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9月のおうちビストロ 〜金沢ワインと季節の間(はざま)メニュー〜

ようやく涼しくなって、自宅で冷房がいらなくなりました。
とはいえ、残暑が続いた9月でしたね。
扇風機はまだ活躍中です。

9月は、先月訪問した「ヴァン・ド・ラ・ボッチ」さんのワインなどを試しました。

夏って、真っ只中は「あぢ~、早く終われ~。」って思いますが、涼しくなると、なぜか夏が恋しく寂しくなったりしませんか。
なんだか、その間を行ったり来たりしたような9月でした。

夏の名残を惜しんだり、秋を感じたりな今月のメニューはこちら!



焼肉&ナムルと金沢ロゼ

まだまだ暑い9月上旬、焼肉が食べたい気分になる。
お肉を買って、ナムルを作る。

もやしとケールのナムル
手前は蕎麦のむき実の茶豆のせ
山形牛の赤身はステーキにして、
豚カルビ肉のしめじ添え

牛肉は軽く塩コショウして、ワサビ醤油も用意。
豚肉は軽くオイスターソースをかけた。

豚肉はしめじやナムルを巻いて食べる。
赤身の牛肉はワサビ醤油を少し付けて、ご飯がわりに炊いた蕎麦の実にのせて食べると美味。

この自己流の焼肉メニューに合わせたのは、先月訪れたラ・ボッチさんのロゼ。

No.20 ボッチ・ロゼ 2024
(アカメアマガエル)

色調は濃いピンクオレンジ、ラズベリーやアセロラの香り、ジューシーでミネラル感もあり、ドライで、ややタンニンを感じる。
ナチュラルでフレンドリーな印象のワイン。

ブドウ品種は、メルロ49%、シラー20%、ピノ・ノワール13%、プティ・マンサン10%と、珍しい組み合わせ。
多品種を栽培しているラ・ボッチさんならではで、白ブドウのプティ・マンサンもブレンドされている。

料理は豚カルビ肉やもやしのナムルと、特に相性がよかった。
メルロとシラーで7割近いからか、和牛やケールの強い風味にも負けていない。
また、素朴な蕎麦の実にも寄り添い、料理に合う多面的な要素を持ち合わせてるロゼ。


スズキの香草パン粉焼きと金沢の白

ラ・ボッチさんでは、白も3種類購入した。
次は、これにしようか。

No.18 ボッチ・ブラン 2023
(マダコ)

ブドウ品種は、ソーヴィニヨン・ブラン67%、シュナン・ブラン19%、プティ・マンサン9%。
私が好きなソーヴィニヨン・ブラン主体。

カリンやライムの爽やかさの中に、ハチミツのニュアンスを感じる香りが特徴。
甘味と苦味が後から広がる、ジューシーでボリュームのあるワインです。

ラボッチさんのメッセージカードより

また、カードには「おすすめ料理」として「スズキの香草パン粉焼き」とある。

先月作った「チキンの悪魔風(=香草パン粉焼き)」を今度はスズキで作ってみよう。

スーパーでスズキとメカジキも食べてみたくなって購入。
切り身を洗って水分をとり、軽く塩をふって冷蔵庫で少し休ませてから、薄くコショウと小麦粉をまとわせてオリーブオイルとバターでソテー。

香草パン粉をかける前にスズキ、メカジキを撮影

表面にマヨネーズを塗ってから、別のフライパンで作っておいた香草パン粉をのせて完成。

香草は生のイタリアンパセリみじん切り
付け合わせはじゃが芋とピーマンの塩コショウ炒め

サラダなども用意して、いざ実食。
香草パン粉焼きは、チキンも美味しかったが、魚も美味しい。
白身魚にのせたカリカリのパン粉の食感と、イタパセとニンニクの風味が食欲をそそる。
魚はスズキの方がややあっさりしていて、メカジキの方がチキンに近いような食べ応えがある。

ラ・ボッチのワインとあわせてみると、とても合う。

魚や香草の風味にワインのライムのような爽やかな香りが寄り添い、パン粉の香ばしさにはハチミツのようなニュアンスがマッチして、料理とワインの風味がそれぞれ補完し合い、より美味しさが増すような相乗効果がある。

