サイレント障害
「ちゃんと動いてなくね?」な状態だよ
異常がないか監視しているやつが見つけられなかった異常だよ
簡単に書くよ
サイレント障害(読:サイレントショウガイ 英:silent failure)とは
「異常がないかチェックするぜ!」なお仕事をしているシステムや機器が「あっ!おかしくなってる!」って認識できていないんだけど、実際にはおかしくなっている状態のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「障害」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
障害は「ちゃんと動いていない状態」です。
バグなどの不具合やネットワークトラブルなどの環境的な問題、あるいは、その他諸々の原因によって「ちゃんと動いてないんだけど!」な状態を指す用語です。
以上を踏まえて
障害を検知するお仕事をしているやつが「あっ、障害だ!」と認識できていないけど実際にはおかしくなっている状態
が「サイレント障害」です。
異常は報告されていないのにおかしな動きをしたり、エラーは出ていないのに徐々に動きが遅くなって最後には止まってしまったりする状況などを指します。
例えば、そうですね。
あるところにピヨピヨシステムが ありました。
ピヨピヨシステムのお仕事をするのは、中にいるピヨ太君プログラムです。
ところがどっこい、ピヨ太君プログラムは、ちょいちょいサボります。
お仕事をしている最中に、お昼寝をしちゃったりするのです。
そこで、ピヨピヨシステムには、ピヨ太君プログラムがサボらないように監視するプログラムが組み込まれています。
その監視システムの名前はピヨ子さんプログラムです。
ピヨ子さんプログラムのお仕事は、ピヨ太君プログラムがサボらないか監視することです。
ピヨ子さんプログラムは、ピヨ太君プログラムがサボってお昼寝していたら「ピヨ太プログラムがお昼寝してるわ!」とピヨ太ママに言いつけます。
ピヨ太君プログラムがサボって、こっそりおやつを食べていたら「ピヨ太プログラムがこっそりおやつを食べているわ!」とピヨ太ママに言いつけます。
ピヨ子さんプログラムは、ピヨ太君プログラムがサボらないか常に見張っているのです。
さて、ある日のことです。
ちょっとおかしなことになりました。
ピヨ子さんプログラムの目から見て、ピヨ太君プログラムは一生懸命お仕事をしているように見えます。
でも、生産性が悪いのです。
ピヨ太君プログラムの動きが目に見えて鈍っています。
ピヨ子さんプログラムのお仕事は、ピヨ太君プログラムがサボらないか監視することです。
ピヨ太君プログラムはサボっていません。
お昼寝もしていませんし、おやつも食べていません。
一生懸命お仕事をしています。
ピヨ子さんプログラムからすれば、特に言いつける理由はないわけです。
でも、ピヨ太君プログラムの動きは、おかしなことになっています。
実はピヨ太君プログラムは、昨日拾い食いした苺大福が原因で、お腹を壊していました。
そのせいで、いつも通りのお仕事ができていなかったのです。
このような
異常を検知するシステムなり機器なりでは異常があると認識できていないけど、実際には何かおかしなことになっている状態
がサイレント障害です。
文字通り、こっそりした障害ですね。
一言でまとめるよ
まぁ「サイレント障害」って単語が出てきたら「こっそり壊れてる状態なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「silent(サイレント)」の意味は「静かな」とか「無言の」とか「無声の」とかです。
「障害」は日本語ですね。
何となく くっつけると
静かな障害
となります。






