異常系試験
きちんと動くかの確認作業だよ
予定外のことを起こして、きちんと対処されるか確認するよ
避難訓練みたいなものだよ
簡単に書くよ
異常系試験(読:イジョウケイシケン)とは
避難訓練みたいなもの。
もう少し具体的に書くと
その対象が想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
「こんなおかしな事態になったけど大丈夫だよね?何とか対処できるよね?」を確認する作業
が「異常系試験」です。
その対象にとっての避難訓練みたいなものです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨピヨ苺大福製造機を作りました。
ピヨピヨ苺大福製造機は、苺と大福を入れると苺大福に加工するのがお仕事の機械です。
もう一度言います。
ピヨピヨ苺大福製造機は「苺」と「大福」を入れると「苺大福」に加工するのがお仕事の機械です。
それでは、ピヨピヨ苺大福製造機に「苺」と「ケーキ」を入れたら、どうなるでしょう?
苺大福もどきになって出てくるのでしょうか。
それとも、苺ショートになっちゃったりするのでしょうか。
あるいは、機械が爆発してしまいますかね。
機械が爆発するのは、さすがにマズいです。
大丈夫だよね?
無茶振りされても、それなりに対処してくれるよね?
心配なら確認すれば良いのです。
実際に、ピヨピヨ苺大福製造機に「苺」と「ケーキ」を入れてみましょう。
このような
そいつが順調にお仕事をしている分には遭遇しないであろう状況を発生させ、問題なく対処できるか確認する作業
が異常系試験です。
注意点として、軽い感じで「遭遇しないであろう状況を発生させ」と言いましたが、すべてを網羅しようとするとキリがありません。
「隕石が降ってきたら?」とか試験項目に入れたら、上司から烈火の如く怒られるか、逆に完全スルーされるのがオチでしょう。
異常系試験の確認項目を作るときは「起こり得るけど想定外」な状況を頑張って想定し「個別ケースをある程度一般化して網羅する範囲を広くする」ことが重要になってきます。
例えば、ピヨピヨ苺大福の場合であれば
1.ピヨピヨ苺大福製造機にケーキを入れたらどうなるか?
2.ピヨピヨ苺大福製造機にミカンを入れたらどうなるか?
3.ピヨピヨ苺大福製造機に食べられないものを入れたらどうなるか?
ではなく
1.ピヨピヨ苺大福製造機に苺と大福以外を入れたらどうなるか?
と、まとめたりですね。
もちろん、これは一例です。
「うーん。食べられる物を入れたときと食べられない物を入れたときじゃ、違う動きをするんじゃないかな?」と感じたら
1.ピヨピヨ苺大福製造機に苺と大福以外の食べられるものを入れたらどうなるか?
2.ピヨピヨ苺大福製造機に食べられないものを入れたらどうなるか?
と分けて確認するべきでしょう。
何をどれだけ試験するかの判断は、経験に依るところも多分にあります。
どんな試験をどこまでやれば良いか想像がつかない人は、過去のお仕事の資料を確認したり、先輩なり上司に相談してください。
異常系試験というのは縁の下の力持ちです。
普段は日の目を見ることがありません。
ですが、異常系試験の手を抜くと、いざという時に大ピンチになったり、脆弱性(放っておくとヤバいところ)として悪い人たちに利用されたりします。
予算を確保しにくい部分ではありますが、出来る限りしっかり試験してあげてください。
ちなみに、異常系試験があるのですから「正常系試験」もあります。
正常系試験は
予定しているお仕事を予定通りにこなせるか確認する作業
です。
ピヨピヨ苺大福製造機であれば、苺と大福を入れると本当に苺大福が出てくるか確認したりですね。
優先順位的には正常系試験の方が異常系試験よりも高いですが、世の中に送り出す前には必ず両方やります。
気が向いたら、セットで覚えてあげてください。
異常系試験:予定外のことが起こったときに良い感じに対処されるか試験
正常系試験:予定しているお仕事をバッチリできるか試験
です。
一言でまとめるよ
まぁ「異常系試験」って単語が出てきたら「想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業なんだな~」と お考えください。
おまけ
■検索してみる?






