2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 1566:2015

ページ

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

4 量記号···························································································································· 2

5 取付関係寸法 ··················································································································· 2

5.1 軸及びハウジングの隅の丸み ··························································································· 2

5.2 軸及びハウジングの肩の高さ及び直径················································································ 2

5.3 軸受のサブユニットなどに対する取付関係寸法 ···································································· 3

6 はめあい························································································································· 3

6.1 ラジアル軸受 ················································································································ 3

6.2 スラスト軸受 ················································································································ 3

附属書A(参考)アダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の取付関係寸法 ·· 14

附属書B(参考)常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめあいに関する数値 ················· 19

(1)

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B 1566:2015

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

ベアリング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 1566:1989は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(2)

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日本工業規格

JIS

B 1566:2015

転がり軸受−取付関係寸法及びはめあい

Rolling bearings-Mounting dimensions and fits

1

適用範囲

この規格は,転がり軸受(以下,軸受という。)の取付関係寸法1)及び軸受のはめあいの一般的基準につ

いて規定する。

注記1 参考として,附属書Aにアダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受

の取付関係寸法を,附属書Bに常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめあいに

関する数値を示す。

注記2 ここに規定していない軸受の取付関係寸法及び軸受のはめあいについては,製造業者に問い

合わせることが望ましい。

注記3 取付部の真円度などの幾何公差については,使用条件を考慮して決めることが望ましい。

注1) 軸受の取付関係寸法とは,軸の軸受座及びハウジングの軸受座並びにそれらの隣接部分で,軸

受の取付けに関係する寸法をいう。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0104 転がり軸受用語

JIS B 0124 転がり軸受−量記号

JIS B 0401-1 寸法公差及びはめあいの方式−第1部:公差,寸法差及びはめあいの基礎

JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

JIS B 1514-1 転がり軸受−軸受の公差−第1部:ラジアル軸受

JIS B 1514-2 転がり軸受−軸受の公差−第2部:スラスト軸受

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104及びJIS B 0401-1によるほか,次による。

3.1

内輪回転荷重

軸受の内輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転している荷重。

3.2

内輪静止荷重

軸受の内輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転していない荷重。

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2

B 1566:2015

3.3

外輪静止荷重

軸受の外輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転していない荷重。

3.4

外輪回転荷重

軸受の外輪に対して,荷重の作用線が相対的に回転している荷重。

3.5

方向不定荷重

荷重の方向が確定できない荷重。

注記 荷重の方向が両軌道輪に対して相対的に回転又は揺動していると考えられる荷重。

3.6

中心アキシアル荷重

荷重の作用線が軸受中心軸と一致しているアキシアル荷重。

3.7

合成荷重

ラジアル荷重とアキシアル荷重とが合成されて軸受に働く荷重。

4

量記号

この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による。

D

:呼び軸受外径

Da

:ハウジングの肩の直径

Db,Dc

:外輪押さえなどの内径寸法又はハウジングの肩の内径寸法

d

:呼び軸受内径

da

:軸の肩の直径

db,dc,dd

:内輪押さえなどの外径寸法又は軸の外径寸法

Ew

:ころコンプリメントの呼び外接円径

Fw

:ころコンプリメントの呼び内接円径

h

:軸及びハウジングの肩の高さ

ras max

:軸及びハウジングの隅の丸みの最大実測半径

rs min

:軸受の最小実測面取寸法

Sa

:円すいころ軸受の保持器に対する外輪背面側の逃げ

Sb

:円すいころ軸受の保持器に対する外輪正面側の逃げ

5

取付関係寸法

5.1

軸及びハウジングの隅の丸み

ラジアル軸受又はスラスト軸受を取り付ける軸及びハウジングの隅の丸みの最大実測半径(ras max)は,

その軸受の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,表1による。

5.2

5.2.1

軸及びハウジングの肩の高さ及び直径

ラジアル軸受

ラジアル軸受を取り付ける軸の肩の高さは,その軸受の内輪の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,

