ナチュラル・オーガニックコスメは、かつては化粧品市場の中でサステナビリティへの考え方や取り組みにより差別化されていた。しかし近年は、大手化粧品企業も自然由来原料や循環型設計を強化し、その優位性は薄れつつある。今、求められるのは肌への優しさではなく、自然との関係性をどう独自の世界観や体験として届けられるかだ。
今の時代のナチュラル・オーガニックコスメはどのように勝ち筋を描くべきか。国内外の化粧品業界を長く見てきた木津由美子ビューティ・ジャーナリストに寄稿してもらった。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月25日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
「サステナビリティ」の定着とナチュラル・オーガニックコスメ
コロナ禍が明けたころから、ナチュラル・オーガニックコスメの存在意義が見えにくくなっている。その背景には「サステナビリティ」という概念の定着がある。
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