無停止型サーバ
サーバだよ
(ほぼ?)すべての部品が二重化されているよ
トラブルがあっても止まらない(止まりにくい)よ
簡単に書くよ
無停止型サーバ(読:ムテイシガタサーバ 英:fault tolerant server)とは
部品の故障とかがあっても止まらないように、すべての部品が二重化されていたり、部品が故障していないか監視していたり、あれやこれやの工夫がされているサーバ
(サービスを提供するコンピュータ)のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「サーバ」と「二重化」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
「○○サーバ」と出てきたら「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてみてください。
よく分からない人は、単に「コンピュータ」と読み替えてしまっても かまいません。
それでも雰囲気は感じ取れるはずです。
……という説明でいつもは終わるのですが、今回はもう少し深掘りします。
実は、ですね。
サーバには
1.「役割」としてのサーバ
2.「機器」としてのサーバ
の2種類があるのです。
まず、サービスを提供するコンピュータは、すべて「サーバ」と呼べます。
そのコンピュータが普通のパソコンでも、です。
サービスを提供する役割のコンピュータは、すべてサーバなのです。
ただし、ですね。
サーバさんの仕事は普通のパソコンさんより過酷です。
いつ「そのサービスを使いたいよ~」という人が出てくるか分かりません。
常に待機しておく必要があります。
基本的には休みなしです。
また、2人以上の相手から同時に「そのサービスを使いたいよ~」と言われる場合も あります。
たくさんの仕事を一度にやっても力尽きないようにしておく必要があるでしょう。
サーバとしての責任を果たすためには良い性能が求められるのです。
いわば、コンピュータ界のエリートである必要があります。
ということで、メーカーさんはエリートコンピュータも作って売っています。
普通にインターネットを見たり、Excelを使ったりする分には必要ないくらい、性能の良いコンピュータです。
このようなエリートコンピュータ、
サーバ用途で使うために作られた性能の良いコンピュータ
も「サーバ」と呼ばれています。
実際には「サーバ(として使うために作られたコンピュータ)」ですね。
早口言葉みたいですが
サーバとして使うためのコンピュータがサーバ
です。
補足すると
(役割としての)サーバとして使うためのコンピュータが(機器としての)サーバ
に なります。
その上で、このページの説明で出てくる「サーバ」は
2.「機器」としてのサーバ
です。
サーバとして使うために作られたコンピュータのことです。
二重化は「万が一のときに備えて、同じものをもう1個用意しておくこと」です。
同じ物を2つ用意しておけば、壊れても安心ですよね。
予備に切り替えれば何とかなりますから。
二重化は、ぶっ壊れたときの備えです。
以上を踏まえて
何か問題が起きても止まらないための工夫があれやこれやとされているサーバ
が「無停止型サーバ」です。
「フォールトトレラントサーバ」や「FTサーバ」などと呼ばれる場合も あります。
例えば、無停止型サーバは(ほぼ?)すべての部品が二重化されています。
1台のサーバの中に2つの同じサーバが入っていて常に同じ動きをしているイメージです。
そのお陰で、もし(片方の)部品が壊れてもサーバ自体は止まりません。
もう一方が頑張ってくれるからです。
部品が壊れていないか監視してくれるやつがサーバの中にいる場合も あります。
こいつは部品が壊れると管理者とかに連絡してくれます。
そのお陰で、部品が壊れてもすぐに気付いて交換できます。
私も詳しいことは知りませんが、他にも、あれやこれやの工夫がされているはずです。
そこら辺の「あれやこれや」については、他のところで情報を補完してください。
なお、実際には「止まらない」ではなく「止まりにくい」です。
二重化した部品の両方が同時に壊れれば止まるでしょうし、隕石でも直撃すれば(物理的に木っ端微塵になるので)間違いなく止まります。
とはいえ、可能性としては大きくありませんからね。
「めっちゃ可能性が低いから『止まらない!』って言っても良いよね?」なのです。
一言でまとめるよ
まぁ「無停止型サーバ」って単語が出てきたら「部品の故障とかで止まらないように工夫されているコンピュータなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「無停止型」は日本語ですね。
「server(サーバ)」の意味は「仕える人」とか「給仕人」とかです。
何となく くっつけると
無停止型の給仕人
となります。
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