Wanna Cryptor
ランサムウェアだよ
SMBv1の欠陥を利用して感染するよ
簡単に書くよ
Wanna Cryptorとは
コンピュータに侵入したら、データを読めなくしたり機能を使えないようにして「解除してほしかったら、お金を払え!」と要求をしてくる悪いプログラム(ランサムウェア)のひとつ
であり
SMBv1と呼ばれるものの欠陥を利用して感染するタイプのランサムウェア
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・ファイル
・プリンタ
・共有
・SMB(サーバメッセージブロック)
・SMBv1
・ランサムウェア
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
ファイルは、コンピュータの世界における「書類」です。
とはいえ、普通に「ファイル」で分かりますよね?
プリンタは「印刷するときに使う機械」です。
共有は、ここでは「一緒に使おうね~」の意味になります。
SMBは「(主にWindowsのパソコンで)ファイルやプリンタを共有するときに使われる お約束事」です。
たまに「サーバメッセージブロック」とも呼ばれます。
「Server Message Block(サーバ・メッセージ・ブロック)」の頭文字を取って「SMB」です。
SMBv1は「SMBのバージョン1ですよ!」を意味する用語です。
「SMB」の次の「v」が「version(バージョン)」を意味しています。
ランサムウェアは「人質を取って身代金を要求してくるタイプのコンピュータウイルス(こだわり派な人は『マルウェア』と読み替えてください)」です。
例えば、データを勝手に暗号化して読めないようにしてしまいます。
例えば、コンピュータの一部の機能を使えないようにしてしまいます。
あるいは、そうですね。
ちょっとエッチな画像を画面いっぱいに表示して、消せないようにするとかもありでしょうか。
そんな嫌がらせをした後に「解除してほしかったら、お金をよこしな。ぐへへへへ」と恐喝をしてくるのです。
コンピュータの中身を人質に取って身代金を要求してきます。
くっ、卑怯なやつですね。
周りは完全に包囲されています。
逃げること、はできません。
ですが、逃げる必要もないのでしょう。
役目が終わったら煮るなり焼くなり好きにしろ!な覚悟があるはずです。
そんな
コンピュータ世界における立てこもり犯
がランサムウェアです。
以上を踏まえて、本題に入ります。
ランサムウェアは、いろいろ あります。
その「いろいろ」のひとつで
SMBv1の欠陥(脆弱性)を利用して感染するタイプのランサムウェア
が「Wanna Cryptor」です。
「WannaCry」などと表現される場合も あります。
Wanna Cryptorは、物としてはランサムェアです。
人質取ったどー!型コンピュータウイルスです。
感染するときにSMBv1の欠陥を利用するのが特徴でしょうかね。
あとの細かいことは他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「Wanna Cryptor」って単語が出てきたら「ランサムウェアなんだな~」と お考えください。






