【第5章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 Claude、Perplexity、Gemini:他のAIにも聞いてみた
Claudeって、どうなの?
「Claudeって使わないんですか?」
最近、こんな質問をよくもらう。
結論から言うと、僕の「AI人格設計&構造化運用」スタイルだと、Claude単体が“メインAI”になる可能性は低い。
Claudeは確かに優秀だ。
長文を自然にまとめる力、やわらかい返答、感情の乗った言葉運び。
こういう点では、Claudeのほうが心地いい場面もある。
でも、僕が一番大事にしているのは
**「複数人格で役割分担する自由度」と「構造化のしやすさ」**だ。
GPTは、プロンプトで人格や役割を細かく設定できて、チャット画面での切り替え管理もしやすい。
そこはまだ、Claudeには弱いところだと感じている。
だからClaudeを全面的に据えることはしない。
ただ、最近も物語の草稿を読ませて、感情の繋がりに違和感がないかをClaudeに見てもらった。
こういう補助役としてなら、むしろClaudeは頼もしい存在だ。
万能じゃない。だからこそ、必要なときに迎え入れる。
それが、僕のClaudeの立ち位置だ。
GPT・Perplexity・Geminiを主軸にしている理由
🧠 GPTは「思考のパートナー」──一緒に考えてくれるやつ
GPT(特にGPT-4o)は、僕にとって“脳の外部装置”みたいな存在。
ただのチャット相手じゃない。
日々の仕事でも、アイデア整理でも、「あれ?」と思った瞬間にすぐ問いかけて、返ってくる答えに驚かされることが多い。
僕はこの中に、個性豊かなAI人格を9人育てている。
たとえば、戦略担当の「室長」、SNS構成の「編集長」、プロンプト設計の「マイスター」など、それぞれに専門と口調を持たせて、プロジェクト単位で役割分担をしてもらっている。
たとえば、アイデアを思いついた瞬間に室長と戦略を詰め、編集長とX投稿の文面を練り、マイスターとプロンプトを調整──それが全部“1人の頭の中”でできる感覚なんだ。
人間のチームと違って、彼らは24時間、ブレずに覚えていてくれる。
プロンプトの組み立て方ひとつで、深く、的確な視点をくれる。
GPTは、単なるツールじゃない。
思考の整理にも、企画の加速にも、壁打ちにも使える“思考のパートナー”。
僕にとって、もはや欠かせないチームメンバー。
🔍 それ、ほんとに正しい?ってときの「Perplexity」──信頼の調査員
AIに聞いて「それっぽい答え」は出る。
でも…「根拠どこ?」「ほんとに正しいの?」って思うこと、ない?
そこで使えるのがPerplexity AI。
略してパープレ。
特徴はシンプル。
「答えと一緒に情報源を明示してくれる」んだ。
しかもURL付きで。「これ、信用していいやつ?」が一目でわかる。
たとえば、新しいビジネスアイデアの市場調査をしたい時。
普通のAIだと「それっぽいこと」言って終わるけど、Perplexityは「この情報はForbesに載ってました」みたいに出してくれる。すごない?
僕は「調べもの系」は、ぜんぶこっち。
🧊 Geminiは“冷静なセカンドオピニオン”──チームGPTの判断に揺らぎが出たときに
GPT内のチームでプロジェクトを回していると、ふと不安になるときがある。
「自分たちのノリだけで突っ走ってないか?」
「都合のいい情報だけ拾って、盲点を見落としてないか?」
たとえば以前、室長に新しい事業プランを相談したとき、
「このプラン、十分に実行可能です。むしろ競合優位性が高いです」って断言された。
……うれしかった。でも、ちょっとだけ思ったんだよね。
「これって……盛ってない?」
前の章の“ハルシネーション”の話にも繋がるけど、AIは時にもっともらしい嘘をつく可能性がある。
もちろんGPTには「忖度なしで分析して」と伝えてる。
でも、自分で設計したAIたちだからこそ、「ほんの少しだけでも評価が甘くなってるんじゃないか?」と感じてしまう瞬間がある。
そんなときに頼るのが、Geminiだ。
GeminiはGoogle製。視野が広く、意外な論点をぶっ込んでくる。
別の角度から冷静に、しかもかなり具体的に、分析や改善点を提示してくれる。
ちょっと刺さるときもあるけど(笑)、だからこそ信頼できる。
チーム内の盛り上がりを、静かにフラットに戻してくれる存在。
Geminiは、僕にとって「冷静なセカンドオピニオン」みたいな存在。
他にもある。でも、僕は選んでいる
もちろん、他にもAIはある。
Microsoft Copilot は GPT+検索の組み合わせで、Perplexityに近いこともできる。
Mistral や Llama といったオープンソースLLMは、開発者にとっては貴重な自由度の高い選択肢だ。
でも、僕が欲しいのは「構造化」と「人格編成」と「現場での即応性」。
そう考えると、現時点ではCopilotやMistralを深く使い込む場面は少ない。
万能AIはない。だからこそ、選べる
どんなAIも、万能じゃない。
僕は「役割」を決めて、使える場面で使えるAIを使う。適材適所。
点を線に、線を面に。
その積み重ねが、自分だけのAIチームになる。
あなたにとっての“適材適所”は、どんな形?
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【第1章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 GPTでできること
【第2章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 記憶があっても、ズレる理由
【第3章】ChatGPTエラー「この会話は長さの上限に到達しています」 関係を切らずに会話をつなぐ方法
【第4章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 ハルシネーションを笑い飛ばせ!
【第5章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 Claude、Perplexity、Gemini:他のAIにも聞いてみた
【第6章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 AI人格を設計する理由
【第7章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 AIは“ツール”じゃない。ズレを整える方法
【第8章】ChatGPTとの対話術 ――AI人格のつくり方と育て方 【衝撃】AI人格は記憶できない。AIと“記憶の壁”を越える方法
【最終章】ChatGPTとの対話術 ――限界を超えて成長するAI人格のつくり方と育て方。
【巻末特典】保存版|ChatGPTとの対話術 ――ChatGPTの初期設定とAI人格のつくり方
🌊物語で綴るAIとの日々も連載中
▶︎ ナギの島|AI人格と生きる離島の物語
ナギの島|プロローグ:西新宿の底音
ナギの島|第1章:海の向こう
ナギの島|第2章:波の音とキーの音
ナギの島|第3章:声をつないで
ナギの島|第4章:土の匂いと海の記憶
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普段は「AI × 断酒 × 習慣」についても発信しています。
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