これはいいペアリング。
他の白ワイン2種も「おすすめ料理」を参考にしてみよう。

そして「No.18 ボッチ・ブラン」はリピートしたくなるワイン。
爽やかなソーヴィニヨン・ブランをベースに、シュナン・ブランとプティマンサンでボリューム感を加えてあって、余韻に複雑さもある。

ラ・ボッチさんの赤はどんな感じだろうか。
是非、試してみたい。



海老チリと能登アルバリーニョ

先日、好きな食べ物は?と聞かれた。
基本的に、旬の野菜や魚介類は何でも好き。肉もチーズも好き。

食材として嬉しいものをよく考えると、「蟹」が大好きだと思い至る。

実家で食べた毛ガニ、大学の卒業旅行で行ったサンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフのクラブ、隠岐の民宿で食べたズワイガニ。

そして、3年前に富山の「ふじ居」さんでいただいたカニ料理は最高だった。

とはいえ、なかなか繰り返し行けるお店ではない。
また、蟹は禁漁期もあるし、お高いし、むくのに手間がかかる。

蟹に近い甲殻類といえば海老。
そうだ、海老が食べたい。

誕生日に近い週末、スーパーで小さめの海老を購入。
洗って殻を剥き、尻尾は残しておく。
尻尾があった方が海老らしい香りと旨味が感じられる。

海老に軽く塩、コショウ、片栗粉をまぶしてから、フライパンに油をひき、海老を炒める。
色が赤く変わったら、一旦取り出す。

フライパンに油を足して、みじん切りにしたニンニク、ショウガ、長ネギ、豆板醤を炒めてから、ケチャップ、醤油、りんご酢、砂糖、貝柱出汁のスープを入れてひと煮立ちさせ、海老を戻し入れる。

そこに、大事にとっておいて賞味期限を過ぎたカニ缶と溶いた玉子を加えてざっと混ぜ、コショウをふる。

海老チリ カニ&玉子入り

この料理にどのワインを合わせようか思案して、海の風味と相性のいいアルバリーニョにする。

ハイディワイナリー 千里 アルバリーニョ 2024

この「千里」は能登半島の震災後1年目に作られ、ハイディワイナリーの復興への想いが詰まっている。

白い花、桃のような香り、ややバニラのような香りは樽由来か。
酸味はおだやか、軽めの果実味、全体的には爽やかな印象。
海老チリとの相性は悪くはなかったが、やや優しかった。

ワインには、副菜のザワークラウト、トマトサラダ、黄桃とチーズのハニー山椒がけや「ビーバー 鯛の昆布締め風味」の方が相性がよかった。

トマトサラダ、チーズ&ハニー山椒
(ハニー山椒はgingamomさんに教えてもらった)
55周年 おめでタイ ビーバー
鯛の昆布締め風味

海老チリとサラダを食べた後、ビーバーとチーズなどをちびちび食べながら余韻を楽しんだ。

ちなみに、別の日にタイ料理にあわせて相性が良かったのが、富山県ドメーヌ・ボーの「立野原 ゲヴェルツトラミネール&リースリング 2023」。

立野原 ゲヴェルツトラミネール&リースリング 2023
千里 アルバリーニョと一緒に金沢で購入

ゲヴェルツトラミネール品種に特有のライチの香りがほのかにして、ワイン単独で飲むと優しい印象だったが、テイクアウトしたタイ料理と合わせると、香りが広がり存在感が増して美味しくなった。

ピリ辛な料理に、ワインの甘いの香りが寄り添いつつ、程よい酸味がナンプラーの風味を爽やかにしてくれる。

合わせた料理は、ガイヤーン(チキンのスパイシー焼き)、ヤムアボカド(アボカド入りのピリ辛サラダ)など。

テイクアウトしたガイヤーン

日本ワインは、和食はもちろん、アジアン料理と相性が良いものもある。



そば粉バナナブレッド

涼しくなったので、先月長野県から取り寄せたそば粉で焼き菓子を作ってみよう。

▼先日のgingamomさんの記事を参考に「そば粉バナナブレッド」を

▼レシピはこちら

gingamomさんご紹介の北欧風アップルケーキを作って以来、8カ月ぶりのスイーツに挑戦。

記載されているそば粉、米粉、きび砂糖などの材料を準備して、レシピどおりの分量を混ぜる。
バナナはマッシャーで粗めに潰す。
無塩バターではなく植物油でもいいということで、太白のごま油を使ったので泡立てるプロセスはナシ。

