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IPパケット

pointこの用語のポイント

point通信用に細切れにされたデータだよ

point「IP」というお約束事に従っているよ

point「IP」の部分は「Internet Protocol」の略だよ

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簡単に書くよ

IPパケット(読:アイピーパケット 英:IP packet)とは

通信用に細切れにしたデータ(パケット)の種類のひとつ
であり

「IP」というお約束事に従って通信するときにやり取りされるデータのこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

通信プロトコルプロトコル
IP
パケット


について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

通信プロトコルプロトコルは「通信するときに使う お約束事」です。

通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。

IPパケット

そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると

通信するときは、お約束事が必要

なのです。

この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。

IPパケット2

IPは「インターネットっぽい通信をするときに使う お約束事」です。
名前が、そのものズバリだったりします。
Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の頭文字を取って「IP」です。
その名の通り

インターネット用のプロトコル(お約束事)

です。

IPパケット3

パケットは「通信用に細切れにしたデータ」です。

IPパケット4

突然ですが、フランスパンを食べるところを想像してみてください。
一本丸々咥えたら息が詰まりますよね?

IPパケット5

ですから、フランスパンを食べるときは、ちぎって少しずつ食べます。

IPパケット6

通信も同じです。
一度にまとめて送ろうとすると、線が詰まってしまいます。
いえ、もしかしたら詰まらないかもしれませんが、なんか大変そうです。

そこで、通信するときは一旦データを細かく分割してから送ります。
細切れになって送られたデータは受け取り側で元の形に復元されます。

IPパケット7

このときの

送るために細切れにしたデータ

がパケットです。

IPパケット8

以上を踏まえて

IPというお約束事に従って通信するために、一旦細切れにされたデータ

が「IPパケット」です。

IPパケット9

ポイントは

1.IPというお約束事に従っていますよ
2.通信用に一旦細切れにされたデータですよ


の2点ですね。
言い方を変えると、インターネットっぽい通信をしているときに線の中をうねうね通っているデータのことです。

さて、ここでパケットという点に注目して、もう少し見てみましょう。
基本的にパケットはヘッダ部とデータ部から成り立っています。

IPパケット10

ヘッダ部は、お手紙に例えると「封筒」です。
「どこに送りますよ~」な情報だとか、その他、やり取りする上で必要なことが書かれています。

データ部は、お手紙に例えると「便箋」です。
実際に伝えたい内容が書いてあります。

IPパケットもパケットです。
IPヘッダ」と呼ばれるヘッダ部と、実際に送りたい内容のデータ部で出来あがっています。

IPパケット11

ここで大事なのはヘッダ部です。
データ部は何でも かまいません。

IPパケットの場合、このヘッダ部がIPでやり取りするとき用の形になっているのです。

ちなみに、TCPパケットはヘッダ部がTCPでやり取りするとき用の形になっています。
イーサネットフレームはヘッダ部がイーサネットでやり取りするとき用の形になっています。

ちょっと話が逸れてしまいますが「TCP/IP」という用語を聞いたことがありませんか?
「TCP/IP」はインターネットっぽい通信で登場する お約束事(の集まり)です。
「TCP」というお約束事と「IP」というお約束事が中心人物なので「TCP/IP」と表現されています。

TCP/IPにおける通信では、まず、データにTCPヘッダを付けてTCPパケットにします。

IPパケット12

できあがったTCPパケットに、さらにIPヘッダを付けてIPパケットにします。

IPパケット13

これで元々のデータは、TCPでやり取りする形になり、さらにIPでやり取りする形になりました。
IPパケットの状態ではIPのお約束事に従ってやり取りできます。
TCPのお約束事に従う段階になったら、IPヘッダを脱ぎ捨ててTCPパケットの状態になればOKです。

IPパケット14

これを専門用語で「TCPパケットをIPパケットにカプセル化する」と言ったりします。

実際には、さらにイーサネットヘッダを付けてイーサネットフレームにして送ってやりますけどね。

IPパケット15

雑談めいてしまいましたが、余裕があれば、併せて覚えてあげてください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「IPパケット」って単語が出てきたら「IP(インターネットっぽい通信をするときに使うお約束事)で通信するとき用のデータなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「IP」は「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の略です。
「Internet(インターネット)」はIT用語の「インターネット」です。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「packet(パケット)」の意味は「小包」とかです。
何となく くっつけると

インターネットのお約束事の小包

となります。

小分けにしたデータを小包にして相手に送りつけるイメージですかね。

訳01


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