demilitarized zone
ネットワークだよ
外部ネットワークからも内部ネットワークからも見られるよ
内部ネットワークを見られないようになっているから、乗っ取られても被害を抑えられるよ
「DMZ」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
demilitarized zone(読:デミリタライズド・ゾーン)とは
いわゆる「DMZ」のこと。
用語の中身としては
ネットワークの世界における、マンションの共用スペースみたいなもの
です。
もう少し具体的に書くと
危険がいっぱいなインターネットの世界(外部ネットワーク)と大事な情報がたくさんある自分のところのネットワーク(内部ネットワーク)の中間に置いて、外からも中からも覗けるようにしたネットワークのこと
です。
よく分からなければ
外部に公開するために隔離した内部ネットワーク
と考えても かまいません。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「DMZ」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
DMZの正式名称(?)が「demilitarized zone」です。
「demilitarized zone」を省略したのが「DMZ」ね。
※「demilitarized zone」を何となく日本語にすると「非武装な区域」となります。[詳細]
以上が「DMZ」の意味を知っている人向けの説明です。
「DMZって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
サクっと一言で説明すると
外部ネットワークからも内部ネットワークからも見られるけど、内部ネットワークを見られないようになっているネットワーク
が「demilitarized zone」です。
上でも書きましたが、一般的には「DMZ」と表現されます。
※本ページでも以降は「DMZ」と表現します。
例えば、そうですね。
まずはピヨピヨな例を見てみましょう。
ある日のことです。
ピヨ太君がピヨ子さんのマンションに遊びにきました。
ピヨ子さんはピヨ太君のことを結構気に入っています。
正直に言えば、嫌いでは ありません。
ですが、そこはピヨ子さんの乙女心です。
ピヨ太君を自分の部屋には入れたくありません。
そこでピヨ子さんは、ピヨ太君をマンションの共用スペースに案内しました。
お外とピヨ子部屋の中間、マンションの中にある訪問者向けスペースでお話をすることにしたのです。
共用スペースならピヨ子さんの部屋の惨状はピヨ太君には見えません。
ピヨ子さんのプライバシーは守られます。
また、一応はマンションの中です。
私物を広げても、そこまで怒られることはないでしょう。
めでたし、めでたし。
ネットワークの世界において、この
マンションの共用スペース
に相当する場所がDMZです。
外からも中からも見られるけど、中は見られないようになっている場所です。
次に、もう少しコンピュータっぽい例を見てみましょう。
ここに、インターネットの世界(外部ネットワーク)があります。
ピヨピヨカンパニーの社内ネットワーク(内部ネットワーク)もあります。
ある日のことです。
ピヨピヨカンパニー社長のピヨ太君は、自分のところのホームページを世界中に公開することにしました。
せっかくなので、ホームページを置くサーバ(サービスを提供するコンピュータ)も自分で用意するつもりです。
いわゆる「自社サーバ」というやつですね。
さて、このホームページを置いたサーバですが、社内ネットワークに置いて外部に公開したとしましょう。
そうすると、社内ネットワークにあるコンピュータに対して、世界中から「おらおらおらー!」といろんな人が覗きに来ることになります。
そんな「おらおらおらー!」な人たちの中に悪い人がいて、サーバを乗っ取られてしまいました。
本来、ホームページを置いて全世界の人に見てもらうのがお仕事だったサーバさんは、悪いやつの手先になってしまったのです。
この悪いやつの手先になったサーバさんは、社内ネットワークにつながっています。
ピヨピヨカンパニーのあれやこれやな情報を見ることが簡単にできてしまいます。
影響範囲は社内ネットワーク全体に及ぶでしょう。
そんな状況になったら怖いですよね。
そこで登場するのがDMZです。
DMZは、設定によってインターネットの世界から覗けるようになっています。
社内ネットワークからも覗けるようになっています。
DMZは、インターネットの世界と社内ネットワークのどちらからでも見られるネットワークです。
ただし、DMZから社内ネットワークを見られないようにしておきます。
その上で、DMZに先程のサーバを置きます。
そうすると、仮にサーバを乗っ取られたとしても、悪さができるのはDMZの中までです。
社内ネットワークの中まではやってこれないので、社内ネットワークの中にある情報の安全は守られます。
細かい部分は適当に端折りましたが、これがDMZの役割であり仕組みです。
DMZが内部ネットワークに含まれると解釈すれば「外部公開用に隔離された内部ネットワーク」と言えるでしょうね。
内部ネットワークから独立したネットワークとして存在させることで、DMZにあるコンピュータを乗っ取られてても内部ネットワークに被害が及ばないようにするのが狙いです。
セキュリティ意識の高い会社さんは、Webサーバ(ホームページを置くサーバ)やメールサーバのように「外から見えるようにしないと意味がないんだよね」な自社サーバは、DMZを用意して、そこに置いていますよ。
なお、外から見られるとか中を見られないとかの設定はファイアーウォールでやります。
細かい仕組みとかは、他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「demilitarized zone」って単語が出てきたら「DMZ
(外部ネットワークと内部ネットワークのつなぎ役的な立場のネットワーク)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「demilitarized(デミリタライズド)」の意味は「非武装」とかです。
「zone(ゾーン)」の意味は「地帯」とか「区域」とか「地域」とかです。
何となく くっつけると
非武装な区域
となります。






