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万博記念公園に残る1970年の記憶は未来へと

万博記念公園に散りばめられた

1970年の大阪万博の色とりどりの記憶をたどる。
今も残る万博の遺産に、当時の写真や記録の数々。
今は青々と広がる芝生の風景の中に、かつて建ち
並んだめくるめくようなパビリオン。その熱狂の
渦に飲み込まれるように、想像力を働かせてみる。



EXPOパビリオンにある会場全体の模型を



俯瞰するように、当時の風景に思いをめぐらせる



めくるめくようなパビリオン



そこには未来の姿が投影されるように



建築家の圧倒的な情熱と



普遍的なデザインとが入り混じり


想像を超える風景が描かれていた



万博の記憶は、岡本太郎の記憶でもあり



残された芸術家の思いを


訪ねるようにも旅を続けている



EXPOパビリオンのホールには



赤と黒と銀色の複雑な形をした金属の



音響彫刻が今も展示されている



川上フォーンと高木フォーンは


形が音の姿を表すように、当時の音の風景をつむぐ



万博記念公園は、とてつもない夢の跡地



その記憶を当時、鉄鋼館であった建物は


EXPOパビリオンとして今に伝え


前川國男のデザインをも後世に伝えている



残された万博の遺産は、当時の風景の手掛かりとなり



夢の池に浮かぶイサム・ノグチの水の止まった彫刻群は



時間を留めるかのようにそこに立ち続け


その形は、時を越えて風景をつないでいる



青々とした緑に浮かぶ太陽の塔



公園内には、今は穏やかな風景が続き



お祭り広場の跡地には、かつて万博の風景を



印象づけていたスペースフレームの影が伸びる



残された大屋根の一部に、その向こうに広がる


空の下に、かつて行われた万国博覧会を思う



ふと視線の先に小さく見える球は



イサム・ノグチの月の世界。彫刻との対話の


旅は過去から今、未来へと続き



過去を表す太陽の塔の背面の顔は



月の世界に語りかけるように、過去を優しく照らすように



未来を見据えた表の顔を支えている



その周囲をほのかに包むアガパンサスに



記憶はふわりと宙に浮くように


また2025年の万博の風景へ



1970年に開かれた万博で、大阪の地に


姿を現した太陽の塔は、岡本太郎太郎の思いを

人々の思いを、この先の未来へとつないでいる


今年2025年は、大阪・関西万博が開催されている
年。その55年前の1970年に日本で初めて開かれた
万国博覧会。1970年の万博が夢に見た未来の風景。
久しぶりに、その夢の跡の万博記念公園を訪れた。
解体されるはずであった太陽の塔は、時代の波を
乗り越え、今も立ち続け、大阪の街を見守っている。
当時は過去となり、未来が今へと続く時代の流れ
を感じながら、また2025年に広がる風景への旅へ。


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