F 3057:2020
目
次
ページ
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 種類······························································································································· 1
4 最高使用圧力 ··················································································································· 2
5 構造,形状及び寸法 ·········································································································· 2
6 材料······························································································································· 2
7 検査······························································································································· 2
7.1 一般検査 ······················································································································ 2
7.2 作動検査 ······················································································································ 2
8 製品の呼び方 ··················································································································· 2
9 表示······························································································································· 3
(1)
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まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
日本船舶技術研究協会(JSTRA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS F
3057:1996は改正され,この規格に置き換えられ,また,JIS F 3058:1996,JIS F 3059:1996及びJIS F
3060:1996は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(2)
日本産業規格
JIS
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船用立形ストーム弁
Shipbuilding-Vertical storm valves for ships
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適用範囲
この規格は,船用立形ストーム弁(以下,ストーム弁という。)について規定する。
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引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2240 銅合金製管フランジ
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS F 7400 船用弁及びコックの検査通則
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS H 2105 鉛地金
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3250 銅及び銅合金の棒
JIS H 3260 銅及び銅合金の線
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
JIS K 6380 ゴムパッキン材料−性能区分
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種類
ストーム弁の種類は,弁箱の材料及びねじ締め閉鎖装置の有無及び形状によって,表1のとおり区分す
る(図1〜図4参照)。
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表1−ストーム弁の種類
種類
弁箱
ねじ締め閉鎖装置
旧規格番号
材料
略号
形状
略号
種類の
略号
青銅立形ストーム弁
青銅
鋳鋼立形ストーム弁
鋳鋼
青銅ねじ締め立形ストーム弁
青銅
鋳鋼ねじ締め立形ストーム弁
4
鋳鋼
ハンドル式
スピンドル式
ハンドル式
スピンドル式
最高使用圧力
ストーム弁の最高使用圧力は,通常0.33 MPaとする。
5
構造,形状及び寸法
ストーム弁の構造,形状及び寸法は,図1〜図4によるほか,次による。ただし,出入口口径,面間寸
法及びフランジの寸法以外は,参考寸法とする。
a) フランジは,JIS B 2240の呼び圧力5Kによる。
b) 各図の寸法表に規定するねじは,JIS B 0205-1〜JIS B 0205-4の規定による。
6
材料
ストーム弁の材料は,次による。
a) 弁箱,蓋及び弁体の材料は,図1〜図4による。
b) その他部品の材料は,図1〜図4による。
7
検査
7.1
一般検査
ストーム弁の一般検査は,JIS F 7400によって,次のa)〜e)について行う。
a) 材料検査
b) 外観検査
c) 寸法検査
d) 組立検査
e) 圧力検査 ただし,試験圧力0.5 MPaで行う。
7.2
作動検査
ストーム弁は作動が円滑で,かつ,弁座面の接触程度は,弁を開く側に5°程度傾けた状態で開き始め
なければならない。
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製品の呼び方
弁の材料系列記号,種類及び閉鎖装置の方式,又はこれらの略号並びに呼び径による。
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例1 船用青銅立形ストーム弁50又はF B VS 50
呼び径の略号で,呼び径50を示す。