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3

B 1566:2015

表1による。軸の肩の直径(da)は,その軸受の呼び軸受内径(d)に肩の高さ(h)の2倍を加えた値を

最小値とする。

ハウジングの肩の高さは,その軸受の外輪の最小実測面取寸法(rs min)に対応し,表1による。ハウジ

ングの肩の直径(Da)は,その軸受の呼び軸受外径(D)から肩の高さの2倍を減じた値を最大値とする。

注記 軸の肩の直径及びハウジングの肩の直径は,それぞれ軸の肩の外径寸法及びハウジングの肩の

内径寸法から肩の面取部分を除いた直径をいう。

5.2.2

スラスト軸受

平面座スラスト玉軸受及びスラスト自動調心ころ軸受を取り付ける軸の肩の直径(da)及びハウジング

の肩の直径(Da)は,表2及び表3による。

5.3

5.3.1

軸受のサブユニットなどに対する取付関係寸法

円筒ころ軸受

分離形の円筒ころ軸受のサブユニット2)を取り付ける軸の肩の外径寸法(dc),内輪押さえなどの外径寸

法(db,dd)及びハウジングの肩の内径寸法(Db)は,表4による。

注2) この規格でいうサブユニットとは,ころ軸受から自由に分離できるころ(及び保持器)付き外

輪及び内輪単体,並びにころ(及び保持器)付き内輪及び外輪単体をいう。

5.3.2

ソリッド形針状ころ軸受

分離形のソリッド形針状ころ軸受のサブユニットを取り付ける場合の,内輪押さえなどの外径寸法(db)

は,表5による。

5.3.3

円すいころ軸受

外輪の側面から出っ張っている保持器と隣接部分(又は部品)との接触を避けるための,内輪押さえな

どの外径寸法(db),ハウジングの肩の内径寸法(Dc)及び外輪押さえなどの内径寸法(Db)は,表6によ

る。

6

はめあい

6.1

ラジアル軸受

ラジアル軸受と軸及びハウジングとのはめあいは,通常,表7,表8及び次による。

a) 内輪回転荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとし,相対的に荷重

が大きいほどしめしろを大きくする。

b) 方向不定荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとする。

c) 内輪静止荷重を受ける軸受の内輪と軸とのはめあいは,すきまばめ又は中間ばめとする。

d) 外輪静止荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,すきまばめ又は中間ばめとする。

e) 方向不定荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,中間ばめ又はしまりばめとする。

f)

外輪回転荷重を受ける軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,しまりばめ又は中間ばめとし,相対

的に荷重が大きいほどしめしろを大きくする。

6.2

スラスト軸受

スラスト軸受と軸及びハウジングとのはめあいは,通常,表9,表10及び次による。

a) 中心アキシアル荷重だけを受けるスラスト軸受の内輪と軸とのはめあいは,中間ばめとする。

b) 合成荷重を受けるスラスト自動調心ころ軸受の内輪と軸とのはめあいは,6.1のa)〜c) と同じ基準に

よる。

c) 中心アキシアル荷重だけを受けるスラスト軸受の外輪とハウジングとの間には,十分なすきまを設け

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4

B 1566:2015

る。

d) 合成荷重を受けるスラスト自動調心ころ軸受の外輪とハウジングとのはめあいは,6.1のd)〜f)と同じ

基準による。

表1−軸及びハウジングの隅の丸みの半径並びにラジアル軸受に対する軸及びハウジングの肩の高さ

単位 mm

特別な場合b)

一般の場合a)

最小

daの最小値及びDaの最大値は,5.2.1による。

注a) 大きなアキシアル荷重がかかる場合には,この値より大きな肩の高さが必要

である。

b) アキシアル荷重が小さい場合に用いる。これらの値は,円すいころ軸受,ア

ンギュラ玉軸受及び自動調心ころ軸受には適切でない。

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5

B 1566:2015

表2−平面座スラスト玉軸受に対する軸及びハウジングの肩の直径

単位 mm

軸受系列

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

360

440

408

392

500

442

418

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6

B 1566:2015

表3−スラスト自動調心ころ軸受に対する軸及びハウジングの肩の直径

単位 mm

軸受系列

最小

最小

最小

最大

最大

最大

注a) 大きなアキシアル荷重がかかる場合には,内輪のつばを十分支持するdaの値をとる。

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7

B 1566:2015

表4−円筒ころ軸受の取付関係寸法

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8

B 1566:2015

表4−円筒ころ軸受の取付関係寸法(続き)

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最大

最小

最小

最小

260

400

296

292

300

364

367

480

320

318

323

343

420

428

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9

B 1566:2015

表4−円筒ころ軸受の取付関係寸法(続き)

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最小

最大

最小

最小

daの最小値及びDaの最大値は,5.2.1による。

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10

B 1566:2015

表5−ソリッド形針状ころ軸受の取付関係寸法

単位 mm

軸受系列

最大

最大

daの最小値及びDaの最大値は,5.2.1による。

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11

B 1566:2015

表6−円すいころ軸受の取付関係寸法

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最小

最小

最大

最小

最小

最小

最小

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12

B 1566:2015

表6−円すいころ軸受の取付関係寸法(続き)

