IPスプーフィング
悪いことをするよ
IPアドレスを偽装しているよ
他人の振りをしているよ
簡単に書くよ
IPスプーフィング(読:アイピースプーフィング 英:IP spoofing)とは
自分のIPアドレスを偽装した状態で悪いことをすること
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「IPアドレス」と「スプーフィング」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
IPアドレスは「ネットワーク上の住所」です。
インターネットっぽい通信において、送信先を特定するときとかに使う情報です。
「198.51.100.2」のような形式になっています。
IPアドレスを使って通信するとき、受け取る方には「どのIPアドレスのコンピュータから送った」が伝わります。
IPアドレスは
送り元を示す情報
としても使われるのです。
スプーフィングは「自分以外の人の振りをすること」です。
いわゆる「なりすまし」をカッコつけて横文字にした表現です。
以上を踏まえて
自分のIPアドレスを偽装して(他人の振りをした状態で)悪いことをする
のが「IPスプーフィング」です。
先ほど
IPアドレスは送り元を示す情報としても使われる
と説明しました。
そのIPアドレスを偽装するのです。
送り元が自分以外の誰か(偽装した相手)だと送り先に誤解させます。
なりすましです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が使っているパソコンのIPアドレスが「198.51.100.2」だったとしましょう。
アクマ君が使っているパソコンのIPアドレスは「198.51.100.3」です。
アクマ君は、自分のパソコンのIPアドレスを「198.51.100.2」に偽装しました。
ピヨ太君が使っているパソコンのIPアドレスに変えてしまったのです。
その状態で、アクマ君はピヨ子さんのパソコンに「ばーか、ばーか」と書かれた悪口データを送り付けました。
悪口データを受け取ったピヨ子さんは大激怒です。
一言文句を言ってやろうと思い、誰が送ってきたかを調べました。
ふむふむ、なるほど。
どうやらIPアドレスが「198.51.100.2」のパソコンから悪口データが送られたようです。
IPアドレスが「198.51.100.2」のパソコンを使っているのは……ピヨ太だな!あんにゃろう!
ピヨ子さんはピヨ太君に文句を言いました。
ピヨ太君は身に覚えのないことで文句を言われて大慌てです。
この話においてアクマ君のやったことがIPスプーフィングです。
アクマ君は、IPアドレスを偽装することによって、ピヨ太君の振りをしました。
その状態で悪いことをすれば、バレても怒られるのはピヨ太君です。
アクマ君は安全ですね。
このような
IPアドレスを偽装して(他人になりすました状態で)悪いことをする
のがIPスプーフィングです。
一言でまとめるよ
まぁ「IPスプーフィング」って単語が出てきたら「IPアドレスを偽装して悪いことをするんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「IP」は「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の略です。
「Internet(インターネット)」はIT用語の「インターネット」です。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「spoofing(スプーフィング)」の意味は「なりすまし」です。
何となく くっつけると
インターネットのお約束事におけるなりすまし
となります。






