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RADWIMPSのアルバム「人間開花」は輝いている

RADWIMPSのアルバムの中では「人間開花」が一番好きだ。

アルバムの完成度で言えば、「RADWIMPS4~おかずのごはん~」が一番だと思う。

それなのに、何故「人間開花」が一番好きかと言うと、思い出補正である。私がRADWIMPSを知ったのは2012~2013年頃であり、「RADWIMPS4~おかずのごはん~」が発売された2006年よりも、かなり後である。

「人間開花」が一番好きな理由は、個人的なエピソードに起因する。申し訳ないが、詳細はここでは割愛する。音楽は、人生の記憶と結びつくものだ。

もちろん、アルバムの楽曲も好き。特に、「光」が一番好きだ。何なら、RADWIMPSの楽曲の中でもTOP5に入るくらい好き。あまり有名じゃないのが少し悲しい。

私は昔から、心に鬱々としたものを抱えて生きてきた人間だ。それは、生きづらさであったり、劣等感であったり、他者への羨望であったり。そのせいか、ひたすらに明るい曲はあまり好きじゃなく、暗い曲ばかり聴いていた。恋愛ソングも、純愛を歌った曲よりも、失恋を嘆いた曲の方が好き。

「光」は、ただただ輝いている曲ではなく、暗闇が広がっていることで、小さな光が際立っている曲だ。その小さな光は、普通の世界だと見逃されてしまうだろう。

僕たちは光った
意味なんてなくたって
私たちは引っ掻いた
泣き方もわからずに
私たちは光った
許されない
愛だけが
輝いている空
瞬いている
ほら
ほら

RADWIMPS「光」

もう一つ、「人間開花」が好きな理由として、当時のRADWIMPSを取り巻く状況が挙げられる。2015年にドラムの智史が活動休止してから、RADWIMPSはバンドとして勢いを失いかけていた。しかし、2016年の『君の名は。』の大ヒットにより、バンドは息を吹き返したのだ。そして、満を持してリリースされたアルバムこそ、この「人間開花」だ。

「人間開花」は、これまでのRADWIMPSがリリースしてきたアルバムと比較して、雰囲気が明るい。上述した「光」は、陰によって際立った光を表現したものであるが、ただ純粋に輝いている歌もある。アルバムのコンセプトの一つに「光」があるのだと感じる。それぞれの楽曲は、色々な光を表現している。

良い曲が揃っているので、ぜひ聴いてみてください。



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