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【東京/立川】エミリーフローゲモーニング2026年夏:車窓からの風景を映し出したモーニング


今年も例年を超える暑さの夏が来ました。
それでも昼間より気温が落ち着いていて、早起きして歩く夏の朝は気持ちよく感じます。
「忙しい朝でもゆっくりごはんを食べてほしい」という想いと共に、パティシエの朝を表現したエミリーフローゲのモーニング。
そこにはパティシエがフランス修行時代に見た景色、出会った人、初めて味わった美食への感動が詰まっています。


忘れていた記憶をよみがえらせる夏のメニュー

モーニングをやってみたい。はじまりはその一言。
四季をめぐり、ふたたび迎えた夏は、エミリーフローゲのパティシエにとってかけがえのない思い出の季節です。
がむしゃらに夢を追いかけフランスへ旅立ったあの日。
空港からの景色、チケットを握りしめ乗り込んだ電車。夏でも冷えるパリの朝に食べたアップルパイのあたたかさ。
モーニングの試作をしているとフランス修行時代の忘れた記憶がよみがえってくると話します。

パティシエのフランス話が聞けるのも、このモーニングの楽しみです。
南フランスへと向かう車内、疲れと安堵で眠ってしまったパティシエは、ギラつく太陽に頬を焼かれ目覚めたといいます。
一品目は、まさにそんな眩しい太陽を映し出したようなスープでした。

すがすがしい空気を吸い込むように味わうスープとタルト

●爽やかなフルーツのスープ

苺やキウイ、パイナップルなど、トロピカルな彩りで明るい気持ちになる甘いスープ。
周りから少しずついただき、最後は真ん中のパッションフルーツを混ぜていただきます。
ミントのすがすがしさにスーッと体が起こされ、パッションフルーツのキレと食感でバチッと目が覚めました。
これは夏の朝食の習慣にしたい…

二品目は、軽やかなパイで食欲を引き出す前菜。

●タプナードと完熟トマト、マスカルポーネのニース風タルト

パイの上に南フランスで親しまれるペースト「タプナード」を敷き、マスカルポーネ、完熟トマト、フレッシュバジルを飾ったタルト。
出す直前まで丁寧に調整されていて、パイのサクサクとした食感や見た目の華やかさなどすごくこだわっているんじゃないかと期待が上がりました。
ニースへの想いを込めたというこちらは、
ふわっと焼き上げたパイの軽さにタプナードの濃厚な旨みが重なり、トマトの甘さを引き立たせます。
タプナードは日本で言う薬味的な役割もあって、ケッパーの爽やかな抜け感やオリーブとアンチョビの深みのある風味が料理のアクセントに。
マスカルポーネのまろやかさとバターの香ばしさもあり、余韻の長い一品でした。

ちなみにタプナードはレシピも教えていただいたので、さっそく作りました!
そちらについては【おまけ】の項目をご覧ください。

頭に焼きついた香り。未来への期待を含ませたパンペルデュ。

この日も特別なワインが用意されていましたが、私は毎度のことながら「ティーソーダ」で酔いしれます…

続いてはメインディッシュ。
できたてアツアツを用意してくれるのですが、普段パティスリーからはしてこないような匂いが漂ってきて胃を刺激。
サーブされたあと、今回もパティシエが目の前で仕上げをしてくれました。

●生ハム、ポーチドエッグ、グリーンアスパラのパンペルデュ

花びらのように舞い散るチーズ。
パンはあえて甘いアパレイユに浸し、生ハムの塩気とともに“あまじょっぱ”を楽しむ一皿に仕上げています。

ポーチドエッグにフロマージュブランのソースをかけ、爽やかさをプラス。
生ハムの下にはぶどうのマスタードを忍ばせ、さらなる奥行きをもたらします。
そこに彩りと味わいに変化を添える極太アスパラガス。
直火でこんがり焼き上げているので、その焼き目まで“味”になります。

焦げとの境界線が難しいこの焼き加減。
パンも厚切りにしたものをオーブンで一気に焼けあげているので、外はカリッカリ。
食べ進めながらパンペルデュとアスパラガスを一緒にいただきます。

卵黄の鮮やかなオレンジに眼福。パンに絡ませながら口に運んでいきます。
高温で焼いているからか、中は蒸されたようにもっちりとしていて小麦の旨みがすごい!
もはやパンペルデュという名のパンのステーキ。
塩気と少しの酸味、アスパラガスの甘みや香ばしさで味が変わり、ひと口ひと口が楽しいです。

