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【小説】ソーマシティ・ブルース あらすじ

あらすじ(300字程度)


2046年、ベーシックインカムと車上生活が普及した管理社会。私立探偵・鳴海玲二なるみれいじは、ユースと呼ばれる若者たちの間で再び出回り始めた非合法な強化薬と、宇宙開発の寵児である巨大企業クロノス社、そして月面都市「ソーマ・シティ」計画の背後に潜む生体強化技術「プロメテウス」の闇を追っていた。情報屋アキラ、古武術の達人桐島譲きりしまじょうの協力を得て、サーペント社の暗殺者ゼノの襲撃を退けながら、鳴海は全ての謎が眠る月を目指す。ソーマ・シティの地下闘技場で彼らを待ち受けていたのは、自己改造の果てに暴走するゼノの狂気と、非人道的な実験の数々だった。カイの支配を打ち破り、地球へ帰還した彼らが見たものは、新たな混乱と、それでも変わらない日常。人間の可能性と脆弱性を問う、近未来SFハードボイルド。


https://tales.note.com/yamadahikaru/w15r7phci75wf  
目  次

『ソーマシティ・ブルース』 
第一部 過去の残響、現在の凶兆
第一章 探偵と亡霊
第二章 静かなる拳
第三章 静と動の狭間
第四章 見えざる敵
第五章 蛇たちの饗宴

第二部 絡み合う糸
第六章 月への道
第七章 変貌の代償
第八章 人間の敗北
第九章 壊れた翼
第十章 三つの決意

第三部 戦士へのレクイエム
第十一章 蒼穹の彼方へ
第十二章 月下の死線
第十三章 白亜の迷宮
第十四章 月下の悪党
第十五章 閉鎖区画の悪夢
第十六章 情報と代償
第十七章 奈落への階段
第十八章 壊れた獣の咆哮
第十九章 遠い爆音
第二十章 論理の終焉
第二十一章 月の残滓、地球への帰還
第二十二章 地球の鼓動
第二十三章 脆弱なる可能性
第二十四章 変わらない世界
第二十五章 不協和音

『プロメテウスの落とし子たち』
第一章 灰色の街、蝕む鱗
第二章 蝕む影、揺れる絆
第三章 制御不能な叫び
第四章 灰の中から見える光
第五章 反撃のプレリュード
第六章 闇への潜行
第七章 警鐘と代償
第八章 闇の実験室
第九章 鋼の涙、絆の盾

『サーペント・ゲーム』
第一章 中央アジアの熱砂
第二章 騎士団の影
第三章 見えざる壁
第四章 反逆の萌芽
第五章 境界線を越えて
第六章 追跡者の影
第七章 盤上の駒
第八章 蛇の巣へ
第九章 託された火種


『ソーマシティ・ブルース』 あらすじ

時は2046年。元刑事の私立探偵・鳴海玲二は、親友である武道家・桐島譲の妹が数年前に非業の死を遂げた未解決事件を、今も密かに追い続けていた。事件の鍵は、人体を異常に「強化」する謎の薬物。その影は、都市のストリートチルドレン「ユース」の間で広がる危険な噂や、宇宙開発の巨企業クロノス社が進める極秘技術「プロメテウス」へと繋がっていく。
鳴海は、警察時代の情報屋で、自身もプロメテウス技術を受けた「新人類」であることを隠す神代アキラ、そして過去の悲劇を共有する桐島と共に、巨大な陰謀の核心へと迫る。彼らの前に立ちはだかるのは、クロノス社の技術を狙う謎の組織「サーペント社」。人類の進化を否定し破壊を目論む「ゾロアゾシース魔術騎士団」と、技術を己の利益のために利用しようとする「ロンウェイ派」は、内部で激しく対立しながら暗躍を続けていた。
特に、魔術騎士団最強の刺客・ゼノは、人間離れした戦闘能力で鳴海たちを執拗に追い詰める。桐島との死闘の中で、ゼノは生身の人間に眠る未知の可能性に触れ、その信念を揺るがされる。しかし、その後、窮地に陥った鳴海が謎の力で「強化」され、ゼノはまさかの敗北を喫する。プライドを砕かれたゼノは、禁忌である自己改造に手を染め、絶望と共に月面都市「ソーマ・シティ」の地下に存在する非合法な「強化人間闘技場」へと向かうのだった。
全ての元凶と真実を求め、鳴海、アキラ、桐島もまた月へ向かう。ソーマ・シティでは、クロノス社の実権を握る冷徹な強化人間カイ、野望に燃えるツォン・ロンウェイ、そしてガギエル長老の狂信が三つ巴となり、最終決戦の火蓋が切られる。そのクライマックスは「戦士へのレクイエム」――地下闘技場で、改造され人間性を失いかけながらも勝利を重ねるゼノ。彼は最後に、自らの意志で「人間らしい死」を選び、闘技場を巻き込んで壮絶な最期を遂げる。
事件は終結するが、プロメテウス技術というパンドラの箱は開かれたまま、世界は新たな混乱と可能性の時代を迎える。鳴海はゼノの物語を胸に、技術と人間の未来について問いかけ続ける。人間の持つ無限の可能性とは、その「脆弱さ」の中にあるのではないか、と――。未来への希望と不安を残し、ソーマシティのブルースは鳴り続ける。


