ハードウェアトークン
機械だよ
使い捨てパスワードを払い出すよ
簡単に書くよ
ハードウェアトークン(英:hardware token)とは
使い捨てパスワード
(1回もしくは一定時間だけ有効なパスワード)を払い出す機械。
もう少し具体的に書くと
一定時間だけ有効なパスワード
(認証で使う合言葉)、もしくは、1回 使うと使えなくなるパスワードを払い出す機械のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ワンタイムパスワード」と「セキュリティトークン」について結構ガッツリ説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ワンタイムパスワードは「使い捨てパスワード」です。
みなさんも使ったことがあると思います。
払い出されてから一定の時間が経つと使えなくなるパスワードです。
もしくは、1回 使うと使えなくなるパスワードです。
セキュリティトークンは「ワンタイムパスワードを払い出す機械とかソフト」です。
実際には少し違いますが
ワンタイムパスワード:時間
セキュリティトークン:時計
のイメージです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が、のんびり一人旅をしていました。
ピヨ太君の腕にはピヨ太ママからもらったピヨピヨ腕時計が輝いています。
おっと、ピヨ太君が歩いていると目の前に門が見えてきました。
門の前には門番がいて「怪しいやつは通さん!」と立ちふさがっています。
ピヨ太君は門番に「通してよ~」と言いました。
門番は「ピヨピヨ腕時計を持っているやつしか通さん!」と答えます。
ピヨ太君は門番に「ピヨピヨ腕時計を持っているよ~」と言いました。
本当でしょうか。
門番はピヨ太君に「今、何時よ?」と聞きました。
ピヨ太君はピヨピヨ腕時計を見て「今は13時25分だよ」と答えました。
ふむ。
ピヨピヨ腕時計が今何時を指しているか門番は知っています。
確かにピヨ太君の言うとおりです。
ピヨピヨ腕時計は13時25分を指しているはずです。
門番はピヨ太君がピヨピヨ腕時計を持っていると判断しました。
「どーぞ、お通りください」と通してあげます。
このやり取りをアクマ君が見ていました。
アクマ君も門を通りたかったのですが、ピヨピヨ腕時計を持っていないので立ち往生していたのです。
確かピヨ太のやつは「13時25分」と答えていました。
それを記憶に焼きつけて、アクマ君も門に向かいます。
門番はアクマ君に「今、何時よ?」と聞きました。
アクマ君は「今は13時25分だよ」と答えます。
ですが、残念でした。
ピヨ太君が「13時25分だよ」と答えてから時間が経っています。
実際には今は13時27分です。
門番はアクマ君がピヨピヨ腕時計を持っていないと判断しました。
「おととい、きやがれ!」と追い返します。
この話における「ピヨピヨ腕時計」が「セキュリティトークン」です。
「ピヨピヨ腕時計が指している時刻」が「ワンタイムパスワード」に相当します。
今の例え話だと「直接、時計を見せろよ!」と感じるかもしれませんけどね。
門番とのやり取りは電話越しだと思ってください。
時計の現物は見せられません。
そこで時計を見せる代わりに時刻を伝えて「時計を持ってるよ!」と証明するのです。
また、ピヨ太君の話を盗み聞きしたアクマ君は通れませんでした。
セキュリティトークンで払い出されるワンタイムパスワードは使い捨てです。
普通のパスワードと比べて、盗まれても悪用される危険性が低いのがメリットです。
以上がを踏まえて
ワンタイムパスワードを払い出す機械
が「ハードウェアトークン」です。
上の方で、セキュリティトークンはワンタイムパスワードを払い出す機械とかソフトだと説明しました。
セキュリティトークンの中でも、特に「機械」のやつがハードウェアトークンです。
あと、ついでなので書いておくと
ワンタイムパスワードを払い出すソフト
は「ソフトウェアトークン」と言ったりします。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
ハードウェアトークン:ワンタイムパスワードを払い出す機械
ソフトウェアトークン:ワンタイムパスワードを払い出すソフト
です。
一言でまとめるよ
まぁ「ハードウェアトークン」って単語が出てきたら「使い捨てパスワード
(1回もしくは一定時間だけ有効なパスワード)を払い出す機械なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「hard(ハード)」の意味は「硬い」とか「堅い」とか「難しい」とかです。
「ware(ウェア)」という接尾辞が付くと「製品」とか「商品」的な意味になります。
「token(トークン)」の意味は「しるし」とか「証拠」とかです。
何となく くっつけると
硬い製品な、しるし
となります。






