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我が胆のうで育まれしウルル⑭〜「おほーほ先輩」と地獄の攻防

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新たな刺客現る!ハラハラ腹

ここまで読んできた方は
売店でまた私、何かやらかすと思ったでしょ?

何もないよ!笑
無事、ピノをGETしてきた!

またテスト作りの続きをしようと思ったんだけど、
やっぱりおなかが痛くてさ。
校長にテスト延期を申し出た。
…クソ。不甲斐ない。

長時間座っていられないから仕方ない。
寝っ転がって音楽聴きながら島作りしてたわ。
夕食もお昼と同様、
それぞれ3口くらいでギブだった。
…ピノは完食したけどね。笑

同室の「すぐ嘘つく方」じゃない先輩がね
私と同じく、腹圧かけられない人で。
腕力頼みで体勢変えるのもしんどかったみたい。
看護師さんが頻繁に来ては体勢変えてた。

…で、問題はここから。
この先輩の"咳"がまたクセ強でさ。

「おほーほ…おほ…おほーほほ」

って、か細くもハッキリ発音するのよ。
分かる。腹圧かけたくないんだよね。
分かるよ。

…でもさ、リピートされると
ジワジワ笑いそうになるの。

それ耐えるじゃん?
→腹圧かかる→地獄
の、鬼畜ループが始まるわけ。

先輩は咳で腹圧かかって死にそうじゃん?
私は笑いを堪えて腹圧かかって死にそうじゃん?
病室の対角で、理由は違えど
お互い腹圧逃ししてる状況が
だんだんコントにしか見えなくなってくるのよ。

「おほーほ…おほーほ、…おほーー」



あ。止まった。良かった…



「おほーおほーーえほーほ」

追撃!!!!
しかも「えほーほ」!!

…穴…穴が開く…!!
無いはずの穴が3つ増えるかもしれん!
北斗のケンシロウになってしまうかもしれん!!!

—その日、私はおほーほ先輩にKOされた。

セコンドがついていたら
もっと早いタイミングで
タオルを投げてくれたかもしれん。

燃え尽きたぜ…真っ白にな…

ワーカホリック、散る。

2023年10月18日(水)。
テスト作りを再開した。
しかし、思うように進まない。
座ってPC触ってると、呼吸が浅いのが分かる。

延期したとは言え、
まだ半分しかできていない。
いつもなら遅くても5日前にはできているのに
今はこのザマである。

ポーカーフェイス外科医が来た。

ポ「猫飼いさん、退院いつがいい?」
私「…いつ?(え?私が自由に決められるの?)」
ポ「僕的にはね、土曜日か日曜日。
 どっちがいい?」
私「…じゃあ…土曜日で。」
ポ「OK。じゃあ、明日からお風呂入っていいよ。」
私「え!!ありがとうございます!!」

日曜日ぶりのお風呂にときめいた。
気分を上げるために
ロクシタンのチェリーブロッサムの
ボディソープを持参していた。

よし!やる気が出てきたぞ!
テスト終わらせるぞ!!!!



無理だった。
座っていられない。
ワーカホリックな私は姿を消していた。

この日の昼食はビーフシチュー。
大好き!!ビーフシチュー!!

ーーでも…
それも、ほとんど食べられなかった。
痛みもあるが、
あまりにも胃が小さくなってしまったのか。
体が受け付けない。

…もしや…私、痩せる??
え?痩せるんじゃね??

不謹慎は重々承知!
でも!!!
…これ、いけるんじゃね?

などと、アホの思考になっていた。
栄養、摂ってないからだ。

つづく

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📚 『我が胆のうで育まれしウルル』全話まとめ

👉 ①初めてのウルル爆誕
👉 ②町中華でトドメ編 
👉 ③救急外来編
👉 ④痛みレベル10の夜編 
👉 ⑤私の中のジェイソン・ステイサム編
👉 ⑥手術前夜編
👉 ⑦ワーカホリック・ゾンビ編
👉 ⑧サヨナラ、ステイサム編
👉 ⑨回復室編
👉 ⑩YouはShock!編
👉 ⑪番外編 
👉 ⑫ダンサーは突然に編
👉 ⑬プロの現場編
👉 おほーほ先輩編  ←今ココ
👉 ⑮優雅な朝かもしれん編
👉 ⑯新スペック装備編
👉 ⑰ステイサム再降臨編
👉 ⑱最終話・○○女子爆誕編
👉 18.1 おまけ・「こぼれ話」編
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読んでいただきありがとうございます。
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