『プロメテウスの落とし子たち』 あらすじ 

灰色の都市の片隅で 社会から弾き出された若者 ユースユースたちは 危険な闇に蝕まれていた 彼らはサーペント社利益派に捕らえられ 非人道的な「強化」実験の素材とされていたのだ 自らもプロメテウス技術を受け 身体にうろこを持つアキラは 元ユースとして 仲間たちの悲劇を止めようと立ち上がる 彼女は失踪した仲間を追い アルトマン博士が潜む研究所に辿り着く そこには想像を絶する実験の現実と 変わり果てた仲間たちの姿があった 決死の覚悟で研究施設の闇に潜入し 非道な実験の証拠を手に入れるが 同時に多くの犠牲を払うことになる 自分の「侵食感」に苦しみながらも 仲間たちの死を決して無駄にしないと誓い この闇の連鎖を断ち切るため 外部の協力者 探偵の鳴海玲二に連絡を取ることを決意する これは プロメテウスが生み落とした者たちの 哀れな、しかし決して屈しない戦いの物語だ


『サーペント・ゲーム』 あらすじ 

中央アジアの熱砂の地 国家の統治も及ばぬその場所に 巨大な蛇の巣 サーペント社の拠点は潜んでいた 組織の内部エージェントであるシオンは ツォン・ロンウェイ率いる利益派に属し 組織の汚れた仕事を遂行していた クロノス社から離反した研究者を巡る任務を通じ シオンは サーペント社自体が より巨大な何かによって操られる盤上の駒に過ぎないことを悟る 組織への不信感を募らせる中 シオンは裏切り者として追われる立場となる 逃亡生活の中 カイのシステムに干渉しうる謎の女 エコーと名乗る存在から助けを得る 彼女の協力 を得て ロンウェイの研究施設から機密データを奪取したシオンは 自身が見た組織の闇と 巨大なゲームの存在を外部に知らせるため 信頼できるかもしれない人物へ 新たな火種ひだねを託すことを決意する 選んだ相手は 都市の探偵 鳴海玲二だった これは 巨大な組織と陰謀が渦巻く世界で 自らが駒であることを悟った男の 反逆と孤独な戦いの物語だ


登場人物紹介

鳴海 玲二(なるみ れいじ): 元刑事の私立探偵であり、物語の主人公。親友の妹の死の真相を追う中で、人体強化技術を巡る巨大な陰謀に巻き込まれる。物語の終盤で自身も一時的に強化される。
桐島 譲(きりしま じょう): 武道家で、鳴海の親友。数年前に妹を事件で失った過去を持つ。鳴海やアキラと共に戦い、特にゼノとの激闘を繰り広げる。
沙耶(さや): 桐島譲の妹。物語の数年前に発生した未解決事件の犠牲者であり、鳴海と桐島が事件を追うきっかけとなる。
神代 アキラ(かみしろ アキラ): 鳴海の旧知の情報屋。クロノス社の極秘技術「プロメテウス」を受けた「新人類」であることを隠しながら、鳴海に協力する。
ゼノ: 謎の組織「サーペント社」内の「ゾロアゾシース魔術騎士団」最強の刺客。人間としての誇りを持ち、鳴海たちと対立するが、戦いの中で揺さぶられ、悲劇的な運命を辿る。
ガギエル長老: サーペント社内の「ゾロアゾシース魔術騎士団」の指導者。技術による人類の進化を否定し、「浄化」を目論む。
ツォン・ロンウェイ: サーペント社内の「ロンウェイ派」の指導者。技術を私利私欲のために悪用しようと企む野心家。クロノス社への復讐も目論む。
カイ: 宇宙開発の巨企業クロノス社の実権を握る強化人間。冷徹に任務を遂行し、最終決戦で鳴海たちの前に立ちはだかる。



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蘇芳 誠(すおう まこと) 「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。