果汁満点!今一番の旬を木苺のソースとともに。

いよいよもう一つのメイン、デザートが登場です。
ホットコーヒーをいただきながら準備万端で待機します。

●アーモンドプラリネとキルシュのヌガーグラッセ

ヌガーグラッセは、南フランス伝統のアイスケーキ。
ふんわりとした口どけに、香ばしいナッツが食感にリズムを生む氷菓です。
そこにバターと砂糖でポワレにした桃がドンと。
横に添えられているのは木苺のソースです。

見た目の迫力に対してヌガーグラッセはとても軽やかで、追熟された桃は果汁をたっぷりたくわえています。
最初はサクッとした歯ざわりから始まり、徐々にクリーミーに。
桃のみずみずしさに触れれば華やかな味わい、香ばしさに触れればコクが一気に広がる。
ヌガーグラッセをこんなふうに味わうのは初めてで、楽しくて楽しくて仕方ありません!

夢中になっていると食べきってしまいそうなので、我に返りつつ木苺のソースを…

木苺の甘酸っぱさで味が締まり、キュートに表情を変えます。
ピーチメルバもそうですが、桃と木苺ってどうしてこんなに相性がよいのでしょうか。
今回もとってもおいしかった…!
毎度のことながら感動ではじまり感動でおわるモーニングです。

パティシエはモーニングを試作しながら、南フランスの乾いた空気の中で感じた松の実の香りが鮮明に思い出されたそう。
香りは不思議なもので、ふと嗅いだ匂いからまったく別の記憶が呼び起こされることがありますが、味以上に記憶に結びつきやすいのかもしれません。
私もきっと、今日味わった香りをまた思い出す日が来ることでしょう。

帰ってからのお楽しみ♪お土産コンフィズリー

この日のお土産は「木苺のギモーヴ」でした。
マシュマロと違い卵白を使わずに作られる、むちむちの食感としゅわっとした口どけがたまらないフランスのお菓子。
木苺の甘酸っぱさがさわやかに香り、モーニングの余韻に浸りながら味わいました。
いつもかわいいお土産をありがとうございます!

予約の詳細はエミリーフローゲ公式Instagramにてご確認を。
埋まっていても、キャンセルが出る場合もあるのでこまめにチェックしてみてくださいね!

Emilie Floge(エミリーフローゲ)

東京都立川市曙町2-5-1
営業時間 ショップ:10:00~20:00
     サロン:10:00~18:00
https://www.instagram.com/emiliefloge.1980/

おまけ:教えていただいた「タプナード」を作ってみました

今回のモーニングで使っていた「タプナード」、参加者の方に特別にレシピを教えてくださいました!
材料はシンプルなのですが、普段買わない食材もあるかもしれません。
でも、このタプナード覚えたらあっという間に使い切れると思います…
レシピが知りたい方はモーニングにご参加を♪

私もブラックオリーブだけ家になかったので、帰りに買い足しました。

前に地元のパン屋さんで購入して以来お気に入りのオーガニックオリーブ。
無添加です。
各通販サイトでも購入できますし、
「エミリーフローゲ」さんから徒歩圏内のところにある「GREEN SPRINGS TACHIKAWA」内、「AMEKAZE」というお店でも購入できますので、モーニングのあとにお立ち寄りいただけます!

作り方は、レシピの分量を入れて撹拌するだけ。一瞬で完成!
これがとんでもなくおいし〜〜〜!
タプナードはバゲットなどパンに乗せるのが定番♪
ケッパーの酸味が味を引き締め、香りがパッと広がります。

他には、
グリルまたはローストした野菜にかけたり、サラダのドレッシング代わりとしても。

お肉やお魚のソース、和え物、などなど意外と使い道の幅が広いので一度作ったらハマりますよー!
夏は冷奴に乗せてみたりとか…

いつものおうちディナーも格上げできること間違いなし!
素敵なレシピを教えてくださりありがとうございました!!

↓ある日のおうちディナー

かぼちゃのニョッキ(アボカドクリームソース・生ハム・バジル)/ロールスイスチャード


過去のモーニングレポ

●2025年4月:春のモーニング

●ウェブマガジン<CAKE.TOKYO>

●2025年8月:夏のモーニング

●2025年11月:秋のモーニング

●2026年1月:冬のモーニング

●2026年4月:春のモーニング