NT File System
Windowsにおけるファイル管理の仕組みだよ
最近のWindows(Windows NT系)で使われているよ
「NTFS」と表現されるのが一般的だよ
FATよりも新しいよ
簡単に書くよ
NT File System(読:エヌティー・ファイル・システム)とは
いわゆる「NTFS」のこと。
用語の中身としては
ファイルを管理する仕組み(ファイルシステム)のひとつ
であり
最近のWindowsで、よく使われているファイルシステム
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「NTFS」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
NTFSの正式名称(?)が「NT File System」です。
「NT File System」を省略したのが「NTFS」ね。
※「NT File System」を何となく日本語にすると「Windows NTのファイルシステム」となります。[詳細]
以上が「NTFS」の意味を知っている人向けの説明です。
「NTFSって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「ファイルシステム」と「Windows」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ファイルシステムは「コンピュータさんがファイルを管理する仕組み」です。
どうやってファイルを保存するかとか、どうやって必要なファイルを探してくるかとか、コンピュータさんがファイルを扱うための基本的な仕組みです。
Windowsは「マイクロソフトさんが作ったOS(コンピュータの人格に相当するソフト)」です。
WindowsパソコンはWindowsさんによって動いています。
WindowsパソコンではWindowsさんを通してファイルを作ったり消したり変更したりできます。
これは
WindowsパソコンにおいてはWindowsさんが実際のファイルを管理している
と言えるでしょう。
みなさんがファイルを扱うときには、Windowsさんに対して「ちょっくら、このファイルにこんなことをしてくんな」と代行依頼を出すのです。
ファイルに対する実際のあれこれは、みなさんの依頼に応えて、Windowsさんがやってくれます。
以上を踏まえて
最近のWindowsさん(Windows NT系)が使っているファイルを管理する仕組み
が「NT File System」です。
上でも書きましたが、一般的には「NTFS」と表現されます。
※本ページでも以降は「NTFS」と表現します。
NTFSは、実際のファイルを管理しているWindowsさんが実際のファイルをあれこれするための仕組みです。
少し回り道になりますが、Windowsの歴史から見ていきましょう。
Windowsさんの中身の構造には
1.Windows 9x系
2.Windows NT系
の2つの系統があります。
Windows 9x系はWindows 95とかWindows 98です。
Windows NT系はWindows NTとか2000とかXP以降です。
Windows 9x系とWindows NT系ではファイルの管理の仕方が違います。
Windows 9x系やそれ以前のWindowsでは「FAT(ファット)」と呼ばれる仕組みでファイルを管理していました。
FATにも「FAT16」や「FAT32」のように、いくつか種類がありますけどね。
とにかく、FATです。
それに対して、Windows NT系では「NTFS」と呼ばれる仕組みでファイルを管理しています。
NTFSは、FATよりも新しく生まれたファイル管理の仕組みです。
そのため、FATよりも良い感じになるように作られています。
NTFSについて、マイクロソフトさんのホームページには以下のような説明が書いてありました。
NTFS は、このバージョンの Windows で推奨されるファイル システムです。このファイル システムには、以前の FAT32 ファイル システムに比べて次のような多くの利点があります。
・ディスクに関連する一部のエラーから自動的に回復する機能 (FAT32 では不可能)
・大容量ハード ディスクのサポートの向上
・アクセス許可および暗号化を使用して特定のファイルへのアクセスを承認済みのユーザーに制限できることによる、セキュリティの向上
小難しい説明を読むのが苦手な方は、
以前の FAT32 ファイル システムに比べて次のような多くの利点があります。
に注目してください。
この一文から
・NTFSはFAT32より新しい
・NTFSはFAT32より多くの利点がある
と読み取れます。
つまり、NTFSはFATよりも素晴らしいのです!……とマイクロソフトさんは言っています。
私の意見では ありません。
マイクロソフトさんが、そう言っているのです。
話をWindowsの歴史に戻します。
Windows XPはWindows NT系として登場しました。
そして、その段階でWindows 9x系は歴史に幕を下ろしました。
この説明を書いている時点では、Windows XP以降に登場したWindowsは、すべてWindows NT系です。
そんな歴史の流れに従い、Windowsさんのファイル管理のやり方もNTFSが中心になりました。
諸々の事情を考慮して、昔のFATを使えるようになっていたりもしますけどね。
時代の流れとしては
FAT16
↓
FAT32
↓
NTFS
と変化しています。
将来的には、また違ったファイル管理のやり方が出てくると思いますけどね。
とりあえず、この説明を書いている時点のWindowsにおけるファイル管理のやり方はNTFSが主流です。
また、少し余談めいてしまいますが、ディスクをフォーマットするときにはFAT(FAT32)かNTFSを選べるようになっているはずです。
※「ディスクをフォーマットする」が難しければ「ファイルとかを入れておく箱(記憶媒体)を初期化して使える状態にする」と読み替えてください。
これは「この箱(記憶媒体)はFATな管理の仕方で使えるように準備すれば良いの?それともNTFSな管理の仕方で使えるように準備した方が良いの?」と聞いています。
一言でまとめるよ
まぁ「NT File System」って単語が出てきたら「NTFS
(Windows NT系で使われているファイル管理の仕組み)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「NT(エヌティー)」は今回は「Windows NT」の「NT」です。
「file(ファイル)」はカタカナで「ファイル」で分かりますかね。
「system(システム)」はカタカナで「システム」と解釈してください。
何となく くっつけると
Windows NTのファイルシステム
となります。






