Document Type Definition
スキーマ言語のひとつだよ
XMLファイルとかSGMLファイルの構造を表現するときに使うよ
「DTD」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Document Type Definition(読:ドキュメント・タイプ・デフィニション)とは
いわゆる「DTD」のこと。
用語の中身としては
「このXMLファイル(とかSGMLファイルとか)は、こんな構造になっていますよ」を書いておくファイルを書くときの書き方ルールのひとつ
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「DTD」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
DTDの正式名称(?)が「Document Type Definition」です。
「Document Type Definition」の頭文字を取ったのが「DTD」ね。
※「Document Type Definition」を何となく日本語にすると「文書の種類の定義」となります。[詳細]
以上が「DTD」の意味を知っている人向けの説明です。
「DTDって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として
・マークアップ言語
・XML
・XMLファイル
・スキーマ言語
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
マークアップ言語は「目印で囲む(マークをつける)ことで構造を表現する書き方ルール」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が、とある文書ファイルに
ピヨ太君は、とってもお腹が空いています。
と書いたとします。
ピヨ太君は、すごいお腹が空いているのです。
「とっても」の部分を強調したいです。
ピヨ太君が文章を書いた文書ファイルには「<strong>」と「</strong>」で囲った部分は強調扱いになる、というルールが ありました。
そこで、ピヨ太君は文書ファイルの中身を
ピヨ太君は、<strong>とっても</strong>お腹が空いています。
と書き換えました。
これでピヨ太君のお腹の空きっぷりが強調されましたね。
ピヨ太君は満足です。
ここで、この文書ファイルの書き方に注目してください。
目印を付けることで「ここは強調だよ」と文書構造を表現しました。
このような
目印で囲む(マークをつける)ことで構造を表現する書き方ルール
がマークアップ言語です。
今回の例であれば「ピヨ太君が文章を書いた文書ファイルはマークアップ言語で書かれている」と言えます。
XMLは「マークアップ言語のひとつでHTMLの親戚みたいなもの」です。
よく分からなければ「文章に対する目印の付け方ルール(のひとつ)」くらいに解釈してください。
この「XML」というルールに沿って作られた文書ファイルを、一般的には「XMLファイル」と呼びます。
XMLファイルはテキストファイル(中身が文字だけのファイル)です。
拡張子は「.xml」にする場合が多いですが、違うこともあります。
XMLファイルの中身は、例えば以下のようになっています。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<staff>
<member>
<name>ピヨ太</name>
<position>社長</position>
<age>40代のおっさん</age>
</member>
<member>
<name>ピヨ子</name>
<position>営業部長</position>
<age>永遠の美少女</age>
</member>
</staff>
例として、この中の
<name>ピヨ太</name>
に注目してください。
ピヨ太
という文字が
<name> ~ </name>
という目印で囲まれていますよね。
このように文字を目印で囲むことによって
「ピヨ太」ってのは「name(名前)」だよ
というのを表現しています。
XMLは、構造を自由に定義できるのが魅力であり長所です。
ただし、その構造が明確になっていないと使いづらくて仕方ありません。
そこで、実際のXMLファイルとは別に、XMLファイルの中身の構造を示したファイルを用意することがあります。
例えば
・「<staff>」と「</staff>」の間に「member」要素が入るよ
・「<member>」と「</member>」の間に「name」「position」「age」の要素が入るよ
・「<name>」と「</name>」の間に、社員の名前を書くよ
・「<position>」と「</position>」の間に、社員の役職を書くよ
・「<age>」と「</age>」の間に、社員の年齢を書くよ
のような内容が書いてあるファイルを用意するのです。
※書いてある内容は、あくまでイメージです。実際の書き方とは異なります。
このXMLファイルの中身の構造を表現するときに使う書き方ルールを「スキーマ言語」と言います。
スキーマ言語は
ファイルの書き方ルール
であり
XMLファイルとかの構造を定義するときに使うもの
です。
以上を踏まえて、本題に入ります。
実は世の中にあるスキーマ言語は一種類では ありません。
いろいろ あります。
XMLファイルの中身の構造を示すときの書き方が、いろいろあるわけです。
その、いくつかあるスキーマ言語のひとつが「Document Type Definition」です。
上でも書きましたが、一般的には「DTD」と表現されます。
※本ページでも以降は「DTD」と表現します。
DTDはXMLファイルやXMLファイルのご先祖様であるSGMLファイルの構造を示すときに使う書き方ルールです。
XMLファイルやSGMLファイルの構造を示すときは、スキーマ言語のひとつである「DTD」という書き方ルールに沿ったファイルを用意する(こともある)
と言えます。
一言でまとめるよ
まぁ「Document Type Definition」って単語が出てきたら「DTD
(スキーマ言語のひとつ)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「document(ドキュメント)」の意味は「文書」とか「書類」とか「資料」とかです。
「type(タイプ)」の意味は「型」とか「種類」とか「様式」とかです。
「definition(デフィニション)」の意味は「定義」とか「解像度」とかです。
何となく くっつけると
文書の種類の定義
となります。