種類の略号で,立形ストーム弁を示す。
弁箱材料略号で,青銅を示す。
船用品を示す略号。
例2 船用鋳鋼ねじ締め立形ストーム弁ハンドル式80又はF S SdVS H 80
呼び径の略号で,呼び径
80を示す。
形状の略号で,ハンドル
式を示す。
種類の略号で,ねじ締め
立形ストーム弁を示す。
弁箱材料略号で,鋳鋼を
示す。
船用品を示す略号。
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表示
蓋の表面に,次の事項を表示する。
a) 呼び径
例 50
b) 製造業者又はその略号
c) 製造年又はその略号
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白
紙
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蓋のフランジボルト割り
部品番号
口径
面間
寸法
フランジ
弁箱及び蓋
外径
数
ねじの
呼び
ボルト穴
厚さ
弁軸
数
蓋a)
材料
JIS H 5120のCAC406
弁体a)
ガスケット
JIS K 6380の耐油性合成ゴム
ねじの 計算
呼び
質量
ガスケット押さえ
JIS H 3100のC 2600 P
カウンタウェイト
JIS H 2105の1種
植込みボルト及びナット JIS H 3250のC 3771 BD又は
弁軸
植込みボルト
ねじの
呼び
弁箱a)
参考
単位 mm
呼び径
部品名称
ボルト及びナット
ガスケット止めねじ
ガスケット
ガスケット
フランジは,JIS B 2240の呼び圧力5Kによる。
図1−青銅立形ストーム弁−構造,形状,寸法及び材料
JIS H 3250のC 3604 BD
JIS F 7102の規定による。
座金
JIS H 3100のC 2600 P
注a) この部品は,規定の材料を使用する。
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蓋のフランジボルト割り
部品番号
単位 mm
呼び径
口径
面間
寸法
フランジ
外径
弁箱及び蓋
ボルト穴
数
ねじの
呼び
厚さ
弁軸
数
蓋a)
材料
JIS G 5101のSC 410
弁体a)
JIS H 5120のCAC406
参考
ガスケット
JIS K 6380の耐油性合成ゴム
ねじの 計算
呼び
質量
ガスケット押さえ
JIS H 3100のC 2600 P
カウンタウェイト
JIS H 2105の1種
植込みボルト及びナット
植込みボルト
ねじの
呼び
部品名称
弁箱a)
弁軸
JIS H 3250のC 3771 BD又は
ボルト及びナット
黄銅棒
ガスケット止めねじ
ガスケット
ガスケット
フランジは,JIS B 2220の呼び圧力5Kによる。
図2−鋳鋼立形ストーム弁−構造,形状,寸法及び材料
JIS F 7102の規定による。
座金
JIS H 3100のC 2600 P
注a) この部品は,規定の材料を使用する。
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部品
番号
部品名称
弁箱a)
蓋a)
弁体a)
弁開閉金物
カウンタウェイト
JIS H 2105の1種
スピンドル箱
JIS H 5120のCAC406
パッキン押さえナット
パッキン押さえ
スピンドル
JIS H 3250のC 4641 BD
又はC 4641 BE
弁軸
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
座金
JIS H 3100のC 2600 P
植込みボルト及び六角ナッ
ト
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
六角ボルト及び六角ナット
六角ボルト及び六角ナット
ガスケット
ガスケット
パッキン
ガスケット
ガスケット
JIS K 6380の耐油性合成
ゴム
参考
ガスケット押さえ
JIS H 3100のC 2600 P
計算質量(kg)
ガスケット止めねじ
スピン
ドル式
ハンド
ル式
JIS H 3250のC 4641 BD
又はC 4641 BE
止めねじ
JIS H 3250のC 3604 BD
又はC 3604 BE
蓋のフランジボルト割り
単位 mm
呼び
口径 面間
径
d 寸法
外径
フランジ
弁箱及び蓋
ボルト穴
C 数
h ねじの
呼び
厚さ H1 A
弁軸
スピンドル及び箱
d1 ねじの
呼び
植込みボルト
リ
ねじの ねじの
数 ねじの
フ
ト
呼び
呼び
呼び
材料
JIS H 5120のCAC406
JIS F 7102の規定によ
る。
ハンドル
JIS G 5501のFC200
六角ナット
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
座金
JIS H 3100のC 2600 P
割りピン
JIS H 3260のC 2600 W
注a) この部品は,規定の材料を使用する。
フランジは,JIS B 2240の呼び圧力5Kによる。
図3−青銅ねじ締め立形ストーム弁−構造,形状,寸法及び材料
8
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部品
番号
蓋のフランジボルト割り
部品名称
弁箱a)
蓋a)
弁体a)
弁開閉金物
カウンタウェイト
JIS H 2105の1種
スピンドル箱
JIS H 5120のCAC406
パッキン押さえナット
パッキン押さえ
スピンドル
JIS H 3250のC 4641 BD
又はC 4641 BE
弁軸
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
フランジ
弁箱及び蓋
ボルト穴
C 数
h ねじの
呼び
厚さ H1 A
弁軸
d1 ねじの
呼び
スピンドル及び箱
ねじの ねじの
呼び
呼び
植込みボルト
リ
数 ねじの
フ
ト
呼び
JIS G 5101のSC 410
JIS H 5120のCAC406
座金
JIS H 3100のC 2600 P
植込みボルト及び六角ナッ
ト
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
六角ボルト及び六角ナット
六角ボルト及び六角ナット
ガスケット
ガスケット
パッキン
ガスケット
ガスケット
JIS K 6380の耐油性合成
ゴム
単位 mm
呼び
口径 面間
径
d 寸法
外径
材料
JIS F 7102の規定によ
る。
参考
ガスケット押さえ
JIS H 3100のC 2600 P-O
計算質量(kg)
ガスケット止めねじ
スピン
ドル式
ハンド
ル式
JIS H 3250のC 4641 BD
又はC 4641 BE
止めねじ
JIS H 3250のC 3604 BD
又はC 3604 BE
ハンドル
JIS G 5501のFC200
六角ナット
JIS H 3250のC 3771 BD
又はC 3771 BE
座金
JIS H 3100のC 2600 P
割りピン
JIS H 3260のC 2600 W
注a) この部品は,規定の材料を使用する。
フランジは,JIS B 2220の呼び圧力5Kによる。
図4−鋳鋼ねじ締め立形ストーム弁