Ingress LER
MPLSに対応したルータだよ
MPLS網の入口となるルータだよ
ラベルを貼りつけるよ
「Ingress Label Edge Router」の略だよ
簡単に書くよ
Ingress LER(読:イングレス・エルイーアール)とは
MPLS
(IPアドレスの代わりにラベルを使うやり方)の仕組みで出てくるルータ
(ネットワークを中継する機械)(LSR)のひとつ
であり
最初にラベルを貼りつけるルータのこと
です。
小難しい言い方をすると
MPLS網において、入口となるLSRのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・MPLS
・ルータ
・LSR
・LER(Label Edge Router)
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
MPLSは「パケット(通信用に細切れにされたデータ)にラベルを貼りつけて、そのラベルを見ることでパケットの受け渡し先を判断する仕組み」です。
説明がクソ長くなるので、詳しくは触れません。
詳細は、用語「MPLS」の説明を ご覧ください。
ルータは「ネットワーク中のデータ(の中にあるIPアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器」です。
ネットワークにおける交通整理員みたいなものだとお考えください。
LSRは「MPLSに対応したルータ」です。
LSRさんの主な仕事は
1.ラベルを貼る
2.ラベルを見て行く先を指示する
3.ラベルを剥がす
の3つです。
最初のLSRさんでラベルを貼ります。
2つ目以降のLSRさんでラベルを見て行き先を指示します。
このとき、実際にはラベルの貼りかえも行っています。
最後のLSRさんでラベルを剥がします。
これがMPLSの大雑把な流れで、LSRさんのお仕事です。
LSRの中でも、特に、ラベルを貼るLSRとラベルを剥がすLSRは「LER(Label Edge Router)」と呼ばれています。
以上を踏まえて
LERのうち、ラベルを貼るのがお仕事のLER
が「Ingress LER」です。
「Ingress Label Edge Router(イングレス・ラベル・エッジ・ルータ)」の略で「Ingress LER」ね。
※「Ingress Label Edge Router」を何となく日本語にすると「入り口な荷札端ルータ」となります。[詳細]
Ingress LERさんはラベルでやり取りするときの最初のルータです。
そのため
MPLS網(ラベルでやり取りしますよネットワーク)の入口
と言えます。
あと、ついでなので書いておくと、ラベルを剥がす方のLER(最後のLER、出口となるLER)は「Egress LER」と言います。
Ingress LERとEgress LERの関係は入口と出口です
通信の向きが逆になればIngress LERとEgress LERも逆になります。
余裕があれば併せて覚えてあげてください。
Ingress LER:最初のLER、入口となるLER
Egress LER:最後のLER、出口となるLER
です。
一言でまとめるよ
まぁ「Ingress LER」って単語が出てきたら「ラベルを貼るのがお仕事のLSR
(MPLS対応ルータ)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「ingress(イングレス)」の意味は「進入」とか「入り口」とかです。
「LER」は「Label Edge Router(ラベル・エッジ・ルータ)」の略です。
「label(ラベル)」の意味は「名札」とか「荷札」とか「付箋」とかです。
「edge(エッジ)」の意味は「縁(フチ)」とか「端」とか「刃」とかです。
「router(ルータ)」は「route(ルート)」+「er」です。
「route(ルート)」の意味は「道」とか「道筋」とか「経路」とかです。
「route」+「er」で「道案内をするやつ」的な意味になります。
何となく くっつけると
入り口となる荷札端の道案内をするやつ
となります。






