マイクロセグメンテーション
セグメントをできるだけ細かく分けるよ
それぞれの影響範囲が小さくなるよ
簡単に書くよ
マイクロセグメンテーション(英:micro-segmentation)とは
個人主義万歳!なネットワークの在り方。
もう少し真面目に書くと
ネットワークの単位をできるだけ細かく分けちゃうから、それぞれのネットワークで何かが起きても影響範囲が小さくて済むぜ、な やり方
です。
詳しく書くよ
「マイクロ」+「セグメンテーション」で「マイクロセグメンテーション」です。
マイクロは「百万分の1(10の-6乗)を表す単位(に付ける接頭辞)」ですが、ここでは「すっごい小さいよ!」程度に解釈してください。
セグメンテーションは「セグメントを分けること」です。
セグメントは「全体を何らかの条件で分割したときの、それぞれの固まり」です。
マイクロセグメンテーションは主にネットワーク関連で出てくる用語なので、ネットワーク関連で出てくる「セグメント」の意味を補足しておきますね。
例えば、いくつかのネットワークがくっついて1つの大きなネットワークになっているネットワークが あったとしましょう。
このときのそれぞれのネットワークがセグメントです。
見方によっては、1つの大きなネットワークを分割したときの、それぞれの固まりですからね。
ネットワーク関連で出てくる「セグメント」の補足説明、終わり。
以上を踏まえて
ネットワークの固まりを、すんごい細かく分ける
のがマイクロセグメンテーションです。
もう力いっぱい個人主義です。
他がどんなことになっても自分は影響を受けません。
逆に言えば、自分のネットワーク内で何が起きても、他に迷惑をかけないで済みます。
というのが、マイクロセグメンテーションの大雑把な説明です。
あとは、いくつか補足しておきますね。
マイクロセグメンテーションの説明において「コリジョンドメイン」という言葉が出てくることがあります。
コリジョンドメインの意味は「ネットワーク上の交通事故が発生したときに、無関心ではいられない範囲(影響を受ける範囲)」です。
よく分からない人は「何か起きたときの影響範囲」と読み替えてしまって かまいません。
他人事でいられない範囲、要するに自分が関係するネットワークのことです。
お勉強していると「コリジョンドメインがL2スイッチのポート単位になっている状態でうんちゃらかんちゃら」のような説明を見かけることもあると思いますが、難しく考える必要は ありません。
単にスイッチングハブ(「送りたい人に対してだけきちんと伝えるよ」なハブ)の説明をしているだけです。
スイッチングハブでは、他の穴(ポート)に線を挿した機器同士は影響を受けません。
細かい理屈はすっ飛ばしますが、穴1に挿したコンピュータAの送るデータと穴2に挿したコンピュータBの送るデータがぶつかることは無いのです。
つまり、全部の機器を違う穴に挿していれば、交通事故は起こりません。
これを小難しい言葉で説明すると「スイッチングハブは、ポート単位でコリジョンドメインが作られている」となります。
そして、この状態を「マイクロセグメンテーション」と言います。
あとは、VMWare(仮想マシンを作るソフト)関連でも「マイクロセグメンテーション」という用語が出てくるみたいですね。
VMWare関連で出てくるマイクロセグメンテーションは「ネットワークの単位をできるだけ細かく分けるやり方」と解釈して かまいません。
あーだこーだをあーだこーだすることによって、ネットワークの単位を細かく分割して、他への影響を抑えるやり方です。
L2スイッチうんぬんで説明されるマイクロセグメンテーションとVMWare関連の説明で出てくるマイクロセグメンテーションは、分けて考えた方が(別の物と考えた方が)分かりやすいと思います。
一緒くたにして考えると、混乱するような気がします。
他にも「マイクロセグメンテーション」という用語が出てくる機会はあるかもしれませんけどね。
いずれにせよ
・それぞれの固まりをできるだけ細かく分ける
・何かあったときの影響範囲が小さくて済む
という点さえ押さえておけば、ある程度の意味は つかめるはずです。
一言でまとめるよ
まぁ「マイクロセグメンテーション」って単語が出てきたら「ネットワークの単位を、できるだけ細かく分けるやり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「micro(マイクロ)」の意味は「極小の」とか「100万分の1」とかです。
「segmentation(セグメンテーション)」の意味は「分割」とか「区分」とかです。
何となく くっつけると
極小の区分
となります。






