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【英会話】なんて言えばいいかわからない問題の解決策

言いたいことが頭にあるけど、英語でなんていえばいいかわからない!という経験をしたことがある人は多いと思います。そのような状況を突破できる解決策について、いくつか説明します。覚えておいて損はないと思います。

相手に聞く

これは、わからない表現が単語レベルである場合に役立ちます。たとえば:

I can not come up with a word to descirbe this. 
これをなんて言えばいいかわからないんだけど。

のように言って、「これ」を指で指し示せば、相手が教えてくれます。その場を乗り切れることはもちろん、コンテキスト情報が明確に頭に焼き付きますから、その単語をその場で覚えることも可能です。

※ちなみに、わからない単語にぶちあたるごとにネットでin situで調べる行為はとても「しらける」行為ですから、やめた方がよいです。

平易な言葉、汎用的な言葉で置き換える

たとえば、何かがポジティブであることを表現したいなら、それらはすべて good や great などのかんたんな単語で表現できます。もちろん、具体的にどのようにポジティブかは伝わりにくいですが、適宜後から説明を補うことで、詳細をヴィヴィッドに伝えることは可能です。たとえば、fabulous という単語を知らないとしても、説明したいイメージが頭に固まっていれば、平易な言葉で置き換えて同じメッセージを伝達できます:

The house is fabulous.
その家は豪華。

The house is good, coming with great pieces of furniture and equipments.
その家はすごい、すごい家具や装備がある。

文のボリュームが増えてフォーカスがボケていますが、fabulous という言葉を知らない場合の代替策としては十分機能しています。

また、言い換えとは少し違いますが、「じゃない方」の言葉を知っていれば、それを裏返すことによる迂回表現が可能です。たとえば、not good と bad はほとんど同じ意味を指しますから、bad という言葉を知らないとして、代わりに not good を使うのは妥当です。極論ですが、性質や傾向を表す言葉のうち、「じゃない方」の言葉を知っていれば、それを not などで裏返すだけで言いたい側の意味を出せます。

句動詞や熟語を使う

句動詞はとても便利で、難しい単語が思いつかない場合の代替として利用できます。たとえば、investigate という単語を知らなくても、look into で同じことを言えます。また、句動詞を構成する単語は中学単語であることがほとんどであり、相手の語彙レベルが低くてもある程度伝わる、というメリットもあります。

これは日本語の場合とアナロジーがあり、たとえば、始発駅ホームに電車が入ってくることを「入線する」といいますが、このような漢語は若干かたい表現でありカジュアルなシーンではたぶんあまり使用されません。電車が入ってくるとか、単に来るでも十分通じますし、平易な表現で置き換えてまったく問題ない場合もあります。

ストックを言い訳にしない

ここまでで説明したことにたいして共通していえることですが、「覚えてないからできない」という態度は可能な限り除去すべきです。英会話というのは、自分の考えに浮かんできたイメージを素直に、連続的に説明するという取り組みなのですが、そのイメージを説明するために使用する用語をなににするかは完全にその人の自由であり、当然、「その人が知っている語彙から選択してそれを言う」ことができます。「ストックがもっとあれば言えるのに…」みたいなことは、思わない方がいいです。

また、言葉を知ってはいるが、エイヤと勇気を出してその言葉を口に出せない、自分が勝手につくったフィルターを突破できない、という場合もあります。これは何を言えばいいかわからないというよりむしろ、「それを言っていいのかわからない」という勇気の問題であり、これもまた突破すべき課題です。「これってなんていえばいいんですか」と英語お助けマンに効きまくることが常態化している人や、ChatGPTで、「自然でナチュラルな表現」を確認しないと気が済まない人ほど、そのような状況になるのではないでしょうか。

いずれにせよ、「ストック」を言いわけの材料にしないことです。「すぐにあきらめない、できる範囲でやる」というのは、なんて言えばいいかでつまづきそうになったときに常に役立ちます。「できる範囲でやる」という態度については、以下の記事でもしています:

今回の記事のような英会話・スピーキング関連の話は、「英会話」のマガジンにまとめています。こちらもぜひのぞいていってみてください。肩の力を抜いて気楽に楽しめる内容であるはずです:


▼この記事を書いた人▼

そっちゃそ
フリーランス英日翻訳者。本業で培った知識や経験をもとに、発音指導語学指導もやっています。noteは、僕の思想や考えをひろく公開するために使用しています。僕の思想や考え方については、考察と思想哲学のマガジンにまとめているのでこちらをぜひご覧ください。詳しいプロフィールはこちらから。

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主な著作:「自分の意見を言うことは『役に立つ』」、「外国語を学習すると決めたときに読む本」、「英語発音学習の第一歩」。既刊一覧はこちらから

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