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最小

最小

最大

最小

最小

最小

最小

最大

最小

最小

最小

最小

daの最小値及びDaの最大値は,5.2.1による。

注a) これより大きな値を最小値とすることができる。

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13

B 1566:2015

表7−ラジアル軸受(円筒穴)の内輪a)に対するはめあい

軸受の等級

内輪回転荷重又は方向不定荷重

軸の公差域クラスb)

0級,6X級,

6級

5級

はめあい

内輪静止荷重

しまりばめ

中間ばめ

すきまばめ

又は

中間ばめ

注a) 軸受内径の許容差は,JIS B 1514-1による。

b) 公差域クラスの記号については,JIS B 0401-1及びJIS B 0401-2による。

表8−ラジアル軸受の外輪a)に対するはめあい

軸受の等級

外輪静止荷重

方向不定荷重又は外輪回転荷重

穴の公差域クラスb)

0級,6X級,

6級

5級

はめあい

すきまばめ

中間ばめ

中間ばめ

又は

しまりばめ

注a) 軸受外径の許容差は,JIS B 1514-1による。

b) 公差域クラスの記号については,JIS B 0401-1及びJIS B 0401-2による。

表9−スラスト軸受の内輪a)に対するはめあい

軸受の等級

中心アキシアル荷重

(スラスト軸受全般)

0級,6級

合成荷重(スラスト自動調心ころ軸受の場合)

内輪回転荷重又は方向不定荷重

軸の公差域クラスb)

はめあい

中間ばめ

注a) 軸受内径の許容差は,JIS B 1514-2による。

内輪静止荷重

しまりばめ

中間ばめ

b) 公差域クラスの記号については,JIS B 0401-1及びJIS B 0401-2による。

表10−スラスト軸受の外輪a)に対するはめあい

軸受の等級

0級,6級

中心アキシアル荷重

(スラスト軸受全般)

合成荷重(スラスト自動調心ころ軸受の場合)

外輪静止荷重又は方向不定荷重

穴の公差域クラスb)

はめあい

すきまばめ

注a) 軸受外径の許容差は,JIS B 1514-2による。

b) 公差域クラスの記号については,JIS B 0401-1及びJIS B 0401-2による。

外輪回転荷重

中間ばめ

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14

B 1566:2015

附属書A

(参考)

アダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の

取付関係寸法

A.1 一般

この附属書は,アダプタ付きラジアル軸受及び高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受1)の取付関係寸法に

ついて記載する。

注1) JIS B 1533に規定する,呼び番号の末尾に記号Eが付く軸受。Eが付かない軸受とは,ころの

寸法及び/又は個数が異なる。

A.2 量記号

この附属書で用いる主な量記号は,次による。

A

:アダプタ付きラジアル軸受用ハウジングの,ナット側軸方向逃げ寸法

b

:アダプタ付きラジアル軸受用内輪押さえの,軸方向逃げ寸法

d

:呼び軸受内径

de

:アダプタ付きラジアル軸受用内輪押さえの,逃げ内径

d1

:呼びアダプタ内径

K

:アダプタ付きラジアル軸受用ハウジングの,ナットのための逃げ内径

A.3 取付関係寸法

アダプタ付きラジアル軸受の取付関係寸法は,表A.1による。アダプタの寸法は,JIS B 1552を参照。

高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の取付関係寸法は,表A.2による。

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15

B 1566:2015

表A.1−アダプタ付きラジアル軸受の取付関係寸法

単位 mm

最小

最小

アダプタ系列

最小

軸受の

寸法系列

最小

軸受の寸法系列

最小

最小

軸受の寸法系列

最小

最小

260

280

299

11

12

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16

B 1566:2015

表A.1−アダプタ付きラジアル軸受の取付関係寸法(続き)

単位 mm

最小

最小

アダプタ系列

最小

軸受の寸法系列

最小

軸受の寸法系列

最小

最小

軸受の

寸法系列

最小

最小

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17

B 1566:2015

表A.2−高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の取付関係寸法

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最大

最小

最小

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18

B 1566:2015

表A.2−高負荷容量形ラジアル円筒ころ軸受の取付関係寸法(続き)

単位 mm

軸受系列

最大

最小

最小

最大

最小

最小

daの最小値及びDaの最大値は,5.2.1による。

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19

B 1566:2015

附属書B

(参考)

