【オトナになることのうた】米津玄師 その6●<子供のころに見ていた漫画の世界はいつも>…「烏」
こないだインタビュー取材用の質問案を編集さんに送ったら、そのひとつに「選曲の基準は~」としたつもりが「選曲の奇人は~」と書いてしまってたのに、後になって気がつき……何なんそれ!と呆然とした青木です。
奇人とは。
さらに翌日、スマホが突然フリーズしてしまい、半日以上すっかり困ったのも私、青木です(泣)。なんとか事なきを得て、早めに復旧したけど。新型導入を考え中ですわ。
しかし子供の頃はこんなことなど起きなかった……時代はまるで違っているのだな。まあスマホなんてなかったからね。
落としてはいないけどさ。うちの中のどこに置いたか忘れることは、時々。
この映画は2018年か。原作の最初の執筆は2016年ね。観ても読んでもないけど。
これは1993年にCD発売。ポケベルは持ったことがないな~。ああ、のちに携帯を持った時に、何でなのか付いてきた記憶が。使わずじまい。
チーマー(懐)が招集をかける時は近くの公衆電話に走ったという話を聞いたことはある。そうでしたか。
んと、今週末は八重洲でフジロックウィークというのをやってて、わが家族は昨日の土曜日に少し行ってきました。
パフォーマンスをしっかり観たのは井上園子ぐらいだけど(3週間ぶり)。彼女は歌にも声にも強い芯のあるフォークシンガー。途中でハプニングめいたことがあったけど、まるで動じないのに感服。
君島大空は、遠巻きにあの声を耳にするばかり。雨だったし。それでも彼の世界を感じましたね。
さて、今回からは米津玄師をひさびさに取り上げます。
2026年の初リリース楽曲「烏」
米津玄師については、つい先日、MUSIC AWARDS JAPANへの出演が話題になったばかり。それも受賞の内容というより、「IRIS OUT」のパフォーマンスのほうである。
この演出の高さは言うまでもないレベル。ただ、米津が乗ったサメにTOYOTAの文字が入っているのがNHKでOAされたことには驚いた。
米津のことは去年の初めに、この【 #オトナになることのうた 】で書いている。
そして今回は「その6」として、「烏」について書こうと思う。
米津としては、今年に入って初めての新作リリース。この前の「1991」からは8ヵ月ぶりの新曲である。
そして「烏」は、2026 NHKサッカーのテーマソングである。
「子どもの頃の自分をいたわってやりたい」
先週まではそれほどの動きはなかったが、15日のリリース以降、この曲についてのニュースが一気に出てきた。この日から楽曲の配信が始まったのもあるし、それと同時にMVも公開されたためである。
また、配信サイトでは、タイトル表記が「烏 - Raven」となっていたりする。
15日を過ぎると、SNSを中心にしたネット上で、この曲についての解析や議論が行われているのもいくつか目にした。
多くは見ていない自分だが、その範囲で印象的だったのは、サッカーの日本代表を応援する歌なのに、歌詞では集団であることから一定の距離を置きながら、個人であることの大切さも唄っている、という指摘である。
このあたりは本人もインタビューで語っている(以下を参照/詳細は略)。これは、このアーティストらしい姿勢だと思う。
ただ、それ以上に僕の心に残ったのは、彼がこの歌で子供の頃の自分に言及していることだ。
何しろ一番、二番の唄い出しが、それぞれ下記のようになっている。
<子供のころに見ていた漫画の世界はいつも/誰かを守って救うことが何より大切だった>
<子供のころに見ていた漫画の世界はいつも/誰かの為に生きることを教わった>
去年あたりから、子供に戻るようなことをよくやっているんです。昔やっていたゲームの攻略本を買ってきて読んだり、昔使っていた携帯電話を引っ張り出してみたり。そういうことをずっとやってたんです。ある意味、自分の人生を辿り直すようなことをしてきたというか。
「子どものころの自分をいたわってやろうみたいな気持ちが、ここ最近すごく強くあって。二十歳超えてから、この社会で生きていくためにああしなきゃいけない、こうしなきゃいけないと思う中で、無意識に背を向けていた部分があるんじゃないかなと。35歳の今、子どものころの自分を思い返して、ちゃんといたわってやるタイミングなのかなと思っていますね」
米津の表現の多くに子供の頃、少年時代の自分自身についての言及が潜んでいることは、今までに書いてきた。それが大人になっていくにつれて、さまざまなところで顔を出しているのは明白だった。
しかしそれがあらためて出てきたのが、このサッカーのワールドカップに関する楽曲だとは、やや意外だった。それも彼自身が少年時代にサッカーをやっていたという記憶とはほとんど関係なさそうなところが面白い。
米津玄師というアーティストの業は、子供の頃の何かから生まれ、そして大人の年齢になっていくにつれて深まっていったのではないかと、再び思う。
<米津玄師 その7 に続く>

日替わりランチの
白身魚のシーザーサラダ仕立て、1000円。
これにドリンクバーも付いている。
コロナ前以来ひさびさに来たのに
そんなに値上げもしてなくて、
しかも変わらずおいしかった~
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