acpid
常駐プログラム(デーモン)だよ
ACPI関連のイベントを受け取るよ
電源管理に関する あれこれをするやつだよ
簡単に書くよ
acpid(読:エーシーピーアイディー)とは
Linuxとかにおける常駐プログラム
(常に(見えない所で)動いているプログラム)(デーモン)のひとつ
であり
ACPIイベントを受け取って、あーだこーだな、電源管理に関するお仕事をしているデーモンさん
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ACPI」と「デーモン」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ACPIは「パソコンさんの電源管理に関する規格(のひとつ)」です。
例えば、パソコンさんの電源を切る流れを想像してみてください。
電源を切るときは、パソコンさんの電源ボタンをポチっと……押さないですよね。
電源ボタンをポチっと押して電源を切ると、パソコンさんはビックリしてしまいます。
場合によっては、ふてくされて次から仕事をしてくれなくなるでしょう。
そんな事態を避けるために、パソコンさんの電源を切るときは、画面上から「パソコンの電源を切ってよ処理」を実行します。
いわゆる「シャットダウン」と呼ばれる処理ですね。
そうすると、パソコンさんの機嫌を損ねることなく、電源を切れます。
ここで ちょっと考えてみてください。
あなたは「パソコンの電源を切ってよ!」の指示を画面上でやりました。
この指示を最初に受け取るのは、パソコンさんの中にある何らかのソフトです。
このソフトが、パソコンさんの本体(機械の部分:ハードウェア)に対して「電源切れってさ!」と、あなたからの指示を伝えます。
そうすると、パソコンさんの本体(機械部分)は電源を切って眠りにつきます。
これが、パソコンさんが終了するときの流れです。
1.人間様からの指示
↓
2.ソフトが指示を受け取ってハードウェアに伝える
↓
3.ハードウェアの電源が切れる
です。
パソコンの中に限定して見れば、この状況は
ソフトが電源を管理している
と言えるでしょう。
この流れ、ソフトによるパソコンさんの電源管理に関する決まり事(規格)のひとつがACPIです。
ここまでの説明がよく分からなければ
電源管理に関する決まり事
とだけ覚えておいてください。
それで十分です。
あとは「デーモン」の説明もしておきましょう。
デーモンは「UNIX系OS(Linuxとか)における常駐プログラムの呼び名」です。
デーモンさんは、メモリ上でお仕事が来るのをぼーっと待っていて、お仕事が来るとささっと実行し、終わるとまた待機状態に戻ります。
休みなんてありゃしない、常に戦闘態勢を維持することが求められているプログラムです。
Windowsの方が得意な方は、Windowsにおける「サービス」がUNIX系OSにおける「デーモン」だと思ってください。
以上を踏まえて
ACPIイベントを受け取って、うんちゃらかんちゃらをするデーモンさん
が「acpid」です。
例えば、人間様が「パソコンを終了するぞ!」な指示を出したとしましょう。
そうすると「パソコンを終了するぞ!」の指示がパソコンの中に伝わります。
ちなみに、パソコンの中に伝わった「パソコンを終了するぞ!」な指示は「イベント」と呼ばれたりします。
この「パソコンの中に伝わった指示(イベント)」を受け取るのがacpidです。
指示を受け取ったacipdさんは、指示の内容に従って、関係部署に必要な連絡を回します。
指示が「電源を切れ!」だったら「皆の者~、電源を切れってさ~!」と連絡します。
指示が「再起動しろ~!」だったら「皆の者~、再起動の指示が来たぞ~!」です。
このように、人間様が出した電源に関する「あれしろ」「これしろ」の指示を受け取って、実際に働く奴らに伝える仕事をしているのがacpidです。
ざっくり書くと、電源管理に関する仕事をしているデーモンさんですね。
一言でまとめるよ
まぁ「acpid」って単語が出てきたら「電源管理に関するデーモン
(Linuxとかにおける常駐プログラム)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「acpi」は「Advanced Configuration and Power Interface(アドバンスド・コンフィグレーション・アンド・パワー・インターフェース)」の略です。
「advanced(アドバンスド)」の意味は「高度な」とか「高等な」とか「上級の」とかです。
「configuration(コンフィグレーション)」の意味は「配置」とか「形状」とか「構成」とかです。
今回は「設定」と解釈してください。
「and(アンド)」の意味は「そして」とか「~と」とかです。
「power(パワー)」の意味は「力」とか「能力」とか「電源」とかです。
「interface(インターフェース)」の意味は「接点」とか「境界面」とか「接触面」とかです。
「daemon(デーモン)」の意味は「守護神」とかです。
何となく くっつけると
高度な設定と電源の接点の守護神
となります。






