進捗率
進み具合だよ
割合で表現するよ
全体に対する終わった分の割合だよ
あるいは、予定に対する実績の割合だよ
簡単に書くよ
進捗率(読:シンチョクリツ)とは
作業なり何なりの進み具合を「全部で、これくらいやるよ」な量(全体の量)に対する「これくらい終わったよ」な量(終わった量)の割合で表現したもの。
あるいは
作業なり何なりの進み具合を「本当は、これくらい進んでいるはず」な予定に対する「実際には、これくらい進みました」な実績の割合で表現したもの
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
IT業界でも当たり前に出てくる用語です。
社会人の一般常識として覚えてあげてください。
それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「進捗」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
進捗は「物事が前に進むこと」を意味する用語です。
ただし
(物事の)進み具合
を意図して「進捗」と表現していることも多いでしょう。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨ子さんに頼まれてケーキを作っています。
作るケーキの数は全部で100個です。
ピヨ太君は一生懸命ケーキを作ります。
作ります。
作ります。
ケーキが10個できました。
疲れたので一息ついたピヨ太君は「今日はケーキ作りが進捗したなぁ」と、つぶやきました。
ピヨ太君が言った「進捗」は「物事が前に進むこと」を意図しています。
「今日はケーキ作りが進捗したなぁ」は「今日はケーキ作りが進んだなぁ」と同じ意味です。
さて、休憩を終えたピヨ太君は、再びケーキを作り始めました。
そこにピヨ子さんが来て「今日の進捗は、どう?」と聞きました。
ピヨ子さんが言った「進捗」は「進み具合」を意図しています。
「今日の進捗は、どう?」は「今日の(ケーキ作りの)進み具合は、どう?」と同じ意味です。
以上を踏まえて
物事の進み具合を割合で表現したもの
が「進捗率」です。
「物事の進み具合を割合で表現したもの」と簡単に書きましたが、実は2通りの解釈ができます。
それは
1.「全体」に対する「終わった分」の割合
2.「予定」に対する「実績」の割合
の2つの解釈です。
先ほどのピヨ太君に、もう一度、登場してもらいましょう。
ピヨ太君はピヨ子さんに頼まれてケーキを100個作ります。
作業期間は10日間としましょう。
ピヨ太君は「10日で100個だから1日あたり10個作ろう」と計画を立てました。
まずは1日目です。
ピヨ太君は頑張ってケーキを10個作りました。
おっと、ピヨ太君が自分の仕事っぷりを自画自賛しながらコーヒーを飲んでいると、ピヨ子さんがやってきました。
ピヨ子さんはピヨ太君に聞きます。
「進捗率は、どれくらい?」と。
ピヨ太君が「進捗率」を
1.「全体」に対する「終わった分」の割合
と解釈した場合「進捗率は10%だよ」と答えるでしょう。
計算式は
(すでに作った数)10個÷(作らなくちゃいけない数)100個=0.1=10%
です。
ピヨ太君が「進捗率」を
2.「予定」に対する「実績」の割合
と解釈した場合「進捗率は100%だよ」と答えるでしょう。
計算式は
(実際に作った数)10個÷(今日、作る予定の数)10個=1=100%
です。
おやおや。
質問の内容は同じなのに「進捗率」の解釈次第で、答えが変わっちゃいましたね。
「10%」と「100%」では大きな違いです。
繰り返しになりますが、進捗率は
進み具合を割合で表現したもの
です。
これは確定です。
ただし、何の何に対する割合かは
1.「全体」に対する「終わった分」の割合
2.「予定」に対する「実績」の割合
の2つの解釈があり得ます。
どちらを意図しているか分からなかったら「進捗率」と言った相手に直接確認してください。

ちなみに「分けて考えた方が分かりやすいかな?」と思ったので分けて説明しましたが、実際のところ、2は1に含まれます。
「(その日にやる)予定の量」が全体の量だと解釈すれば、
2.「予定」に対する「実績」の割合
だって
1.「全体」に対する「終わった分」の割合
ですよね。
ポイントは
何を「全体」と見なすかで割合が変わってくる
点です。
進捗率を聞かれたときは、何を「全体の量」と見なしているかに気を付けてください。
多いのは
1.完成した状態にするために必要な量
2.その日のうちに終わらせる予定の量
のどちらかだと思いますけどね。
どちらを「全体の量」と見なしているかによって、進捗率の計算結果が変わってきます。
一言でまとめるよ
まぁ「進捗率」って単語が出てきたら「進み具合を割合で表現したものなんだな~」と お考えください。






