コリジョン
ネットワーク上の交通事故だよ
別々のコンピュータから送られたデータ同士がぶつかっちゃうことだよ
簡単に書くよ
コリジョン(英:collision)とは
ネットワーク上の交通事故のこと。
もう少し具体的に書くと
ネットワークにおいて、別々のコンピュータから送られたデータ同士がぶつかっちゃうこと
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
ネットワークの中を行き来しているデータ同士がぶつかっちゃう
のが「コリジョン」です。
交通事故のイメージですね。
日本語にすると「衝突」です。
ネットワークというのは、同じ線の中をいろんなデータが行き来しています。
ピヨ太君の使っているパソコンさんから送ったデータもあれば、ピヨ子さんの使っているパソコンさんから送ったデータもあります。
これらのデータは、ネットワークの環境次第では、同じ線の中を通ることになります。
これらのデータは基本的には上手くすれ違っています。
同じ線の中を通る場合でも、譲り合いの精神で何とか上手くやっているのです。
ただし、運が悪いとぶつかってしまいます。交通事故が起きるのです。
ぶつかってしまうと、データさんは壊れてしまいます。
このように、通信途中のデータ同士がぶつかっちゃうのがコリジョンです。
よく分からなければ、ネットワーク上で発生する交通事故だとお考えください。
せっかくなので、もう少し実際のネットワークに近い形で見てみましょう。
いくつか予備知識が必要なので、そちらから触れておきます。
まず、ネットワークには「全二重通信」「半二重通信」という用語があります。
「全二重通信」は「送りながら受け取れるよ通信方式」です。
相手の話を聞きながら、お話ができる電話をイメージしてください。
あるいは対向車線のある道路のイメージです。
「半二重通信」は「送ってるときは受け取れないよ、受け取ってるときは送れないよ通信方式」です。
聞くか話すかのどちらかしかできないトランシーバーをイメージしてください。
実際にはちょっと違いますが、対向車がすれ違うことのできない細い道路のイメージです。
全二重通信の場合は、データを受けとっているときに送っても問題ありません。
行く用と来る用の二車線あるので交通事故は起きませんよね?
ですが半二重通信の場合はどうでしょう?
そうですね。データを受けとっているときに送るとぶつかってしまいます。
行くのも来るのも同じ道を通るので、ぶつかってしまうのです。
これがコリジョンです。
コリジョンは全二重通信においては発生しません。
半二重通信においては発生する可能性があります。
ただし「リピーターハブ」という機器が出てくる場合は注意が必要です。
リピーターハブは「『自分に関係ない通信は無視してね』なハブ」ね。
「ハブ」はここでは「ネットワークの中継機器」程度でお考えください。
実はリピーターハブさんが出てくると、全二重通信の場合でもコリジョンが発生する……というか、リピーターハブさんが登場した時点で半二重通信になってしまうのです。
リピーターハブさんは、受け取った信号を全部のコンピュータに「宛先になっているコンピュータさん以外は無視してね~」と言いながら送る機器です。
このリピーターハブさんに同時に2つのコンピュータからデータが送られてきたらどうなるでしょう?
リピーターハブさんは混乱してしまうのです。
これもコリジョンです。
リピーターハブさんの内部でデータが衝突しています。
このように、リピーターハブさんの登場によって、元々が全二重通信でも半二重通信になってしまうのです。
理屈上、コリジョンは半二重通信の場合のみ発生し得る(全二重通信では発生しない)現象ですが、ご注意ください。
ちなみに、コンリジョンの発生に気づいた奴は、皆に「おーい、なんか衝突したっぽいよー」なお知らせ信号(ジャム信号)を出します。
ここでは詳しく触れませんので、興味がある方は「CSMA/CD」「ジャム信号」の説明を ご覧ください。
一言でまとめるよ
まぁ「コリジョン」って単語が出てきたら「通信途中のデータ同士がぶつかっちゃうことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「collision(コリジョン)」の意味は
・衝突
・激突
・不一致
とかです。






