cmd【コマンド】
コマンドだよ
Windowsで使えるよ
コマンドプロンプトを起動するよ
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簡単に書くよ
cmd【コマンド】とは
コンピュータさんに対する命令文(コマンド)のひとつ
であり
コマンドプロンプト
(コンピュータに詳しい人が使う、Windowsにくっついている黒い画面)を起動するコマンド
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「コマンドプロンプト」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
コマンドプロンプトは「Windowsにくっついている黒い画面」です。
コンピュータさんに指示を出すための画面です。
コンピュータに詳しい人が、よく使います。
コマンドプロンプトに「コマンド」と呼ばれる命令文を打ち込むと、それに従ってパソコンさんが お仕事をしてくれます。
以上を踏まえて
コマンドプロンプトを起動するときに使うコマンド
が「cmd」コマンドです。
「cmd」コマンドはWindows系で使えます。
書き方は
cmd [オプション]
です。
オプションは、なんか いろいろ あります。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /C 【コマンド】 | 起動したコマンドプロンプト上で【コマンド】を実行した後、コマンドプロンプトを終了する |
| /K 【コマンド】 | 起動したコマンドプロンプト上で【コマンド】を実行した後、コマンドプロンプトを終了しない |
| /S | 「/C」「/K」オプションと併用して、【コマンド】内の文字列の扱いを変更する |
| /Q | 「echo off」の状態でコマンドプロンプトを起動するらしいけど、私の環境では効きませんでした |
| /D | コマンドプロンプトを起動したときにレジストリの「AutoRun」に登録されているコマンドを実行しない |
| /A | 結果をANSI形式(Shift_JIS)で出力する |
| /U | 結果をUnicode形式で出力する |
| /T:【色】 | 起動したコマンドプロンプトの文字色と背景色を指定する |
| /E:【ON/OFF】 | コマンド拡張機能を【ON/OFF】にする |
| /F:【ON/OFF】 | ファイル名やフォルダ名の補完機能を【ON/OFF】にする |
| /V:【ON/OFF】 | 遅延環境変数の展開を【ON/OFF】にする |
です。
オプションがわちゃわちゃとありますが、あまり気にする必要は ありません。
おそらく
cmd /C 【コマンド】
で、特定のコマンドを実行した後に起動したコマンドプロンプトを終了する、くらいしか使うことはないと思います。
それでは「cmd」コマンドの使い方を見ていきましょう。
オプションを何も指定しないで
cmd
を実行すると、現在のコマンドプロンプト上で、新しいコマンドプロンプトが起動します。
新しい画面が開くわけでは ありません。
ご注意ください。
あくまで「現在の画面上で」新しいコマンドプロンプトが起動します。
オプション「/C」「/K」は新しく起動したコマンドプロンプト上でコマンドを実行するためのオプションです。
例えば
cmd /C "dir"
や
cmd /K "dir"
を実行すると、新しく起動したコマンドプロンプト上で「dir」コマンドが実行されます。
「/C」と「/K」の違いはコマンドを実行した後の動きです。
「/C」オプションはコマンドを実行した後に起動したコマンドプロンプトを終了します。
一方「/K」オプションは起動したコマンドプロンプトを終了しません。
要するに
cmd /C "dir"
と
cmd /K "dir & exit"
が同じ動きです。
これが「/C」オプションと「/K」オプションです。
「/S」オプションは「/C」「/K」オプションと併用して使うオプションです。
「/S」オプションを指定することによって、コマンドとして指定された文字列の扱いが変わります。
例えば
cmd /C "C:\Program Files (x86)\hoge.exe"
を実行したとしましょう。
これは
C:\Program Files (x86)\hoge.exe
を新しいコマンドプロンプト上で実行(つまり起動)する命令です。
この命令に対して「/S」オプションを指定して
cmd /S /C "C:\Program Files (x86)\hoge.exe"
とすると
"C:\Program Files (x86)\hoge.exe"
の部分の解釈の仕方が変わります。
半角スペースを基準として
C:\Program
までがコマンドの部分、残りの
Files (x86)\hoge.exe"
がコマンド「C:\Program」に対するパラメータと解釈されるようになるのです。
あらまぁ、って感じですね。
これが「/S」オプションです。
単独では使わず「/C」もしくは「/K」と併用します。
「/Q」オプションはechoをoffにするオプション……らしいですが、何故か私の環境ではoffになりませんでした。変なのー。
