固定小数点型【変数の型】
変数の種類だよ
小数を入れられるよ
簡単に書くよ
固定小数点型【変数の型】(読:コテイショウスウテンガタ)とは
プログラミングの話で出てくる「変数
(値を入れておく箱)」の種類のひとつ
であり
「その箱には小数を入れていいよ」な決まりのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「固定小数点」と「変数の型」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
固定小数点は「小数点が特定の位置にある前提で考える、小数の扱い方」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がパソコンさんに小数「123.45」を覚えさせようとしました。
ところが、です。
残念ながらパソコンさんは数字しか分かりません。
小数点が理解できないのです。
そこで、ピヨ太君は
「12345」だけ覚えておけ。そして、左から3番目の数字の後に点を打て
と指示しました。
これで事実上、パソコンさんは「123.45」を覚えたことになります。
正確には「123.45」を覚えているわけでは ありませんけどね。
覚えているのは「12345」です。
ただし、この数字を扱うときには、左から3番目の数字の後に問答無用で点を打ちます。
ですから、実質的に「123.45」を覚えているのと同じです。
その代わり、数字が変わっても同じです。
「23456」を覚えさせれば、パソコンさんは「234.56」と解釈します。
「34567」を覚えさせれば、パソコンさんは「345.67」と解釈します。
このように「この位置に小数点があるからね!」な前提で数字を扱うのが固定小数点です。
以上が固定小数点の説明です。
次に、変数と変数の型について説明します。
変数は「プログラミング言語における『値を入れておく箱』」です。
変数の型は「この箱(変数)には、どんな種類の物を入れていいですよ」な決まりです。
例えば、そうですね。
手ごろな大きさのダンボール箱が あったとしましょう。
ピヨ太君がやってきて、その箱にマジックで大きく「食べ物用」と書きました。
「食べ物用」と書いたので、このダンボールに入れていいのは食べ物だけです。
食べ物以外を入れようとすると、ピヨ太君にメッチャ怒られます。
この話におけるダンボール箱が「変数」です。
マジックで書いた「食べ物用」が「変数の型」になります。
変数の型には、いろいろな種類があります。
数字を入れられる箱、文字を入れられる箱、文字列を入れられる箱、いろいろです。
以上を踏まえて、いろいろある変数の型のひとつで
「この箱には小数を入れていいですよ」な決まり
が「固定小数点型」です。
ダンボール箱にマジックで「小数用」と書くイメージですね。
「小数用」と書かれたダンボール箱は「固定小数点型の変数」と呼ばれます。
固定小数点型の変数に入れられるのは小数だけです。
それ以外を入れようとすると、コンピュータさんに怒られます。
以上で固定小数点型の説明は終わりですが、せっかくなので少し雑談しましょう。
コンピュータの世界で小数を扱うやり方は2つあります。
上で説明した固定小数点と「浮動小数点」と呼ばれるやり方の2つです。
浮動小数点は「数字を仮数、基数、指数の要素で表現すること」です。
あるいは「仮数部と指数部のみを記憶しておく やり方」です。
浮動小数点の詳細は、用語「浮動小数点」の説明を ご覧ください。
浮動小数点で管理される小数が入る変数の型としては「単精度浮動小数点型」と「倍精度浮動小数点型」があります。
2つの違いは箱の大きさの違いです。
倍精度浮動小数点型の方が単精度浮動小数点型よりも桁数の大きい(細かい)数字を入れられます。
どうして、こんな説明をしたかというと、浮動小数点の方が一般的だからです。
それに伴い、固定小数点型の変数を使う機会も多くありません。
特別な理由がないかぎり、小数を扱うときは単精度浮動小数点型や倍精度浮動小数点型の変数を使うのが一般的だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「固定小数点型」って単語が出てきたら「『小数を入れられるよ!』な種類なんだな~」と お考えください。
おまけ
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