「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Time Assessment Authority

pointこの用語のポイント

point正確な時刻を教える人だよ

point証明書を発行する人に教えるよ

pointタイムスタンプの話で出てくるよ

point日本では「時刻配信局」や「TAA」と表現されるのが一般的だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Time Assessment Authority(読:タイム・アセスメント・オーソリティ)とは

いわゆる「時刻配信局(TAA)」のこと。
用語の中身としては

「そのファイルは、その時間に、その内容で存在しましたよ!」な証明書(タイムスタンプ)を発行する仕組みにおける登場人物のひとり
であり

「タイムスタンプを発行する役割の人に正確な時刻を教えるのが仕事の人」を指す用語
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
時刻配信局」や「TAA」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
時刻配信局の英語表現が「Time Assessment Authority」です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)

時刻配信局を「TAA」と表現することがあります。
この「TAA」が「Time Assessment Authority」の省略表現なのです。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)2

※「Time Assessment Authority」を何となく日本語にすると「時間を評価する権威」となります。[詳細]

以上が「時刻配信局(TAA)」の意味を知っている人向けの説明です。

「時刻配信局(TAA)って何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩3

それでは、いってみましょう。
流れとしては「タイムスタンプ」の意味とタイムスタンプの仕組みを説明していきます。
タイムスタンプの仕組みを説明する過程で「Time Assessment Authority」を説明します。

まず、タイムスタンプは「そのファイルは、その時間に、その内容で確かに存在しましたよ!」な証明書です。
例えば、1年前にピヨ太君に発行されたタイムスタンプを見れば、1年前の時点でピヨ太君がピヨ太君だったかが分かります。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)3

例えば、そうですね。
2023年1月1日時点のピヨ太君がピヨ太君だったと証明するタイムスタンプをピヨ太君にくっつけるとします。

まずピヨ太君は、自分の特徴を書いた紙を用意します。
例えば

1.大学坊を、かぶっている
2.眠そう
3.黄色い


などですね。
それを見ればピヨ太君だと分かる内容です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)4

ピヨ太君の特徴を書いた紙のように「それを見れば確かにそいつだと分かる内容」を専門用語で「ハッシュ値」と言います。
「ハッシュ値」という用語自体の意味は違いますけどね。
ファイルの内容をもとにして作ったデータ(ハッシュ値)を「そのファイルは変更されていませんよ!」を確認するときのネタ元として使うのです。
だから「それを見れば確かにそいつだと分かる内容」を指して「ハッシュ値」と呼びます。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)5

次にピヨ太君は、自分の特徴を書いた紙をピヨ太ママに送ります。
ピヨ太ママは「こいつは確かにピヨ太よ!」と保証してくれる人(?)です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)6

ピヨ太ママのように「内容を保証してくれる人」は専門用語で「時刻認証局(TSA)」と言います。
もう少し大雑把に言えば「タイムスタンプを作る人」です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)7

次はピヨ太ママの出番です。
ピヨ太君の特徴を書いた紙を受け取ったピヨ太ママは、時報サービスに電話して「今は何時ですか~?」を確認します。
より正確な時間を知るためです。
時報サービスからは「2023年1月1日16時12分15秒ですよ~」という返事がきました。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)8

はい!ここです!
ここで登場した時報サービスのような

タイムスタンプの仕組みで出てくる「ファイルの内容を保証してくれる人に正確な時刻を教えるのが仕事の人」

が「Time Assessment Authority」です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)9

上でも書きましたが、一般的には「時刻配信局」や「TAA」と表現されます。
※本ページでも以降は「時刻配信局(TAA)」と表現します。

これで「時刻配信局(TAA)って何よ?」の説明は終わりですが、せっかくなので最後まで見ておきましょう。

時報サービスから正確な時刻を教えてもらったことによって、ピヨ太ママの元に

1.それを見れば確かにそいつだと分かる内容
2.正確な現在時刻


が揃いました。

ピヨ太ママは、この2つを合体させます。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)10

「それを見れば確かにそいつだと分かる内容」と「正確な現在時刻」を合体したものは専門用語で「タイムスタンプトークン」と言います。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)11

このタイムスタンプトークンが「2023年1月1日時点のピヨ太君がピヨ太君だったと証明するタイムスタンプ」に相当します。
証明書です。

ピヨ太ママは「それを見れば確かにそいつだと分かる内容」と「正確な現在時刻」を合体したもの(タイムスタンプトークン)をピヨ太君に送り返します。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)12

これがタイムスタンプを発行するときの大雑把な流れです。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)13

上でも書きましたが、このタイムスタンプを発行する流れにおける「タイムスタンプを発行する人に正確な時刻を教えるのが仕事の人」が時刻配信局(TAA)です。

Time Assessment Authority(タイム・アセスメント・オーソリティ)14

なお、時刻配信局(TAA)は「時刻配信業務認定事業者」などと表現される場合も あります。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Time Assessment Authority」って単語が出てきたら「時刻配信局(タイムスタンプを発行する人に正確な時刻を教える人)のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像012
書籍画像078

おまけ

■訳してみるよ

「time(タイム)」の意味は「時間」とかです。
「assessment(アセスメント)」の意味は「評価」とか「査定」とかです。
「authority(オーソリティ)」の意味は「権威」とか「権力」とかです。
何となく くっつけると

時間を評価する権威

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】
おい点P、動くんじゃねえ!──ニガテ民のための算数と数学の本
サイバー忍者入門 忍者・スパイ・軍隊・ハッカーに学ぶ フルスタック・ハッキング