離島の暮らし【海辺の宴会】
まったくこの島は夏しか遊べんな
また夏が来て中学時代の同級生や先輩、後輩達と
海辺に集まってくだらない話やら
近況やら話している
今日集まったのは
島の東の果てって言っても狭い島だ
果てと言う程は遠くない
あ、東の端だな
他に何か観光資源がある観光地なら
人が回る候補として上げるだろうくらいの
ところだと思う
綺麗な草の原や変わった造形の岩場のある岬
面積があまり無いので草原とは言いにくい
自分の西地区の浜も綺麗だが
ここも違った美しさがある
あの公民館の会合以来無くなった
子供会のキャンプをする場所だ
あの会合については⬇︎こちら
キャンプする所までは
まだ500メートルくらいあるかな
自分で稼ぐようになって
私も先輩も同級生もバイクを買った
岬の根本にある草の所にバイクを停めて
タバコ吸いながら話していた
誰かとはなく
「せっかく集まったからここで同校会やろや」
「おーやろう」
同校会って言う言葉あるのかな?
いやw年中集まって似たような事やってんじゃん
じゃあ海でミナや(たぶんコッチではニナって言ってたな) ガネん手(亀の手)
イガイ(島での名前を聞いた事が無い、カラス貝とか言ってたかなぁ、ムール貝の小さいやつ)
とか取って来て塩水で茹でて食べようぜとなった
突発のことだからアルコールはなし
私はもともと飲めないから
どっちでも良かったw
みんなで歩いて行って
キャンプする所から海に降りていく
岩と岩の間に亀の手やイガイ
岩のあちこちにミナがいる
探せばサザエやアワビもいるだろうが
そんなに真剣に探していない
所詮は遊び、座興だ
いろいろ取りに行って帰って来た
「鍋がねえな」
そこら辺を見渡すと大きな缶が落ちていた
給食用のコーンや白桃が入っているような
少しデカ目のあれだ、誰かが捨てたんかな
「お!これでいいか」
1人が海水を汲んできて
焚き火をする
竈(くど)はそこら辺の石を積んで作る
この島のキャンプといえば
上級生を中心に石を積んで竈を作り
そこで煮炊きするからみんなそれが普通にできる
獲物を海水に入れて火にかけた
グツグツ…
焚き火の灯りだけなので
沸騰しているくらいしか分からないが
まあ、食べてみる
いつもはこんなの食べないけど
雰囲気だけでうまく感じる
亀の手なんて相当子供の頃
姉貴が茹でて1回か2回食べただろうか
今となってはもうこんな風にバカやる時くらいしか食べないな
これはこれでまあまあ旨い
漁協の岸壁で集まる時には
誰かがどこからか網の切れ端や
デカいタモを持って来て
小アジを獲ってカセットコンロの上の
フライパンにそのまま放り込み
素揚げにして食べたりしたな
まあ、これも座興、バカやってるだけだ
中学までは1匹づつエビ団子という
オキアミと小麦粉を練って作った
エサで釣っていた
オキアミを本島で買ってきて自分で練って作る
まだこの頃はサビキなんて無かった
あったかも知れないが
知らなかった
調子に乗ると後輩が決まって裸で海に飛び込む
何のために??
ウケるためだよw
ダチョウクラブの「押すなよ、絶対押すな」とは
また違うけど
「こりゃそろそろ〇〇が飛び込むかもな」
「いやもう飛び込むやろ」
「飛び込まにゃ気が済まなくなってるやろ」
と騒がずにボソボソ話し合うように喋ると
いつの間に脱いだか分からないが
「イャッホー」とか「おーりゃ」とか言って
ドボンッ!と飛び込む
まあウケたとは言いづらい
呆れた顔してハハハで終わるw
イジメでは無いですよ
ちゃんと可愛がっている後輩です
そんなこんなでバカやって
また夏と休みが終わる
そしてまた沖に出て行く
今気づいたが不思議と成人してからは
飽きたのか
もうそんなバカもやらなくなっていましたね
くだらない思い出話にお付き合いいただき
ありがとうございます。
ねこターボ🐈
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