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下鴨神社の“妻”が丹波にいた「神野神社」上賀茂神社の祖母神・伊賀古夜比売命の謎を追う【丹波国(丹波王国)シリーズ/丹波シリーズ】

伊賀古夜比売命は、賀茂氏の祖神である賀茂建角身命の妻であり、上賀茂神社の祭神・賀茂別雷命の祖母にあたる“賀茂神話の根幹人物”である。この神の比定地が丹波に存在することは、古代丹波勢力と賀茂氏の関係を示唆する重要な手がかりとされる。

 現・円通寺がある山中に鎮座していたが、こちらに遷座した歴史がある。創建と勧請は、周辺に滞在した左大臣・源融によるものとされ、父の嵯峨天皇と賀茂別雷命を奉斎したとか。

 現在では祭神にはいないが、ずっと「伊賀古夜比売命」を祀る説があり、これが本当なら下鴨神社の祭神・賀茂建角身命の妻で、「上賀茂神社」の祭神・賀茂別雷命の祖母となる。伊賀古夜比売命の比定地としては宮川神社ととここが主と言われている。が、あとここ周辺の鴨社も比定地候補になっていることを記す。

変更履歴

  • 2026/04/03:初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

  • 公式HP

  • アクセス:〒669-3633 兵庫県丹波市氷上町御油40-2

  • 祭神

    • 主祭神:別雷神(ワケイカヅチノカミ)

    • 配祀神:嵯峨天皇

元は、「伊賀古夜姫命(神伊可古夜日女、伊可古夜媛、伊賀古夜日売命、伊賀古夜比売命、神野伊加許也姫神)」を祀っていた。そう下鴨神社の妻神である。丹波国神野の国神で、下鴨神社・賀茂建角身命に嫁ぎ、玉依比古命と玉依比売命を生む。

山城国風土記逸文
上賀茂神社・下鴨神社とあわせて賀茂社と呼ばれ、祭神は日向曾の峰に天降した賀茂建角身命は神野神社の神伊可古夜比売を娶り玉依日子・玉依日売が生まれた。其の玉衣日売が京都・下鴨神社の祭神・玉衣媛命であるといわれる。貴船神社の祭神・タカオカミも下鴨神社の祭神・玉衣媛命も共に「水制し水を治め農耕を広める」水を司る神です。玉依日売は男の子を産み成人します。

賀茂建角身命@下鴨神社(八咫烏)💛伊賀古夜姫命@丹波王国
↓ 
玉依日売@下鴨神社💛不詳(松尾大社?向日神社(角宮神社)?乙訓神社)
 ※不詳だが『新撰姓氏録』では火雷別
↓ 
賀茂別雷大神@上賀茂神社  

★纏め★上賀茂神社/下鴨神社を本宮とする全国の賀茂社/鴨社/加茂社紀行【古代豪族シリーズ】|やんまあ

▼見どころ

→由緒

  • 「かんのじんじゃ」と読む

  • 889年 - 898年: 伝承によれば、寛平年間に創立される。当初は、現在の「円通寺」がある山の中に鎮座していた。

    • 890年、伝承によれば、嵯峨天皇の皇子・河原左大臣によって創建

      • 河原左大臣は源氏物語のモデルとも言われている源融

    • 延喜式神名帳に記載される古社で、京都・賀茂神社の荘園であった

    • 同時に北田井にも分祀されたようで、昨日公開の賀茂神社(私のNOTE)と梶原の鴨神社(私のNOTE)のいずれかのようだ

    • 神野神社はもともと神野伊加許也姫神を祀っていたとの説もある

  • 1382年or1424年、円通寺(私のNOTE)の山中に鎮座していたが、円通寺創建の際に土地を譲り、現在の場所に遷座

  • 1500年代後半(室町時代末期): 現在の本殿が建立される。一間社流造の簡素ながらも格調高い手法は、この時代の特色を色濃く残している。

  • 1570年代: 明智光秀による丹波攻めが行われるが、山間部の社殿は戦火を免れ、貴重な室町建築が保存されることとなる。

  • 1895年: 「明治28年神社帳」に、円通寺との遷座の歴史や由緒が改めて記録される。

  • 1991年: 本殿が、室町時代末期の様相を残す貴重な建造物として兵庫県指定重要文化財に指定される。

円通寺境内の池のあるあたりに神野神社は鎮座していたという。
歌人として・また「光源氏」のモデルとしても高名な河原の左大臣こと「源融」は西暦884年頃からこの地「山田村」に滞在、890年にこの池の辺りに父君の「嵯峨天皇」と「賀茂別雷命」を祭神に「賀茂大明神」を建立、その時の賀詞の一節からこの地を「御油」と命名したと言われます。
この神社は、約500年間総社として地域の人々の信仰を集めますが、円通寺の創建に際し北田井の「賀茂神社」、北御油の「賀茂野神社」(現神野神社)に分祀されます。
そそり立つ大杉は御神木と言われ、唯一当時の名残を留めています。またこの地で「伊可古夜媛」が古代の丹波(但馬、丹後を含む)を治めたとする学説もあり、この場所に賀茂大明神が祭られた訳が伺われます。
伊可古夜媛と結婚した「賀茂建角身命」(神武の東征・熊野上陸で先導をつとめた「ヤタガラス」その人と言われる)は、今の京都の賀茂を拓き「賀茂の鼎主」となり、「賀茂御祖神社」(下鴨神社)に祭られます。
一方の「上賀茂神社」の祭神でもある賀茂別雷命は二人の孫に当たります。

境内案内板

→境内へ

 上賀茂神社周辺に多い「立砂」がある。

→本殿・拝殿

室町時代の様式である本殿は、一間社流造・柿葺の社殿で、正面の格子戸や周囲の板壁、組物、軒、縁など、細部にわたって当時の建築様式が残されている。

→摂社・末社

 摂社・末社の詳細は現地では明確に確認できないが、古くは賀茂信仰圏の一社として周辺に分祀が行われたと考えられる。

▼メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

33年ぶり御開帳×磐座×桜の旅!下鴨神社の妻であり上賀茂神社の祖母◆兵庫⑦京都丹波⑩◆|やんまあ@旅行記

桜巡り!丹波/丹波篠山/福知山へ!!織田家所縁の柏原と八幡丹波篠山城ブラリ◆兵庫⑥京都丹波⑨◆|やんまあ@旅行記 (note.com)

◆兵庫東③◆丹波スイーツ/紅葉/33年に一度の秘仏/快慶と定慶(丹波/篠山)

京都側の旅行記です。「丹波王国」を参照です。

兵庫川の旅行記です。「兵庫東」を参照です。

▼セットで行くところ

 丹波国は京都と兵庫を跨ぐ大きなところですね。




▼仏像展


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