「/D」オプションは、新しいコマンドプロンプトを起動したときに、レジストリの「AutoRun」に登録されているコマンドを実行しないようにするオプションです。
レジストリの
\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\AutoRun
もしくは
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\AutoRun
にバッチファイルを登録しておくと、コマンドプロンプトが起動した瞬間に登録されているバッチファイルも実行されるのですね。
それに対して「余計なことすんな!」と命令するためのオプションです。
これが「/D」オプションです。
「起動時に余計なことすんな!」オプションですね。
「/A」オプションは結果をANSI形式で出力するためのオプションです。
ANSIはShift_JISだと思って かまいません。
「/U」オプションは結果をUnicode形式で出力するためのオプションです。
「/T」オプションは新しく起動したコマンドプロンプトの色を指定するためのオプションです。
例えば
cmd /T:81
を実行すると、背景色が灰色、文字色が青色のコマンドプロンプトが起動します。

色の指定は、16進数2桁でやります。
左の桁が背景色を表す16進数で、右の桁が文字色を表す16進数です。
数字と色の対応は以下の通りです。
| 数字 | 色 |
|---|---|
| 0 | 黒 |
| 1 | 青 |
| 2 | 緑 |
| 3 | 水色 |
| 4 | 赤 |
| 5 | 紫 |
| 6 | 黄色 |
| 7 | 白 |
| 8 | 灰色 |
| 9 | 明るい青 |
| A | 明るい緑 |
| B | 明るい水色 |
| C | 明るい赤 |
| D | 明るい紫 |
| E | 明るい黄色 |
| F | 輝く白 |
この数字の組み合わせで色を指定しますが、背景色と文字色を同じ色にすることはできません。
例えば
cmd /T:00
と指定すると、無視されます。
この色の指定方法は「color」コマンドと同じです。
要するに
cmd /T:81
は
cmd /K "color 81"
と同じ扱いになります。
これが「/T」オプションです。
起動したコマンドプロンプトの色指定用のオプションです。
「/E」オプションは、新しく起動したコマンドプロンプトのコマンド拡張機能をON/OFFするオプションです。
cmd /E:ON
でコマンド拡張機能がONになります。
cmd /E:OFF
でコマンド拡張機能がOFFになります。
コマンド拡張機能が何かピンと来ない方は「ONにするとコマンドがパワーアップする」くらいの認識で かまいません。
元々「ON」になっているので、特別にOFFにしなければいけない事情がない限りは、気にしなくて良いオプションです。
これが「/E」オプションです。
コマンド拡張機能をON/OFFします。
「/F」オプションは、新しく起動したコマンドプロンプトのファイル名やフォルダ名の補完機能をON/OFFするオプションです。
cmd /F:ON
でファイル名やフォルダ名の補完機能がONになります。
cmd /F:OFF
でファイル名やフォルダ名の補完機能がOFFになります。
ファイル名やフォルダ名の補完機能が何かピンと来ない方もいると思いますので、補足しておきますね。
cmd /F:ON
を実行して、新しくコマンドプロンプトを起動した状態で、Ctrlキーとアルファベットの「f」のキーを押してみてください。
押す毎に、今自分がいるフォルダの中にあるファイルの名前やフォルダの名前が表示されるはずです。
あるいはCtrlキーとアルファベットの「d」のキーを押してみてください。
今度は、自分がいるフォルダの中にあるフォルダの名前が順番に表示されるはずです。
それがファイル名やフォルダ名の補完機能です。
文字通りファイル名やフォルダ名を補完してくれます。
これが「/F」オプションです。
ファイル名やフォルダ名の補完機能をON/OFFします。
いよいよ最後のオプションです。
「/V」オプションは、遅延環境変数の展開をON/OFFするオプションです。
cmd /V:ON
で遅延環境変数の展開がONになります。
cmd /V:OFF
で遅延環境変数の展開がOFFになります。
「遅延環境変数の展開」は主にバッチファイルの話で出てくる用語です。
詳細は、用語「遅延環境変数」の説明を ご覧ください。
このオプションは、あまり気にする必要ありません。
バッチファイルを起動するとき以外は、ほぼ無関係なオプションです。
また、あくまで個人的な意見ですが、遅延環境変数の展開に対する対処はバッチファイル内でやるべきだと考えています。
「/V」オプションを使う必要に迫られる事態自体を避けた方が良いと思います。
話がそれましたが、これが「/V」オプションです。
遅延環境変数の展開をON/OFFします。
そんなところでしょうか。
長くなりましたが、これが「cmd」コマンドの使い方です。
一言でまとめるよ
まぁ「cmd」ってコマンドが出てきたら「コマンドプロンプト
(コンピュータに詳しい人が使う、Windowsにくっついている黒い画面)を起動するときに使うんだな~」と お考えください。