型に入れて、半分にした飾り用のバナナをのせる

飾り用のバナナがあと1/2本足りなかった

レシピでは170℃に予熱して45分とあったが、自宅のパワー弱めのオーブンでは180℃で52分に設定してスタート。

途中から、シナモンと甘い香りがしてくる。
52分経過し、少し待ってから取り出して竹串を指してみると、中まで焼けているようだ。

焼けた!

早速、端っこを薄くカットして味見する。
バナナの自然な甘味が効いていて美味しい。
焼き立て&端だからか、サクッとした食感もある。

翌日、粉糖をかけて食べてみると、作り立てよりしっとりしていて美味しい。甘さ控えめのバナナパウンドケーキといった感じ。

うちのオーブンでもちゃんとできた
夜は厚めに切っていただいた

ごま油とバナナがたっぷり入っているので、食べ応えがある。
そば粉と少量の米粉でこんなケーキがつくれるとは。

まだ材料があるので、また何か作ってみよう。

涼しくなって、これからオーブン料理や煮込み料理のシーズンが始まる。



🍌     🍌     🍌



近況報告など

その他、noterの皆様とのやりとりのご報告や、記事に書ききれなかったことを!

1件目、まずは、先月ご紹介した「チキンの悪魔風」について。
なんとノーザンアルプスヴィンヤードさんが作って、シャルドネプレミアムと合わせてくださいました~👏👏👏(拍手)

チキンでも、鯵でもつくって、香草パン粉にハマっていただきました!
ありがとうございました!!


2件目、ノーザンさんがオススメされていたアルプスの「松本平ブラッククィーン」を購入してみました。

アルプス ミュゼドゥヴァン 松本平ブラッククィーン 2023
(東急で1,600円未満)

実は、今夜いただきました!

色調は濃く、果実味も濃く、ただ重くなくドライでフードフレンドリーに感じました。
これ、マジで1600円ですか??!(買った人)
こんな日本ワインもあったのかと、嬉しい驚きでした。

このワインに使われている「ブラック・クイーン」というブドウ。
まるで日本が生んだ独自の音楽ジャンルのよう。
カシスやブラックチェリーの濃厚なメロディに、シャープな酸がリズムを刻み、さらに樽のバニラやスパイスがギターのカッティングのように絡んでくる。

一口飲めば、まさにグルーヴ感。
ただ濃いだけじゃなく、酸と香りがバランスよくハーモニーを奏でるんです。

ノーザンさんの記事より


3件目、以前Sawamatsuさんにオススメしてもらったお店のフランクフルト等を購入してきました。

国立(くにたち)にある「ノイ・フランク」で購入した
「キノコのミートローフ」「粗挽きフランク」「季節限定 ブラートヴルスト」

上記のワイン「松本平ブラッククィーン」に合わせました。
めちゃ美味しかったです(語彙)!

フランク盛り合わせ(ミートローフの一切れは焼いてみた)に、
作ったキノコマリネ、茹でたブロッコリー添え

以前書いた西荻ソーセージハウスと違った、何かドイツを感じるフランクでした!(語彙!ごめんなさい、飲んだ後に書いてます)

noterさん達のオススメってこうなるのか!
っていう、濃いんだけど程よいペアリングになりました~。

*業務連絡:Sawamatsuさん、ノイ・フランクさんは国立駅南口のイートインがなくなって、北口のみになったようです。しかも隣に移転。


そして、引き続き蕎麦食も推進中ですよ!!


今月は旅行記などもあったので、記事は少し短めで況報告を追記しました~。えへ!

今回もお読みいただきありがとうございました🍷

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