openfiles【コマンド】
コマンドだよ
Windowsで使えるよ
使用中の共有ファイルの情報を表示するよ
コマンドプロンプトを管理者権限で起動してね
簡単に書くよ
openfiles【コマンド】とは
コンピュータさんに対する命令文(コマンド)のひとつ
であり
現在、開かれている共有ファイルを表示・切断するときに使うコマンド
です。
詳しく書くよ
※このページを携帯電話やスマホで見ると、横幅の関係上、実行例が見にくいと思います。可能であれば、パソコンさんから見てあげてください。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「共有」と「共有ファイル」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
共有は「一緒に使おうね~」です。
共有ファイルは「ネットワーク経由で他のコンピュータから使えるように設定したファイル」です。
以上を踏まえて
他のコンピュータから使われている共有ファイルを確認するときに使うコマンド
が「openfiles」コマンドです。
「openfiles」コマンドはWindows系で使えます。
「openfiles」コマンドを使うには、コマンドプロンプト(コンピュータに詳しい人が使う黒い画面)を管理者権限で起動している必要があります。
ご注意ください。
「openfiles」コマンドの書き方は
openfiles /Query [オプション]
もしくは
openfiles /Disconnect [オプション]
もしくは
openfiles /Local [オプション]
です。
順番に見ていきましょう。
openfiles /Query [オプション]
は、使用中の共有ファイルを表示するときに使います。
「/Query」に続けて指定できるオプションは以下の通りです。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /S 【コンピュータ名】 | 対象のコンピュータを指定する |
| /U 【ユーザ名】 | 「/S」オプションと併用して、対象のコンピュータにログインするためのユーザ名を指定する |
| /P 【パスワード】 | 「/S」「/U」オプションと併用して、対象のコンピュータにログインするためのパスワードを指定する |
| /FO 【出力形式】 | 結果の出力形式を指定する。「TABLE」「LIST」「CSV」の中から指定可能 |
| /NH | 結果の出力に項目名を含めない。「/FO TABLE」「/FO CSV」オプションと併用可能 |
| /V | 詳細情報を表示する |
| /? | ヘルプを表示する |
オプションを付けないで
openfiles /Query
を実行すると、今使っているパソコンさんで使用中の共有ファイルが表示されます。
私の環境では以下の内容が表示されました。
ローカルの共有ポイントをとおしてリモートで開いているファイル:
---------------------------------------------
ID アクセス 種類 開いているファイル (パス\実行可能フ
======== ==================== ========== ====================================
7 piyota Windows C:\test\
83 piyota Windows C:\test\
92 piyota Windows C:\test\
これは表形式で表示されています。
つまり
openfiles /Query /FO TABLE
を実行した場合と同じ結果です。
ここで「/FO TABLE」の部分を「/FO LIST」に変えると、結果がリスト形式で出力されるようになります。
私の環境で
openfiles /Query /FO LIST
を実行したところ、以下の内容が出力されました。
ローカルの共有ポイントをとおしてリモートで開いているファイル:
---------------------------------------------
ID: 7
アクセス: piyota
種類: Windows
開いているファイル (パス\実行可能ファイル): C:\test\
ID: 83
アクセス: piyota
種類: Windows
開いているファイル (パス\実行可能ファイル): C:\test\
ID: 92
アクセス: piyota
種類: Windows
開いているファイル (パス\実行可能ファイル): C:\test\
ID、アクセス、種類、開いているファイル (パス\実行可能ファイル)を1つの塊として、一覧形式で表示されていますね。
ついでなのでCSV形式(カンマ区切り)でも出力してみましょう。
openfiles /Query /FO CSV
を実行すると、結果がCSV形式で出力されます。
私の環境では以下の内容が出力されました。
ローカルの共有ポイントをとおしてリモートで開いているファイル:
---------------------------------------------
"ID","アクセス","種類","開いているファイル (パス\実行可能ファイル)"
"7","piyota","Windows","C:\test\"
"83","piyota","Windows","C:\test\"
"92","piyota","Windows","C:\test\"
各項目はダブルクォーテーションで囲まれ、カンマで区切られて出力されています。
ちなみに「/FO TABLE」か「/FO CSV」を指定しているときに「/NH」を指定すると、項目名が表示されなくなります。
例えば
openfiles /Query /FO CSV /NH
を実行すると、私の環境では以下の内容が表示されました。
ローカルの共有ポイントをとおしてリモートで開いているファイル:
---------------------------------------------
