我が胆のうで育まれしウルル④〜まだ続く、痛み10の夜〜
よろしければコチラから↓
地獄は続くよどこまでも
「猫飼いさ〜ん。よかったね!先生来たよ!」
すげぇ感じの良い元気ナースさんに呼ばれて
「エヘッ…ヘェ…ヘヘ…」
とかキモイ愛想笑いをカマし
牛歩で診察室へ向かった。
「待たせてごめんなさいね。」
と、爽やか内科医が迎えてくれた。
すげぇ。
ど深夜に急患対応(めっちゃ時間かかってた)をした後なのに
すげぇ爽やかじゃん。
医「痛みを10段階で表すと…」
私「じゅー!!じゅーじゅーじゅー!!です!!」
やだ。せっかち。言葉被せちゃった。
私普段すごくのんびりなのに。
それくらい切羽詰まってたってことよね。
症状を聞いた後、触診・エコーへと診察が進む。
「う〜ん。症状は胆石なんだけどなぁ。
石が見えないなぁ。」
胆石…とりあえず病名が分かりそうでよかった。
痛み止めを点滴で注入。
ベッドで横になってCT検査を待った。
モア・アンド・モア・ペイン
痛み止めを入れて1時間ほど経っただろうか。
痛みは少しも変わらない。
小まめに看護師さんが来てくれる。
看「今痛みはどう?」
私「う…変わらないっス…」
看「そっかぁ。じゃ、CT行こうねぇ。」
私「じゃ?」
ベッドごとカラカラと運ばれた。
造影剤を入れる際、液漏れについての注意も受けた。
見事に漏れた。
あっという間に左腕がパーンッ!!と張った。
痛かったけど、みぞおちほどではない。
「あ。痛いでーす。」と私が知らせた瞬間
光の速さで技師さん、看護師さん、お医者さんが
飛んできた。
めっちゃ謝られたのが心苦しい。
え?私の血管がショボいからじゃね?
そんな謝らんでくれ。
すげぇ優しいじゃん。
CT撮ってみたけど、
結局造影剤のまわりが悪くて写らず。
みぞおちの痛みも10のままだった。
2回目の痛み止めの点滴を入れることになった。
ちょっと強いのを。
痛みが7~8になった。
痛いは痛いけど、
既に10を経験してしまった私は、
比較の軸がズレてしまったのだろう。
「さっきよりだいぶイイ」とか思った。
それでも、1時間くらいで10に戻った。
そんなこんなで一睡もできず夜が明けた。
交代で、外科の先生が来た。
ペペッとエコーで見てすぐに彼は言った。
「あ。石ありますね。入院で。」
つづく
――――――――――
シリーズはこちらから読めます✨
スキ❤️で応援していただけると嬉しいです。
👇
📚 『我が胆のうで育まれしウルル』全話まとめ
👉 ①初めてのウルル爆誕
👉 ②町中華でトドメ編
👉 ③救急外来編
👉 ④痛みレベル10の夜編 ←今ココ
👉 ⑤私の中のジェイソン・ステイサム編
👉 ⑥手術前夜編
👉 ⑦ワーカホリック・ゾンビ編
👉 ⑧サヨナラ、ステイサム編
👉 ⑨回復室編
👉 ⑩YouはShock!編
👉 ⑪番外編
👉 ⑫ダンサーは突然に編
👉 ⑬プロの現場編
👉 ⑭おほーほ先輩編
👉 ⑮優雅な朝かもしれん編
👉 ⑯新スペック装備編
👉 ⑰ステイサム再降臨編
👉 ⑱最終話・○○女子爆誕編
👉 18.1 おまけ・「こぼれ話」編
――――――――――
読んでいただきありがとうございます。
また次回!