常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめあいに関する数値

B.1

一般

この附属書は,ラジアル軸受及びスラスト軸受に常用する軸及びハウジングの公差域クラス並びにはめ

あいに関する数値について記載する。

B.2

常用する公差域クラス

ラジアル軸受に常用する軸の公差域クラスは,表B.1による。

ラジアル軸受に常用するハウジングの公差域クラスは,表B.2による。

スラスト軸受に常用する軸の公差域クラスは,表B.3による。

スラスト軸受に常用するハウジングの公差域クラスは,表B.4による。

B.3

はめあい

ラジアル軸受の内輪と軸とのはめあいに関する数値を,表B.5〜表B.7に示す。

ラジアル軸受の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値を,表B.8〜表B.10に示す。

円すいころ軸受の内輪と軸とのはめあいに関する数値を,表B.11及び表B.12に示す。

円すいころ軸受の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値を,表B.13及び表B.14に示す。

スラスト軸受の内輪と軸とのはめあいに関する数値を,表B.15に示す。

スラスト軸受の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値を,表B.16に示す。

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20

B 1566:2015

表B.1−ラジアル軸受(0級,6X級,6級)に対して常用する軸の公差域クラス

条件

玉軸受

円筒ころ軸受

円すいころ軸受

自動調心

ころ軸受

軸径(mm)

を超え

以下

を超え

以下

を超え

軸の

公差域

クラス

注記

精密を要する場合,js6,

k6,m6の代わりにそれ

ぞれjs5,k5,m5を用い

る。

以下

円筒穴軸受(0級,6X級,6級)

内輪回転

荷重

又は

方向不定

荷重

軽荷重a)

又は

変動荷重

普通荷重a)

重荷重a)

又は

衝撃荷重

単列のアンギュラ玉軸

受及び円すいころ軸受

の場合,はめあいによ

る内部すきまの変化を

考える必要がないの

で,k5,m5の代わりに

k6,m6を用いることが

できる。

普通すきまの軸受より

大きい内部すきまの軸

受を必要とする。

内輪静止 内輪が軸上

荷重

を容易に動

く必要があ

全軸径

精密を要する場合,g5

を用いる。大きな軸受

では,容易に移動でき

るようにf6でもよい。

内輪が軸上

を容易に動

く必要がな

全軸径

精密を要する場合,h5

を用いる。

全軸径

中心アキシアル荷重

全荷重

テーパ穴軸受(0級)(アダプタ付き又は取外しスリーブ付き)

h9/IT5b) 伝導軸などで回転精度

全軸径

が要求されない場合

は,h10/IT7b)としてもよ

い。

この表は,鋼製の中実軸に適用する。

注a) 軽荷重,普通荷重及び重荷重とは,動等価ラジアル荷重が軸受の基本動ラジアル定格荷重のそれぞれ6 %以下,

6 %を超え12 %以下及び12 %を超える荷重をいう。

b) IT5及びIT7は,軸の真円度公差,円筒度公差などの値を示す。

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21

B 1566:2015

表B.2−ラジアル軸受(0級,6X級,6級)に対して常用するハウジングの公差域クラス

条件

ハウジング

の公差域

クラス

注記

一体ハウジング

外輪静止荷重 全ての種類の荷重 容易に移動でき

又は

る。

二つ割りハウジ

ング

軽荷重a)又は普通

容易に移動でき

荷重a)

る。

大形軸受又は外輪とハウ

ジングとの温度差が大き

い場合,G7でもよい。

軸と内輪が高温に 容易に移動でき

なる。

る。

大形軸受又は外輪とハウ

ジングとの温度差が大き

い場合,F7でもよい。

軽荷重又は普通荷 通常,移動できな

重で精密回転を要

い。

する。

移動できる。

主に,ころ軸受に適用す

る。

ハウジング

一体ハウジング

荷重の種類など

外輪のアキシアル

方向の移動b)

主に,玉軸受に適用する。

静粛な運転を要す 容易に移動でき

る。

る。

方向不定荷重 軽荷重又は普通荷 通常,移動できる。

普通荷重又は重荷 通常,移動できな

重a)

い。

精密を要する場合,JS7,

K7の代わりにJS6,K6を

用いる。

大きな衝撃荷重

移動できない。

外輪回転荷重 軽荷重又は変動荷 移動できない。

普通荷重又は重荷

移動できない。

主に,玉軸受に適用する。

薄肉ハウジングで

移動できない。

重荷重

主に,ころ軸受に適用す

る。

この表は,鋳鉄製ハウジング又は鋼製ハウジングに適用する。

中心アキシアル荷重だけが軸受にかかる場合,外輪にラジアル方向のすきまを与えるような公差域クラスを選定

する。

注a) 軽荷重,普通荷重及び重荷重とは,動等価ラジアル荷重が軸受の基本動ラジアル定格荷重のそれぞれ6 %以下,

6 %を超え12 %以下及び12 %を超える荷重をいう。

b) 非分離軸受について,外輪がアキシアル方向に移動できるか,できないかの区別を示す。

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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B 1566:2015

