我が胆のうで育まれしウルル⑪〜番外編・強さのDNA〜
🔰初めての方はこちらから読むといいかもです。
ウチの真のラスボス
まさかこの胆石エッセイが⑩を超えるなんてね。
なのでこの辺で少し箸休めというか、
番外編でも置いておくことにする。
え?そんなんいらんよ!っていう方は
ここ飛ばして⑫から行っちゃっていいんで。
私が痛みに極端に強い人間であることは
もう嫌というくらいお分かりいただけたでしょ?
今日はそのルーツを少し。
本編中でも触れているけど、
私の強さは完全に母の遺伝。
これはもう否定のしようがない。
現在over70のウチのラスボスの
最強エピをお話しする。
インフル事件
これは一番最近の出来事。
私の実家は自営業を営んでいる。
ある日私が実家に行くと、
従業員達が口々に訴えてきた。
「奥さんが高熱で大変です!
病院行ってって言っても
絶対行かないんです!
今旦那さんが説得してます!」
出たよ。母の「大丈夫よ!」
だいじょばないのよ。マジで。
というのも、1週間前に転倒し
肋骨を折っていたのだ。
しかも病院へ行かずに放置。
つい数日前に骨折が分かったのだった。
私は2階に上がり、寝室へ直行した。
ベッドには母。
その傍らには父がいた。
私は母に話しかけた。
「熱は?」
返答がない。
目が合わない。
反応がおかしい。
微かな声で「大丈夫よ」と呟いた。
私は咄嗟に声を張った。
「そんなの体が35歳の人しか成立しないから!」
母の反応は無い。
「救急車呼ぶよ!」
私は即決した。
まず#7119に電話して指示を仰いだ。
すぐ救急車を呼べとのことだった。
母に寝室から出ないように言い、
店舗に戻り、従業員たちに
救急車を呼んだことを伝えた。
しばらくして救急車到着。
誘導して、1人の隊員と2階に上がった。
その間に状態の説明。
玄関を開けた
…廊下の奥から壁を擦りながら
こちらへ向かってくる人影が見えた。
ーーゾンビだ。
違う。母だ。
なぜかちょっと良い感じの服に着替えている。
そして、その後ろから父。
なぜお前も着替えているんだ!
隊員「えっと…歩けます?」
私 「ただの気力です。
幻覚症状あります。
肋骨折れてます。」
隊員「肋骨?!」
私 「別件です。なので運んでください。」
隊員「了解です!」
残りの隊員も担架を持って上がってきた。
先に上がった隊員の指示を受け
素早く母を運ぶ態勢に入った。
次は父だ。
ここまで私が橋渡しをしたが、
母の状態を全て把握しているわけではない。
付き添いは父に任せることにした。
私はすぐに仕事(塾生が来ている状況)だったし
幻覚症状が出ている状態を見たのは父だからだ。
私「ちゃんとそのことも詳しく話してよ」
父「え?僕が?!」
ちょっと待てぇッ!!
千鳥もびっくりである。
他に誰がいる????
もうマジでカオス。
そんなこんなで運ばれたんだけど
サチュレーションも低くて結構やばかったらしく、
結局1週間入院したのである。
その間、コーヒーが飲みたい。
コーヒーを差し入れしろとうるさかったので
既読スルーしてやった。
大人しく薬飲んで寝てろ。
コーヒーなんて、元気になったら
気が済むまで飲めばいいのだから。
入院した翌日、必要なものを届けに行った。
隔離された部屋に通された。
あ。入ってもいいんだ。
(フェイスガードとマスクは絶対)
まだ表情も会話も虚ろだった。
それでも母は言った。
「大袈裟よ。」
はぁぁぁ?!幻覚見てたからね?!
反応無かったからね?!
てか昨日のこと覚えてんの?!
と責めてやりたかったが
グッとこらえようとした。
ーーが、やっぱり言った。
ちょっとだけソフトに。
その他の伝説
あぁ。さらっと触れるだけにしようと思ったのに
この文字数である。
他にもいろいろあるんだけど、
やっぱり一番ブッ飛んでるのは
「私を産んで退院した翌日から仕事復帰」
である。
ワーカホリックまで遺伝してんのよ。
どう?ウチの母。
ヤバイでしょ?
でももうやっぱ年だからさ。
自分を労ってほしいと切に願ってる。
本当に。
そんな、
鬼頑固+鬼頑張り屋さん+鬼システマ使い
を母に持つ娘の苦労話でした。
それではまた、本編で!
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📚 『我が胆のうで育まれしウルル』全話まとめ
👉 ①初めてのウルル爆誕
👉 ②町中華でトドメ編
👉 ③救急外来編
👉 ④痛みレベル10の夜編
👉 ⑤私の中のジェイソン・ステイサム編
👉 ⑥手術前夜編
👉 ⑦ワーカホリック・ゾンビ編
👉 ⑧サヨナラ、ステイサム編
👉 ⑨回復室編
👉 ⑩YouはShock!編
👉 ⑪番外編 ←今ココ
👉 ⑫ダンサーは突然に編
👉 ⑬プロの現場編
👉 ⑭おほーほ先輩編
👉 ⑮優雅な朝かもしれん編
👉 ⑯新スペック装備編
👉 ⑰ステイサム再降臨編
👉 ⑱最終話・○○女子爆誕編
👉 18.1 おまけ・「こぼれ話」編
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読んでいただきありがとうございます。
また次回!
