仮想専用サーバ
レンタルサーバだよ
なんちゃって専用サーバだよ
建物自体はみんなで使うけどプライバシーは守られる団地方式だよ
簡単に書くよ
仮想専用サーバ(読:カソウセンヨウサーバ 英:virtual private server)とは
「VPS」のこと。
用語の中身としては
団地方式でレンタルされているコンピュータ(レンタルサーバ)のこと
です。
もう少し具体的に書くと
1台のサーバ
(サービスを提供するコンピュータ)を複数の人で使うけど利用者同士が(あまり)影響しあわない形態になっているレンタルサーバ
(インターネット経由で使うサーバを貸してくれるサービス(で貸してくれるサーバ))のこと
です。
なんちゃって専用サーバ
と呼んでも良いかもしれません。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「サーバ」と「レンタルサーバ」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
「○○サーバ」と出てきたら「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてみてください。
よく分からない人は、単に「コンピュータ」と読み替えてしまっても かまいません。
それでも雰囲気は感じ取れるはずです。
レンタルサーバは「賃貸サーバ」です。
サーバを自分たちで用意するのは結構大変です。
そこで、業者さんがサーバの貸し出しサービスを始めました。
その業者さんの商品、つまり「貸し出しされるサーバ」がレンタルサーバです。
お家の賃貸住宅や貸倉庫と似たようなイメージですね。
ただし、貸し出すと言っても、機械自体を物理的に貸し出してくれるわけでは ありません。
データセンターなどに置いてあって、インターネットを通して使う形態が一般的です。
以上を踏まえて、本題に入ります。
レンタルサーバの利用形態は、一般的に3つに分類できます。
1.1台のコンピュータを複数の人で使う形態
2.1台のコンピュータを複数の人で使うけど、利用者ごとのスペースは独立している形態
3.1台のコンピュータを1人で使う形態
の3つです。
この3つの形態のうち
2.1台のコンピュータを複数の人で使うけど、利用者ごとのスペースは独立している形態
のレンタルサーバが「仮想専用サーバ」です。
仮想専用サーバは「VPS」とも呼ばれます。
と言いますか、昔は常に「VPS」と表現されていました。
「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバ)」の略で「VPS」です。
それが、いつの頃からか「仮想専用サーバ」という表現も使われるようになったのです。
きっと「VPS」だと物をイメージしにくいからでしょうね。
「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバ)」を日本語訳して「仮想専用サーバ」と呼ぶようにしたのだと思います。
それでは次に、仮想専用サーバがどんな物かを説明します。
書いてあることは、VPSで説明した内容と同じです。
VPSの説明をすでに読んだ人は、適当に読み飛ばしてください。
仮想専用サーバは、実際の住宅に例えると「団地」です。
1つの建物にいろんな人が住んでいますが、それぞれの世帯は独立しています。
例えば、ピヨ太君一家とピヨ子さん一家が同じ建物に住んでいるとしましょう。
お風呂やトイレは世帯ごとにあります。
出入り口も世帯ごとに用意されています。
だから、ピヨ太君もピヨ子さんも、相手のことを意識する必要がありません。
このような団地方式、物理的には1つのサーバを複数人で使っているけど使う人から見れば自分1人で使っている気分になれるレンタルサーバが「仮想専用サーバ」です。
なお
1.1台のコンピュータを複数の人で使う形態
のレンタルサーバは「共用サーバ」と呼ばれています。
実際の住宅に例えると、風呂トイレ共同のアパートです。
また
3.1台のコンピュータを1人で使う形態
のレンタルサーバは「専用サーバ」です。
実際の住宅に例えると、一軒家ですね。
共用サーバ、専用サーバの詳細は、それぞれの用語の説明を ご覧ください。
どの形態のサーバを選ぶかは、使い方次第です。
お値段で言えば、料金が安い順に
共用サーバ(安い)
↓
仮想専用サーバ
↓
専用サーバ(高い)
となります。
実際の住宅と同じですよね。
基本的には、みんなで1つの建物を使う方が安くなります。
逆に、自由度は
専用サーバ(自由)
↓
仮想専用サーバ
↓
共用サーバ(不自由)
です。
これも実際の住宅と同じですよね。
1人で1つの建物を使う方が好き勝手に生活できます。
これを表にまとめると以下のようになります。
| 形態 | 価格 | 自由度 |
|---|---|---|
| 共用サーバ | 低 | 低 |
| 仮想専用サーバ | 中 | 中 |
| 専用サーバ | 高 | 高 |
お値段優先なら共用サーバ、性能や自由度重視なら専用サーバ、どちらもそこそここだわりたいなら仮想専用サーバですね。
はじめてレンタルサーバを使う人は、共用サーバで十分です。
当たり外れはありますが、普通に使う分には そこまで不便は ありません。
がっつり本格的なサービスを運営する場合は、専用サーバになるでしょう。
お値段が高い代わりに、VIP待遇です。
交渉次第で、特別な融通を利かせてもらうことも、できたりできなかったりします。
仮想専用サーバは、お値段も自由度も、共用サーバと専用サーバの中間です。
共用サーバでは性能面や自由度で不安を感じるけど専用サーバを導入するのは大げさに感じる場合に、よく利用されます。
一言でまとめるよ
まぁ「仮想専用サーバ」って単語が出てきたら「団地方式のレンタルサーバ
(インターネット経由で使うサーバを貸してくれるサービス(で貸してくれるサーバ))なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「仮想」は日本語ですね。
「専用」は日本語ですね。
「server(サーバ)」の意味は「仕える人」とか「給仕人」とかです。
何となく くっつけると
仮想で専用の給仕人
となります。
■検索してみる?