表B.3−スラスト軸受(0級,6級)に対して常用する軸の公差域クラス

条件

軸径(mm)

を超え

以下

軸の

公差域クラス

注記

中心アキシアル荷重(スラスト軸受全般)

全軸径

合成荷重

(スラスト自動調心ころ軸受)

全軸径

k6,m6,n6の代わりに,

それぞれjs6,k6,m6

も用いられる。

内輪静止荷重

内輪回転荷重又は

方向不定荷重

h6も用いられる。

表B.4−スラスト軸受(0級,6級)に対して常用するハウジングの公差域クラス

条件

中心アキシアル荷重(スラスト軸受全般)

合成荷重

(スラスト自動調心ころ軸受)

ハウジングの

公差域クラス

注記

外輪にラジアル方向のすきまを与えるよ

うに適切な公差域クラスを選定する。

スラスト玉軸受で精度を要する場合

外輪静止荷重

方向不定荷重又は

外輪回転荷重

普通の使用条件の場合

比較的ラジアル荷重が大きい場合

この表は,鋳鉄製ハウジング又は鋼製ハウジングに適用する。

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表B.5−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(0級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受 軸受の

内径及び 平面内

軸の呼び 平均内

外径

径の許

容差

を超

以下 上 下

軸の公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側

が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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軸の公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側

が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

単位 μm

呼び軸受 軸受の

内径及び 平面内

軸の呼び

平均内

外径

径の許

容差

を超

以下 上 下

表B.6−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(6級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

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表B.7−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(5級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受内径

及び軸の呼び外径

軸の公差域クラスa)

軸受の平面内平均

内径の許容差

を超え

以下

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったとき

のすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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ハウジングの公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジングとはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すき

ま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

単位 μm

呼び軸受外 軸受の平

径及びハウ 面内平均

ジングの

外径の

呼び内径

許容差

を超

以下 上

表B.8−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(0級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

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表B.9−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(6級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受外 軸受の平

径及びハウ 面内平均

ジングの

外径の

呼び内径

許容差

を超

以下 上

ハウジングの公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジングとはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すき

ま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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表B.10−ラジアル軸受(円すいころ軸受を除く。)(5級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受外径及

びハウジングの

呼び内径

ハウジングの公差域クラスa)

軸受の平面内平

均外径の許容差

を超え

以下

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジング

とはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイ

ナス値は,しめしろを表す。

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表B.11−円すいころ軸受(0級,6X級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受内 軸受の平

径及び軸の 面平均内

呼び外径

径の

許容差

を超

以下 上 下

軸の公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側

が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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表B.12−円すいころ軸受(5級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

単位 μm

軸の公差域クラスa)

呼び軸受内径及 軸受の平面平均

び軸の呼び外径 内径の許容差

を超え

以下

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったとき

のすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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表B.13−円すいころ軸受(0級,6X級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受外 軸受の

径及びハウ 平面内

ジングの

平均外

呼び内径

径の許

容差

を超

以下 上 下

ハウジングの公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジングとはめ合ったときのすきまを表しており,右側が最小すき

ま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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表B.14−円すいころ軸受(5級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受外径及び 軸受の平面内平均

ハウジングの公差域クラスa)

外径の許容差

ハウジングの呼び

内径

を超え

以下

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジングとはめ合

ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめし

ろを表す。

表B.15−スラスト軸受(0級,6級)の内輪と軸とのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受内径

及び軸の呼び

外径

を超え 以下

軸受の平面

内平均内径

の許容差

軸の公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び内径区分の軸受内輪がこの公差域クラスの軸とはめ合ったとき

のすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめしろを表す。

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B 1566:2015

表B.16−スラスト軸受(0級,6級)の外輪とハウジングとのはめあいに関する数値

単位 μm

呼び軸受外径 軸受の平

及びハウジン 面内平均

グの呼び内径

外径の許

容差

を超え 以下 上

ハウジングの公差域クラスa)

注a) 各公差域クラスの下にある数字は,各軸受呼び外径区分の軸受外輪がこの公差域クラスのハウジングとはめ合

ったときのすきまを表しており,右側が最小すきま,左側が最大すきまを表す。また,マイナス値は,しめし

ろを表す。

参考文献

JIS B 1533 転がり軸受−円筒ころ軸受

JIS B 1552 転がり軸受−アダプタ及び取外しスリーブ