"7","piyota","Windows","C:\test\"
"83","piyota","Windows","C:\test\"
"92","piyota","Windows","C:\test\"
項目名が表示されなくなりましたね。
これが「/FO」「/NH」オプションを指定したときの動きです。
「/S」「/U」「/P」オプションは、リモートアクセスする対象のコンピュータを指定するときに使います。
例えば
openfiles /Query /S \\PIYOPIYO-PC
を実行すると、コンピュータ名が「PIYOPIYO-PC」であるパソコンさんで使用中の共有ファイルが表示されます。
ログインが必要な場合は、さらに「/U」「/P」オプションを指定して
openfiles /Query /S \\PIYOPIYO-PC /U user1 /P password1
のような形で実行します。
これが「/S」「/U」「/P」オプションの使い方です。
最後に「/V」オプションです。
「/V」オプションを指定すると、詳細情報を表示してくれます。
例えば
openfiles /Query /V
を実行すると、私の環境では以下の内容が表示されました。
ローカルの共有ポイントをとおしてリモートで開いているファイル:
---------------------------------------------
ホスト名 ID アクセス 種類 ロック数 オープン モード 開いているファイル (パス\実行可能ファイル)
=============== ======== ==================== ========== ========== =============== ================================================================================
PIYOTA-PC 7 piyota Windows 0 Read C:\test\
PIYOTA-PC 83 piyota Windows 0 Read C:\test\
PIYOTA-PC 92 piyota Windows 0 アクセスがあり C:\test\
見にくいですが、我慢してください。
いくつかの項目が追加で表示されています。
これが「openfiles /Query」の使い方です。
次に「openfiles /Disconnect」について説明します。
openfiles /Disconnect [オプション]
は、使用中の共有ファイルを「はい!使うの終わりね!」と切断するときに使います。
「/Disconnect」に続けて指定できるオプションは以下の通りです。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /S 【コンピュータ名】 | 対象のコンピュータを指定する |
| /U 【ユーザ名】 | 「/S」オプションと併用して、対象のコンピュータにログインするためのユーザ名を指定する |
| /P 【パスワード】 | 「/S」「/U」オプションと併用して、対象のコンピュータにログインするためのパスワードを指定する |
| /ID 【ID】 | 項目「ID」が【ID】のファイルを切断する |
| /A 【アクセス】 | 項目「アクセス」が【アクセス】のファイルを切断する |
| /O 【オープンモード】 | 項目「オープンモード」が【オープンモード】のファイルを切断する |
| /OP 【開いているファイル】 | 項目「開いているファイル」が【開いているファイル】のファイルを切断する |
| /? | ヘルプを表示する |
基本的には、対象の項目と該当する値を指定して切断します。
例えば
openfiles /Disconnect /ID 7
を実行すると、項目「ID」が「7」のファイルが切断されます。
openfiles /Disconnect /A piyota
であれば、項目「アクセス」が「piyota」のファイルが切断されます。
他の項目も同様です。
これが「openfiles /Disconnect」の使い方です。
最後に「openfiles /Local」について説明します。
openfiles /Local [オプション]
は、ローカルで開いているファイルの表示/非表示を切り替えるときに使います。
「ローカルで開いているファイル」がよく分からない人は「自分のパソコンで開いている」と読み替えてください。
あなた自身が開いていたり、あなたのパソコンで動いているプログラムがこっそり開いているファイルです。
「/Local」に続けて指定できるオプションは以下の通りです。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| ON | ローカルで開いているファイルも表示する |
| OFF | ローカルで開いているファイルは表示しない |
| /? | ヘルプを表示する |
ON/OFFを指定しないで
openfiles /Local
を実行すると、現在の状態が確認できます。
私の環境では以下の内容が表示されました。
情報: システム グローバル フラグ 'maintain objects list' は、現在無効です。
これが「openfiles」コマンドの使い方です。
一言でまとめるよ
まぁ「openfiles」ってコマンドが出てきたら「使用中の共有ファイルを表示・切断するときに使うんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「open(オープン)」の意味は「開く」とか「開かれている」とか「始める」とかです。
「filess(ファイルズ)」は「file(ファイル)」+「s」です。
「file(ファイル)」はカタカナで「ファイル」で分かりますかね。
何となく くっつけると
開かれているファイル
となります。
■検索してみる?






