「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

PoC

pointこの用語のポイント

point「本当にできるのかな?」とかを調べるよ

point実際に試してみて調べるよ

point新しいアイディアとかに対してやるよ

point「Proof of Concept」の略だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

PoC(読:ポック、ピーオーシー 英:proof of concept)とは

新しいアイディアとか理論とかやり方とかに対して「これって本当にできるのかな?」とか「これって本当に役に立つのかな?」とかを実際にお試しでやってみて調べること
です。


image piyo

詳しく書くよ

別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。

サクっと一言で説明すると

新しいアイディアとか理論とかに対して、実際に試してみて「本当にできるのかな?」とか「本当に役に立つのかな?」とかを調べること

が「PoC」です。

Proof of Concept(プルーフ・オブ・コンセプト)」の略で「PoC」ね。

PoC

※「Proof of Concept」を何となく日本語にすると「概念の証明」となります。[詳細]

日本語では「概念実証」などと表現されるのが一般的です。

PoC2

例えば、そうですね。

ピヨ太君はケーキ屋さんをやっています。

PoC3

あるとき、ピヨ太君は思いました。
「接客するのが面倒くさい」と。

PoC4

そこでピヨ太君は、接客用のロボットを作って、ピヨ太君の代わりに接客させることにしました。

PoC5

ただし、ロボットの接客が受け入れられるかは未知数です。
それが原因でお客さまが減ってしまっては困ります。

PoC6

ロボットの接客が受け入れられればピヨ太君は楽できます。
受け入れられなければ高いお金を出して作ったロボットが無駄になります。
う~ん、悩みますね。

PoC7

ピヨ太君は考えるのが面倒くさくなりました。
いくら考えても机上の空論です。
どうなるかは、やってみないと分かりません。

PoC8

そこでピヨ太君は、自分がロボットの振りをして接客してみることにしました。
これでお客さまが減らなければ、実際にロボットを作って、そいつに接客させることにします。
お客さまが減ったら、ロボットに接客させるのはキッパリ諦めるつもりです。

PoC9

結果として、ピヨ太君がロボットの振りをして接客しても、お客さまは減りませんでした。

PoC10

どうやら、お客さまは誰が接客するかは気にしていないようです。
ケーキが美味しければ、今まで通り買いにきてくれるでしょう。

これで安心ですね。
ピヨ太君は実際にロボットを作って、そいつに接客させました。

PoC11

これでピヨ太君は接客しなくて済みます。
ピヨ太君はケーキを売るのをロボットに任せ、お昼寝を始めました。

PoC12

めでたし、めでたし。

この話においてピヨ太君がやったのがPoCです。
「ロボットによる接客」という概念の有効性を「ピヨ太君自身がロボットの振りをして接客してみる」という形で試すことで実証しましたよね。

新しいアイディアとか理論とかは「本当にできるの?」とか「本当に役に立つの?」とかが分かりません。

それは、そうです。
やったことがないのですから分かるはずがありません。

そんな状態で、そのアイディアを肝に据えたビジネスを進めるのは危険です。
そのアイディアが実現不可能だったり実現はできるけど期待したような効果が得られなかったらビジネス全体がダメになってしまいます。

そこで先に、そのアイディア自体の有効性を調べちゃうのです。

その結果「おぉ、このアイディアは実際にやっても大丈夫そうだね」だったらビジネスを進めます。
「このアイディアを実際にやるのは大変そうだね……」だったら諦めます。

こっちの方がリスクは少ないですよね?

そんな感じで、今までやったことがないようなことをやるときに「そもそも(この話の肝になっている)これって実現可能なのかね?」とかを実際に試して調べるのがPoCです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「PoC」って単語が出てきたら「『これって本当にできるのかな?』とかを お試しでやってみて調べるんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像042
書籍画像065

おまけ

■訳してみるよ

「PoC(ポック、ピーオーシー)」は「Proof of Concept(プルーフ・オブ・コンセプト)」の略です。
「proof(プルーフ)」の意味は「証明」とか「証拠」とかです。
「of(オブ)」の意味は「~の」です。
「concept(コンセプト)」の意味は「概念」とか「構想」とかです。
何となく くっつけると

概念の証明

となります。


■違いの分かるピヨピヨ





書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】
実務で役立つ バックアップの教科書 基本の考え方からツール活用・差分管理・世代管理・データ保全・リストア・リカバリー・可用性の確保まで
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践