みは治まる気配がない。
このままここで一夜を明かす気か?
否!自宅ではカワイイ猫達が
今日も玄関で私のスリッパの上に座し
ホカホカにして私の帰りを待っているのだ!
私は意を決してシートを起こし
「フー…フー…フー…」と
浅い呼吸を繰り返しながら
再び運転を始めた。
無事家に着いたが、正直記憶は曖昧だ。
痛みで気絶できるかもしれん。
そんなことを考えながら運転していたのは
覚えている。
幸い、その時間は交通量がグッと落ちる。
対向車線からも後ろからも
ほとんど車は現れない。
中央分離帯の反射板が私の車のライトで光るくらいだ。
玄関を開け、猫2匹の歓迎を受けながら
まず胃薬を飲んだ。
これで大丈夫のはずだ。
そのままベッドに倒れ込んだ。
今日は風呂キャン。
だって無理。痛みでもう動けない。
気が付くと朝だった。
いつの間にか寝落ちしていた。
昨日の痛みは一体なんだったのか?
っていうくらい体には何も残っていなかった。
むしろ、いつもよりも早く寝ついてしまったからか
久しぶりのスッキリとした目覚め。
なんともあっけないクランクアップだった。
「やっぱ胃薬最強だわ〜」と安心し切っていた。
その日は何事もなく過ぎていった。
余裕をブッこいていた翌日、
私はトドメを刺されることになるのだ。
つづく。
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📚 『我が胆のうで育まれしウルル』全話まとめ
👉 ①初めてのウルル爆誕←今ココ
👉 ②町中華でトドメ編
👉 ③救急外来編
👉 ④痛みレベル10の夜編
👉 ⑤私の中のジェイソン・ステイサム編
👉 ⑥手術前夜編
👉 ⑦ワーカホリック・ゾンビ編
👉 ⑧サヨナラ、ステイサム編
👉 ⑨回復室編
👉 ⑩YouはShock!編
👉 ⑪番外編
👉 ⑫ダンサーは突然に編
👉 ⑬プロの現場編
👉 ⑭おほーほ先輩編
👉 ⑮優雅な朝かもしれん編
👉 ⑯新スペック装備編
👉 ⑰ステイサム再降臨編
👉 ⑱最終話・○○女子爆誕編
👉 18.1 おまけ・「こぼれ話」編
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読んでいただきありがとうございます。
また次回!
