プロトコルファミリ
通信プロトコルの詰め合わせだよ
その通信をするのに必要な お約束事を全部まとめたものだよ
簡単に書くよ
プロトコルファミリ(英:protocol family)とは
通信するときに必要なお約束事のセットメニュー(マク○ナルドのバ○ューセットみたいなもの)。
もう少し具体的に書くと
目的の通信をするのに必要な複数のお約束事(通信プロトコル)をひとまとめにしたもの
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「通信プロトコル(プロトコル)」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
以上を踏まえて、本題に貼ります。
実は何らかの通信をするときには、一種類の通信に対して複数のお約束事(プロトコル)が登場します。
その複数のお約束事をひとまとめにしたものが「プロトコルファミリ」です。
……と、いきなり言われても、よく分かりませんよね。
大丈夫です。
例を挙げて説明します。
あるとき、ピヨ太君がピヨ子さんに電話を掛けました。
ピヨ太君は、まずピヨ子さんの電話番号を入力し、通話ボタンを押します。
電話がつながったら「もしもし、ピヨ太ですけど」と自分の名前を名乗り「ピヨ子さんですか?」と相手の名前を確認しました。
そして相手がピヨ子さんであることを確認して話し始めました。
ピヨ太君は
・電話番号を入力
・通話ボタンを押す
・自分の名前を名乗る
・相手の名前を確認する
の手順を踏んで、言い方を変えれば、これらのお約束事に従って電話を掛けましたね。
さて、次の日、ピヨ太君はピヨ子さんにテレビ電話を掛けました。
ピヨ太君は、まずピヨ子さんの電話番号を入力し、通話ボタンを押します。
テレビ電話なので、お互いの顔は画面を見れば分かります。
ピヨ太君は自分の名乗りと相手の確認を省略して、早速本題に入りました。
このときのピヨ太君は
・電話番号を入力
・通話ボタンを押す
の手順を踏んで、言い方を変えれば、これらのお約束事に従って電話を掛けました。
このお話に登場したお約束事ひとつひとつが通信プロトコルです。
電話用・テレビ電話用で お約束事をひとまとめにした「電話するときに使う お約束事セット」「テレビ電話をするときに使う お約束事セット」がプロトコルファミリです。
■通信プロトコル
・電話番号を入力
・通話ボタンを押す
・自分の名前を名乗る
・相手の名前を確認する
■プロトコルファミリ(電話用)
・電話番号を入力+通話ボタンを押す+自分の名前を名乗る+相手の名前を確認する
■プロトコルファミリ(テレビ電話用)
・電話番号を入力+通話ボタンを押す
となります。
実際の通信の場合も同じです。
例えばインターネットをするときには「TCP」「IP」「HTTP」など、複数のお約束事に従った通信をすることで、はじめてインターネットが使えます。
これらのお約束事ひとつひとつが通信プロトコルです。
これらの通信プロトコルの集合体、その通信をするのに必要な通信プロトコルをひとまとめにしたのがプロトコルファミリです。
ここまでの説明がよく分からなければ、ハンバーガーのセットメニューみたいなものだと思ってください。
チーズバーガーとポテトと飲み物の組み合わせでチーズバーガーセット、シェフの気まぐれバーガーとポテトと飲み物の組み合わせでぴよぴよバーガーセット、のように単品の商品の組み合わせで1つのセットメニューになりますよね。
単品の商品が通信プロトコルでセットメニューがプロトコルファミリのイメージです。
一言でまとめるよ
まぁ「プロトコルファミリ」って単語が出てきたら「通信プロトコル
(通信する上でのお約束事)のセットなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「family(ファミリー)」の意味は「家族」とか「家庭」とか「一家」とかです。
何となく くっつけると
お約束事の家族
となります。
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