「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

冗長化

pointこの用語のポイント

point多めに用意しておくよ

pointもしものときのための備えだよ

point安心感が増すけど、コストも増えるよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

冗長化(読:ジョウチョウカ)とは

影武者を用意しておくこと。
もう少し具体的に書くと

「備えあれば憂いなしだよね?」な方針のもとに、壊れたりおかしくなったりしたときに備えて、ちょっと多めに用意しておくこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

サクっと一言で説明すると

万が一のときに備えて、同じものを用意しておく

のが「冗長化」です。
トイレットペーパーを買い溜めしておいたり、同じ本を保存用・観賞用・布教用で3冊買ったりするのと同じようなものです。

冗長化

冗長化の一環でよくやるのは「二重化」とかですかね。
二重化は「片方が壊れても良いように同じ物を2つ用意しておく作戦」です。

例えば、そうですね。

ここに、ピヨピヨコンピュータが ありました。

冗長化2

ピヨピヨコンピュータは絶対に止まってはいけないコンピュータです。
もしも止まったら、ピヨ子さんにメッチャ怒られます。

冗長化3

とはいえ、機械なんて、いつ壊れるか分かりません。
現実問題、止まることはあるでしょう。

冗長化4

そこでピヨ太君は、ピヨピヨコンピュータと中身が同じ影武者コンピュータを用意しました。

冗長化5

これで、ちょっと安心できます。
もしもピヨピヨコンピュータが壊れたら、サッと影武者コンピュータに交換することで「壊れてないっすよ~。止まってないっす; ̄3)~♪」とシラを切れますからね。

冗長化6

めでたし、めでたし。

この例のように、おかしなことになっても支障がないように予備を用意しておくのが冗長化です。

今回の例では、予備が1台登場して全部で2台でした。
このような状態を「二重化」と言ったりします。

冗長化7

これが、予備が2台で全部で3台になると「二重化」とは呼びません。
強いて言えば「三重化」でしょう。

冗長化8

二重化も三重化も、もしものときに備えて多めに用意されています。
よって、二重化も三重化も冗長化です。

冗長化9

また、一口に「冗長化」と言っても、いろいろなやり方があります。

例えば、システム構成の話であれば

デュアルシステム:予備も同じ仕事をしている
デュプレックスシステム:予備は待機している


などがあります。

さらに、同じデュプレックスシステムでも、予備の待機状態によって

1.ホットスタンバイ:すぐ予備に切り替えられる状態で予備が待機
2.ウォームスタンバイ:ちょっと準備すれば予備に切り替えられる状態で予備が待機
3.コールドスタンバイ:予備に切り替える準備をしていない状態で予備が置いてある


と分類されたりします。

さらに、予備への切り替え方によって

フェイルオーバー:予備に自動切り替え
スイッチオーバー:予備に手動切り替え


と分類されたりもします。

あとは、ハードディスクの話で出てくる「ミラーリング」なんていう用語もありますが、これも冗長化の一環と呼べるでしょう。

他にもデータベースの冗長化だったり、あれこやこれやとありますが、長くなるので、これくらいにしておきます。

冗長化のメリットは

安心できる

ことです。

トイレットペーパーを買い溜めしておけば、何となく安心できますよね。
それと同じです。

一方のデメリットは

コストがかかる

ことです。

トイレットペーパーを本当は1ロールで足りるのに2ロール買ったら、その分、お金がかかります。
置き場所も必要です。
使う必要に迫られない限りは、微妙に邪魔ですよね。
それと同じです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「冗長化」って単語が出てきたら「もしものときに備えて影武者を用意しておくんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像033
書籍画像052


書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】
実践サイバーセキュリティ入門講座 現場に残された痕跡からハッカーの攻撃を暴け
サイバー忍者入門 忍者・スパイ・軍隊・ハッカーに学ぶ フルスタック・ハッキング