「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

UDPパケット

pointこの用語のポイント

point通信用に細切れにされたデータだよ

pointUDPってお約束事に従ってるよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

UDPパケット(読:ユーディーピーパケット 英:UDP packet)とは

通信用に細切れにしたデータ(パケット)の種類のひとつ
であり

UDPというお約束事に従って通信するときにやり取りされるデータのこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

通信プロトコル
UDP
パケット


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

通信プロトコルプロトコルは「通信するときに使う お約束事」です。

通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。

UDPパケット

そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると

通信するときは、お約束事が必要

なのです。

この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。

UDPパケット2

UDPは「スピード重視で やり取りしよう」な通信プロトコルです。

UDPは

送ったデータが相手に届いたか確認しないで通信する やり方

です。
相手の反応を気にしないでマシンガントークでガンガン悪口を言うイメージです。

UDPパケット3

確認なしで送りつけるので

1.ちゃんと届くかは微妙
2.スピードは速い


といった特徴があります。

パケットは「通信用に細切れにしたデータ」です。

UDPパケット4

突然ですが、フランスパンを食べるところを想像してみてください。
一本丸々咥えたら息が詰まりますよね?

UDPパケット5

ですから、フランスパンを食べるときは、ちぎって少しずつ食べます。

UDPパケット6

通信も同じです。
一度にまとめて送ろうとすると、線が詰まってしまいます。
いえ、もしかしたら詰まらないかもしれませんが、なんか大変そうです。

そこで、通信するときは一旦データを細かく分割してから送ります。
細切れになって送られたデータは受け取り側で元の形に復元されます。

UDPパケット7

このときの

送るために細切れにしたデータ

がパケットです。

UDPパケット8

以上を踏まえて

UDPというお約束事に従って通信するために、一旦細切れにされたデータ

が「UDPパケット」です。

UDPパケット9

ポイントは

1.UDPってお約束事に従っていますよ
2.通信用に一旦細切れにされたデータですよ


の2点ですね。
言い方を変えると、UDP通信をしているときに線の中をうねうね通っているデータのことです。

さて、ここでパケットという点に注目して、もう少し見てみましょう。
基本的にパケットはヘッダ部とデータ部から成り立っています。

UDPパケット10

ヘッダ部は、お手紙に例えると「封筒」です。
「どこに送りますよ~」な情報だとか、その他、やり取りする上で必要なことが書かれています。

データ部は、お手紙に例えると「便箋」です。
実際に伝えたい内容が書いてあります。

UDPパケットもパケットです。
ヘッダ部と、実際に送りたい内容のデータ部で出来あがっています。

UDPパケット11

ここで大事なのはヘッダ部です。
データは何でも かまいません。

UDPパケットは、このヘッダ部がUDPでやり取りするとき用の形になっているのです。

UDPパケット12

例えばIPパケットはヘッダ部がIPでやり取りするとき用の形になっていますし、イーサネットフレームはヘッダ部がイーサネットでやり取りするとき用の形になっています。

「○○パケット」を「○○」たらしめているのはヘッダ部の形です。
ついでなので、覚えてあげてください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「UDPパケット」って単語が出てきたら「UDP(通信する上でのお約束事のひとつで、スピード重視で やり取りする やり方)で通信するとき用のデータなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像067
書籍画像072

おまけ

■訳してみるよ

「UDP」は「User Datagram Protocol(ユーザ・データグラム・プロトコル)」の略です。
「user(ユーザ)」の意味は「使用者」とか「利用者」とかです。
「datagram(データグラム)」の意味は……ちゃんと説明すると大変なことになるので「とある通信」ということにします。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「packet(パケット)」の意味は「小包」とかです。
何となく くっつけると

「使用者が、とある通信で使う お約束事」の小包

となります。

小分けにしたデータを小包にして相手に送りつけるイメージですかね。

訳01





書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】
実務で役立つ バックアップの教科書 基本の考え方からツール活用・差分管理・世代管理・データ保全・リストア・リカバリー・可用性の確保まで
ウォーターサーバーのキャッチコピーを100本考える方法